いきなりだが、ボクは転生者である。あ、転生者だからって別に特別な力があるわけじゃないよ。別に異世界にいるわけでもないし、炎出したり電気流したりするような超能力が普通にあるようなところでもないよ。前の時とほとんど変わらない世界だよ。普通の日本。違う点と言えば…ボクが元気に生活できてるぐらいかな。
彼女、冬島 未来(ふゆしま みく)の前世は、身体が弱く、病気になりやすく、病院で寝たきりの生活だった。自由に遊べず、友達もあまりできず、学校にだってそんなに行けることはなかった。家族とは幼い時に死別し、孤独だった。彼女が息を引き取るときも、周りにには誰もいなかった。
そんな彼女を可哀想だと思った神様が転生させてあげようと思い、願いを聞きに行った時、彼女はこう言った。
"元気に生活できる身体をください"と。
というわけで、現在彼女は元気に生活できている。学校にも普通に行くことができた。彼女自身、別にコミュ障だったわけでもないので友達もできた。自由に遊ぶこともできた。家族とも死別することはなく、仲良く暮らせてる。今世での人生は素晴らしいものだと、彼女は思った。
そんな彼女だが、現在進行形で将来について悩んでいた。高校2年生である彼女が悩んでいる理由としては小学校からの友達に、そういえば将来どうするか決まってる?、と聞かれた時に、"あ、進路どうしよう"と思ったからである。彼女のやりたいことは基本的に日常的なものだったため、将来、何になりたいだとかはあまり考えていなかった。夢はあったが、普通の生活をしたい、とかそういったものだったために、しっかり考える必要があったのである。ちなみにだがその友達は、彼女が将来について考えていなかったことになんとなく気づいており、彼女のことを考えた結果質問することにしたのである。
「将来かぁ…あんまり考えたことなかったなぁ…」
前は病院で寝たきりだったし仕方ないよね!でも…ほんとに将来なにしようかな…ん?なにこれ。
そんな時見つけたのはとある募集だった。
"2次プロダクション、Vtuber4期生募集"
「Vtuber…」
Vtuber。2DCGや3DCGで描画されたアバターを用いて動画投稿、生放送を行う配信者の総称。病院で生活してた時によく見ていたのを覚えている。コラボ動画とか見てるとなんだか楽しそうだなぁ、とか考えていた気がする。ちょっと憧れてたんだよね!なんか面白そうだなぁ……、そうだ!
「何事も挑戦だ!応募してみよう!あ、親の許可いるのかな?」
そう言って自室から出るのだった。
その後、許可を得て応募した。
書くのって難しい…、失踪するかも。あとアドバイスくれたら嬉しい。