魔法少女リリカルなのはR   作:ZG

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更新が遅れてしまい本ッッッ当にすみませんでした!
気づいたら前回の更新から四か月もたってしまいましたが、ようやくの更新です。相変わらず文量は少ないですが更新ペースは何とか上げようと思いますので、改めてよろしくお願いします!


革命Ⅸ

日も落ちて今は夜七時。

辺りには仕事帰りの会社員や買い物を終えて帰路に着く人たちであふれかえっていた。

 

「もうこんな時間、そろそろ帰らないとまたお兄ちゃんに怒られるかも」

「そろそろ帰ろう。あんまり遅くまで探して心配させるわけにはいかないしな、それにこんな広い街であんな小さい宝石を探すのは感知魔法を使っても時間が掛かる」

「うん。魔法で無理やりジュエルシードを起動させる手段もあるけどこんな所でやったら、どれだけの被害が出る事か…僕はもう少し探してみるよ」

 

そう言いユーノがなのはの腕から飛び出した。人の姿じゃない分動きやすいしその方が効率的ではあるが、それよりもジュエルシードの発掘者としての責任を感じての行動なんだろう。

 

「二人は先に帰ってて、あっ僕の分の晩ご飯ちゃんと取っておいてね」

「わかった。あんまり遅くなる前に帰って来いよ」

「気を付けてねユーノくん」

「うん!そっちもね」

 

そう言い残すとユーノは街の中に消えていった。

 

「じゃあ俺達は帰ろう」

「うん・・・・・・あっ…待って、そろそろアリサちゃん達のお稽古が終わる時間だ」

 

そう言うとなのはは携帯を開く。アリサ達からメールが来てないか確認してるようだ。あの後、結局二人とも碌に会話もせずに別れたので解決に至ってはいない。

 

「メール来てたか?」

 

龍希がそう聞くと、なのはは少し俯きながら無言で首を横に振った。

 

「大丈夫だよもう少ししたらきっとくる」

「うん…」

 

二人は家に向かう、ジュエルシードの捜索も早いとこ終わらせないといけないがこっちの方も早く何とかしないとな・・・・・・

ままならないことばかりだと悩んでいると、突如激しい音と共に遠くのビルの屋上から緋色の光の柱が出現した。

 

「あの光は…あいつらまさか!」

「リュウくん!」

「行くぞなのは!」

 

龍希はすぐさま駆けだした。既に後手に回ってしまったが、これ以上遅れてしまえば最悪の事態になると理解したからだ。

恐らく、あそこにいるのはフェイト達で、あの柱はフェイトの使い魔アルフが発生させているのだろう。だがそんな事は大した問題では無く、二人がやろうとしている事が途轍もなく危険な問題だった。

 

「こんな場所でジュエルシードを起動させる気なのか⁉革命の書!」

『了解しました。マスター』

「レイジングハートもお願い!」

 

革命の書を呼び出しバリアジャケットを装着していく。来ていた服は、赤いラインの入った白いコートとズボンや装甲に変わり、手足に装着されたガントレットやグリーヴには鎖が巻き付いている。バリアジャケットの装着が終わると、背部に装着されている装甲に魔力を送る。そうすると装甲が展開し魔力で作られた翼が発生した。

 

遠くで、ユーノが結界を貼っているのを革命の書が感知した。周囲への対策はユーノに任せて、龍希となのははフェイト達を止めようと、そのまま加速して一気に柱の出現場所に向かう。だが、こちらの接近に気づいたフェイト達がビルから飛び出し、そのままこっちに向かってくる。

 

「真正面から迎撃⁉…だったら!」

 

龍希は、フェイトの動きを止めようと射撃魔法を放つが、龍希達を上回るスピードに加速したフェイトに尽く避けられ、懐に入られるとすぐさまデバイス『バルディッシュ』が振るわれる。すんでの所で防御に成功はしたものの、完全に意表を突かれた龍希は、フェイトの背後から接近してきているアルフに気づくことができなかった。

 

「リュウくん!」

 

なのはの声でようやくアルフの存在に気づいたが、既に飛び掛かってきているアルフに反応が遅れ、クリーチャーを呼び出す事も、魔法を使う時間もない。咄嗟に右手を体を庇うように前に出し、少しでもダメージを軽減しようとする。そのまま直ぐに来るであろう痛みにこらえるため、歯を食いしばるが、アルフの牙が来ることは無かった。なぜなら龍希とアルフの間に目掛けてピンクの魔力弾が放たれたからだ。そう、なのはの魔力弾だ。アルフは回避していたので当たらなかったが、龍希も攻撃を喰らわずに済んだ。そしてアルフが離れた一瞬の隙を突いて、無数の緑の鎖がフェイトに襲い掛かり、フェイトは止む無く後退する。なのはとユーノの攻撃で、相手が離れたことでようやく解放された龍希も、二人から距離を取る為になのはとユーノの元まで下がる。

 

 

今の一瞬で経験と技術の差を改めて思い知らされた龍希は、冷や汗をかきながらも二人を見据える。何から何まで不覚を取ったが、もう油断はしない。まだ戦いの夜は始まったばかりなのだから。

 

 

 

 

 

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