喰種になっても俺はあの人を追い続ける   作:零之悪夢

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人物紹介
シャルロット・デュノア
原作同様であるが、一夏の言動や行動に不信感を覚えている。事情を話した時に聞こえた声が一夏の物ではなかったが確かに一夏の口から聞こえたことを不思議に思っている。


Fleeting rest

臨海学校

または臨海学舎(りんかいがくしゃ)臨界学習(りんかいがくしゅう)とは、小学校、中学校、高等学校、義務教育学校、中等教育学校、特別支援学校の小学部・中学部・高等部において夏に行われる学校行事で、海を身近に体験することを目的として、一般的には2泊3日から1週間程度の日程で、臨海部に宿舎を設定し、学校が海へ出かける形で実施される。また、普段の学校生活においては学べないことを子供たちが集団生活を通じて学ぶ意図もあり、夏の季語である。そんな行事が始まる前の休日に俺は話をするためにバイクである食堂を訪ねていた。

 

 「お邪魔します……」

 

 「お、来た。随分早かったな」

 

俺がこの食堂……五反田食堂を訪れた理由はこの、五反田弾と話をするためだ。

 

 「食ってくかー?」

 

 「業火大盛」

 

 「爺ちゃん、大盛宜しく」

 

此処の料理長、五反田厳という人物は中華鍋を両手で振れるほどの力を持ちながらマナーを間違えるとおたまを投げてくるすごい人である。しかし、ここのお勧めである業火野菜炒めは厳さんが作り出した料理で俺のお気に入りにだ。

 

 「悪い、荷物多くてな……よっと。多分この中にあるはずだ」

 

 「弾、持っていけ」

 

 「うい……俺が探しておくから食べててくれ」

 

手を合わせて食べ始める。甘辛いソースと野菜、それがご飯に合う。気づいたら食べ終わってしまった。

 

 「御馳走様でした……」

 

 「はやっ……お前、どんだけ腹減ってたんだよ」

 

そう言いながら食べ終わった皿を片付ける弾。前までは、こんな事しなかったが俺が色々したおかげでお墨付きをもらうまで成長した。

 

 「じゃあ、話の続きだな……この書類、偽造されてんだが偽造前の奴をどうにか引っ張って来た。これにお前の知りたい奴が乗ってるんじゃないかと思って呼んだんだが」

 

 「…………!ナイス。知りたい奴があった」

 

この書類によるとDEMでは、あの日にデータの整理をしていたらしい。其処に襲撃、データを盗んだと言う事らしい。

 

 「成程……イギリスかぁ。本社に行くとなると飛行機で行かないと」

 

 「そうなるな。まあ、俺も同行するが」

 

 「まあ、”俺の相方”だからな」

 

ふっ、と笑いながらこの後の予定を聞く。予定は無いと帰って来たのでこのまま行こう。

 

 「厳さん、こいつ借りていきます」

 

 「あいよ」

 

 「何処行くんだ?」

 

 「レゾナンス」

 

そうして二人でバイクに乗り、ショッピングモールレゾナンスに向かう。行く理由は暇だったからという理由と、ある物を取りに行くためだ。

 

 「お前のバイクはぇーよ。俺のコイツ、カスタムしてるけど……速度出ねぇしなぁ」

 

 「お前のVMAXは普通の奴だからな。俺みたいな最初からカスタムされてる奴じゃないとこの速度は出ない」

 

俺が持っているバイクは、最初からカスタムされている。だから、バカみたいな値段がしたりする。そんな話をしていると無事に目的地に着いた。

 

 「で、”アレ”を取りに来たんだな」

 

 「……ああ、ちょっと必要になってな。明日から臨海学校だから持っていきたかった。それと、ついでに花と線香も買いに来た」

 

 「……あ、忘れてた。事情は聴いてたけどさ、普通に気づいてなかった……俺も別の日に行くとするわ」

 

こいつはほとんど知っている。だが、深くは追及はしない。それを聞くと壊れる(・・・)を知っているからだ。

 

 「……いらっしゃいませー。ん?一夏じゃん」

 

 「お疲れ様です。董香さん、四方さんは?」

 

 「叔父さん?奥に居るから、呼んでくる」

 

近くにあるバーカウンターの椅子に座りながら待つ。この場所、:reは喫茶店であった「あんていく」を復活させたものになっている。小物やコーヒーなどほぼ同じである。

 

 「待たせたか?」

 

 「いえ、大丈夫です。”例のアレ”は直りました?」

 

 「流石に疲れたが……直ったぞ」

 

そうして小さな箱に入っているモノを確認する。ひび割れていた所は同じ素材で修復されている……周りにある宝石も磨かれて輝いている。

 

 「……これで大丈夫と。ありがとうございます、四方さん。面倒をおかけして」

 

 「別にいいさ。お前には”借り”がある」

 

そうして店を出て、必要な物を買う。そうして買い物をして休憩のためにすぐそばにあった喫茶店でコーヒーを飲んでいた。

 

 「……暑いな。去年はこんなんじゃなかった気がするが」

 

 「確かに……クーラー無かったら死ぬな」

 

クーラーの偉大さを改めて知りながらコーヒーを飲む。ああ、やっぱり落ち着く。

 

 「てめえら!!大人しくしろ!!」

 

 「ん?」

 

 「お?」

 

どうやらテロリストが喫茶店を占拠しに来たらしい。気にせずコーヒーを飲む。弾も同じようにしている。

 

 「お前らふざけてんのかぁ!?」

 

そうして銃を撃ってきた……が見え見えなので横に避ける。

 

 「はぁ!?」

 

 「……休憩中にそういったことをされると、さ。怒るよ?」

 

 「あー。ご愁傷様、怒らせたな」

 

そうして立ち上がり前に進む。数は十数人、少ない。

 

 「弾、半分宜しくー」

 

 「あーい」

 

そうして銃を乱射してくるが軽く避けながら拳を顔面に当てる。そして、援護に着た奴を捕まえて更なる援護に着た奴らに思いっきり投げつけた。

 

 「ごはっ……ぐぅ……」

 

 「あ、やりすぎた……」

 

 「一夏ー。終わったぞー」

 

骨は折れていたりしたかもしれないが……気にしないでおこう。

 

 「こっちも終わった。明け渡すか……」

 

 「そうだな……電話するか」

 

電話をしてこのテロリストを明け渡した。気づくと時刻は夕刻になっていた。

 

 「ありゃ、こんな時間か。帰るか」

 

 「そうだな……思ったよりも早かったな」

 

そうしてバイクに乗り、学園に戻る。学園に戻ると何かが噂されていた。

 

 「ねぇ知ってる?レゾナンスでテロリストを二人で制圧した男の人が居るんだって」

 

 「あ、知ってる。しかも素手でやったんでしょー」

 

気にしないでおこう……バレる。

 

 「あっ、見つけた。皆ー確保ー!!」

 

 「はっ!?え!?ちょっとー!」

 

鈴の声が聞こえたと思ったら目隠しをされて何処かへ連れていかれた。

 

 「なあ、何処に連れて行くんだ……?なあ、頼むって……」

 

その先に見えるのは拷問?尋問?それとも、凌辱?

 

 「俺を食べても美味しくないってー!」

 

五月蠅かったのか、首に手刀を喰らい意識を失った。

 

 「……ぁ……ぅぇ……」

 

起きると、ベットだった。しかも、自分の部屋の……どういうことだ?

 

 「あっ、起きた?ちょっと気絶させて運んだけど」

 

 「……なんだ、その恰好」

 

この場に居る、箒、セシリア、鈴、シャル、ラウラがバスタオルを体に巻いていた。そういえば、シャルと言えば女子だったなと思い返す。昨日クラスに言ってたな。

 

 「嫁に水着を見て欲しいのだ」

 

 「……水着?別にいいけど」

 

ラウラの嫁呼びも昨日定着していたと思い出す。それを教えた奴を少し怒りたい。

 

 「と、とりあえず見てくれ……」

 

そうして全員がバスタオルを取った……あ、刺激が強すぎる。鼻血が出てる気がするなあ……

 

 「……うん、とってもきれいだ。とっても……」

 

 「ちょっと!一夏!……」

 

 「まずいぞ!出血多量で死ぬ!」

 

ああ……眼福、眼福。きれいだったな……みんな。そう思いながら、意識を閉ざした。この後の行事である臨海学校の為の早めの休息としよう。




一夏について
女性に対して耐性がある部分と無い部分がある。言い寄られたり、身体を密着されたりなどは問題ないが、下着姿などを見るとオーバーヒートを起こし倒れる。
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