白式・災害
精霊という災害を起こす力を”記憶”を元に進化したIS。士道、士織または精霊の使っていた天使を自らの”記憶”を元に再現し扱う。雪片弐型は精霊の力を元に変化し、精霊大剣<精霊の記憶>となっている。
遅れてすいません……デアラ四期が来年に延期となりましたが、マテリアルと王プロを呼んで我慢します。
「ふぅ……終わり」
現在、夏休み中で家に帰っている。家に帰ったらとりあえず大掃除をすると決めているので、こうして掃除をしていた。心なしか……家事をするのが、楽に?なった気がした。
「…………ん?誰だろう」
家のインターフォンが鳴った。来るとしても、千冬姉か弾。弾は来る予定が無いはずだから……宅配便?
「はーい……」
「来ちゃった?」
「……何時から、ヤンデレ彼女みたいになったんだ……?」
金髪の美少女……シャルロットがそんなことを言いながら玄関に居た。
「まあ、なんだ。とりあえず入ってくれ……」
「お邪魔します……」
危ない、掃除しておいて良かった……こんな汚い場所を見せるわけにもいかない。あ、テーブルの書類を片付けていなかった。
「……一夏の家ってこんな感じ、なの?」
「すまない……こんなはずじゃないんだ。ちょっと調べ物をしてたから書類が……」
とりあえず纏める。ファイルと籠に入れておいて……片付けは終わり。
「ほい、お茶。ゆっくりしててくれ……」
「はーい……」
そわそわしているシャルロット。それを横目に冷蔵庫を確認する……まずい、今日の分の食材が無い。買いに行かないと駄目か。
「……またか?今度は誰なんだか」
玄関の扉を開けると……そこにはセシリアが。
「……嫌な予感がするな」
セシリアを家に入れると、その次にラウラが。最後に箒と鈴が一緒にこちらに来た……皆暇なのか?
「……大所帯。どうしてこうなった……」
「嫁、これは旨いな……もっとあるか?」
「煎餅のおかわり?あったかな……」
場所を思い出そうと考えていると、またインターフォンが。
「今度こそ、宅配便か?」
何となく人な気がしながら、扉を開ける。
「よっ……差し入れを持ってきた」
「うん。思った通り」
弾が差し入れを持って家に訪問しに来た……これで何人目だっけ?
「おお……人、多いな」
「夏休みだから……俺の所に来たらしい。何がしたいんだか……」
がやがやと騒ぎながら話している五人。さて、何をしようか。
「……一夏、買い物に行くんじゃなかったか?」
「何故、知ってる?」
「何となく、直感?お前といる時間が長いから分かって来た」
ちょっと怖い。彼女らに気づかれる前に買い物に行こう。どうせ数分で終わる。
「……そーっと、そーっと……」
「隠密行動はそんな声を出すもんじゃないと思うが……」
そうして気づかれる前に買い物に行き必要な物を買いに行くことが出来た……夕飯の食材も買ってある。
「……?一夏、何時の間に買い物に行ってたの?」
「ノーコメントで」
冷蔵庫に食材を詰めていると玄関が開く……千冬姉だろう。
「……?お前らも来てたのか」
「ほい、麦茶。また出る?」
「そうだな……数分したらもう一度出る。後、お前ら家には泊まるなよ?」
そう警告して、また出かけてしまった……何か忘れてるような。
「今日って……何かなかったか?」
「……あ、思い出した。今日は
「あーい。飯の準備は任せとけー」
自分の部屋に戻って、クローゼットを開ける。服は沢山持っているが……大体はデート用だ。そのクローゼットの奥にあるスーツを取り出し、着る。そうして下に戻る。
「……どっか行くの?」
「ちょっと会議に……なんだ、その目は」
「怪しい……私も付いて行く」
どうしようか……皆も付いて行くとなると、俺以外は入れないから休憩室で待ってもらうしかないか。
「弾、家は任せる。お前ら、俺の近くに居た方が良い」
そうして五人が近くに集まると、浮遊感と共に転送された。俺以外は驚いているが。
「……一夏。お客様ですか?」
「いや、ついてくると言ってな。とりあえずは休憩室に待機してもらうつもりだ」
「そう、ですか……しかし、
そう言う彼女は、この空中艦<フラクシナス>のAI、鞠亜である。彼女にも報告しなければと思った。
「此処は何処なのだ、嫁。見る所、戦艦の様だが……」
「おお……そこまで分かるか。まあ、どうせ後で教えるつもりだったし」
そうして、先に進む。その後ろには五人が付いてくる。そうして奥に向かうと広い所へと出る。
「ようこそ、ラタトスクへ。俺は、この空中艦<フラクシナス>の艦長兼司令の織斑一夏だ」
「……はぁ?」
「こうなるかー……まあ、いいや。会議に出るから鞠亜に付いて行ってくれ」
そうして指紋認証をし、部屋に入る。其処には大量の画面と大きな机、椅子がある。
「……最後の一人が来たようだ」
「すいません、遅れました……ちょっとお客が来ていたもので」
「そうか……では、会議を始めるとしよう」
そうして進めるのは、議長であるウッドマン卿。恩師でもある人だ。
「では、何か言いたいことがある人はいるかね?」
会議はスムーズに進み最後の意見を言う時間になっていた。
「では、私から良いでしょうか」
そうして、俺は今考えていることを話し始めた。
「最近、ISの暴走事件があったことは皆さまご存じかと思います。その時、私は意識不明の重体だったのですが夢、でしょうか……恐らくですが、
「ふむ……」
「そこで、私が出会ったのは始原の精霊と……
その爆弾発言により、一斉にざわつく。まだ、話は終わらない。
「そこで、彼……五河士道は自らを
「…………」
「そう、五河士道が起こした奇跡。世界の意志によってマナを循環させ精霊をある意味
その話が止めとなったのか……ざわつきが止まらない。
「……それで、君は出来ると思っているのかね?
「私は、どんなことがあろうとも絶対にあきらめません。それが、約束ですから」
「そうか……今後の方針はそれとしよう。我々は、精霊たちに多大な恩がある。これが恩を返す一歩である」
そうして会議が終わろうとした時に個人的に話がしたいと言われた。
「……戻って来た、と言った方が良いかな?」
「すいません。ご心配をおかけして……でも、もう大丈夫です。俺はもう諦めません」
「良い目をしている……あの時、彼がしていた目だ。何事にも諦めないそんな目を」
そんな事を言われながら、本題を切り出される。何か考えがあっていったのだろう、と。
「俺が今思っているのは……亡国産業が関わっている、と言う事です。情報によるとDEM社から情報を盗んだのもそいつらだ、と」
「君がやりたいことは、亡国産業の壊滅……そして、精霊に会う事か。わかった、協力しよう」
「ありがとうございます……では、また」
そうして通信を切る……緊張が解け、椅子に深く座っていると扉が開く。
「お疲れ様です、一夏。長く話していましたね」
「ああ……今回は爆弾発言をしたからな。これから忙しくなること間違いなしだが、鞠亜にサプライズがあるんだ」
「サプライズ?何でしょうか……」
そうして部屋の奥にあるパソコンを起動する。そうすると真ん中にある機械の人形が動き始める。
「……まあ、なんだ。結構頑張って作った。いつも支えてくれる鞠亜に感謝を」
「……え……ぁ……」
そう、泣いている彼女の前には自分と同じ形をした、
夏休みの最初はこんな感じです。次は、中盤。