幼馴染に出来ることは何か   作:チョコレートパスタ

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いつも通り(まふゆ視点)

莉緒が寝てから3時間後の1時。私はナイトコードを開いて既に通話に入っていた絵名と通話をする

 

『あれ?雪が先に来るんだ。てか、莉緒いるんじゃないの?』

 

「うん。でも、寝てるから大丈夫」

 

『寝てる?何時に寝たの?』

 

「10時」

 

『なんか莉緒の事だから女の子は早寝早起きが大事なんだよって言いそう』

 

「凄いね。同じことを莉緒も言ってた」

 

『やっぱりね』

 

 

一応、絵名達と莉緒は知り合いで遊んだりもしているらしい。でも、莉緒はそもそも外に出るタイプでは無いのであまり絵名と瑞希とはあわないって莉緒が言ってた。身近で言うと、奏に少し元気さを足したのが莉緒って感じ

 

 

『あ、そう言えば今日はKは来れないって』

 

「そう」

 

『なんか久しぶりね。こうやって2人で話すの』

 

「確かにそうだね」

 

『それにしても、まふゆも少しは成長したよね。感情を出してくるようになって』

 

「どうだろう。私には分からない」

 

『まぁ、そうよね。分かったら苦労しないわ』

 

「えななんよりは苦労しないけど」

 

『はぁ?どういう意味よそれ』

 

「そのままの意味だけど」

 

『全く。昔のあんたはそんな事言わなかったのに。まぁ、これも成長って事ね』

 

「えななんも成長してると思う」

 

『え?』

 

 

私はそう言ってさっき絵名から送られてきたイラストを見て思った事を言った

 

 

「さっき送ってくれたイラストだけど、いいと思う。えななんらしさが出てて、それになんか綺麗って思った。でも、なんか線が変って言うか、バランスがちょっと違う気が」

 

『それ、褒めてるの?貶してるの?』

 

「分からない」

 

『なら言わないで。本当にまふゆはまふゆなんだから』

 

 

絵名はそう言って少し嬉しそうに笑う。なんで笑ったのか分からないけど、嬉しい事でもあったのかな?その時、後ろで寝ている莉緒が寝言で

 

 

「絵の名前は絵名……………ふふっ」

 

 

と言った。一応莉緒の方を振り返るが本人は普通に寝ている。莉緒はたまに寝言でこういう事を言うから少し驚く時がある。声はあげないけど

 

 

『今、莉緒が変な事を言ったわよね?』

 

「うん。絵の名前は絵名って言ってた。面白い?」

 

『面白いわけないでしょ!そもそも笑える要素ないわよ!』

 

「そっか」

 

『あ、莉緒で思い出した』

 

 

すると通話の向こうで何かガサガサと音が聞こえてナイトコード内で画像がが送られてくる。私は送られてきた画像を見る

 

 

「なにこれ?」

 

『この前、莉緒が嬉しそうにして渡してきたアニメのイラスト。まふゆなら知ってるかなって思ったけど、知らない?』

 

 

送られてきた写真は女の子が水着姿で何故か逆立ちをしているらしいイラストだった。こういう時って何を言えばいいのか分からないけど、なんでこの子は水着姿で逆立ちしてるの?

 

 

「知らないかな。でも、多分キャラの名前を教えてくれたら分かるかも」

 

『確かアリムちゃんって言ってた気がする。転生者のアニメって言ってた』

 

「それは莉緒が好きなアニメだね。この前、私もこの子じゃないけど別の子のイラストを貰った。あと、クリアファイルとかも」

 

『そうなんだ。でもさ、なんでこの子水着姿で逆立ちしてるのかな。それだけが分からなくてなんかモヤモヤするのよね』

 

「なんで聞かなかったの?」

 

『あんたも分かるでしょ。莉緒に1度聞いたら徹夜ゾーンになるって』

「あ、そうだよね」

 

 

私は莉緒におすすめアニメの事を教えてもらう事になった時ずっと莉緒の話を聞いたり、アニメを見たりとかして徹夜をした。その時お母さんに怒られると思ったけど、莉緒ちゃんなら仕方ないわよね。と少し呆れていた。ちなみに絵名達も莉緒の徹夜ゾーンを体験してるみたい

 

 

『莉緒が好きなのは分かるけどさ、徹夜は勘弁して欲しかったわ』

 

「いつも徹夜してる気がするけど」

 

『まぁ、それを言われたらそうかもね。でも、莉緒がアニメの話をすると怖くなるから嫌だからさ。まふゆが怒った時の顔と同じなんだもん』

 

「私、怖いの?」

 

『……あ、ここなんか違うなぁ』

 

 

絵名は答えずらいのか逃げるように作業に戻る。私も作業があるから私は私の作業を進めていく。それから数分後に瑞希が通話に参加する

 

 

『ごめん。ちょっと寝ちゃってたよ』

 

『Amia別に寝ててよかったのに』

 

『何それ?僕は必要ないって事?悲しいなぁ』

 

『そういう意味じゃないわよ。ただ、眠いなら寝た方が良いってことよ。無理して倒れたりとかしたら元もこうもないでしょ?』

 

『それを言ったらえななんや雪だって起きてるじゃん』

 

『私は眠くないの』

 

 

莉緒も同じ事を言うんだろう。眠くないのなら寝る事って。でも、眠いってどこから来るんだろうか。脳?それとも体が疲れて体からのメッセージなのか。分からない

 

 

『今日はKは来ないんだ』

 

『そうみたい。さっき連絡来てね』

 

『そうなると、えななんと僕の喧嘩を止めるのは雪って事になるね。いやぁ、ごめんね雪』

 

『待ちなさい。別に喧嘩なんてしてないでしょ?あと、仮に喧嘩をしたとしたらあんたの方から喧嘩を売ってくるんだから私は悪くない』

 

『それはどうかな?えななんにも悪い所はあるかもよ?』

 

『なんですって?』

 

 

また2人の言い合いが始まったと思いながらも私は奏から予め受け取っていた曲を聴きながらも2人の話を何も言わずに聞いていく

 

 

『あ、えななんで思い出したけどさ。この前、えななんの自撮り見たよ。可愛く撮れてたね』

 

『私で思い出したって。でも、ありがと』

 

『でも、胸を寄せて大きく』

 

『見せようとしてないから!いい加減なこと言わないでくれる!?』

 

『大丈夫だって。僕は大きさは気にしないよ?』

 

『うるさいな!私は別に胸を寄せてなんかないから!』

 

『はいはい‪w‪』

 

『分かってないでしょ!』

 

『てかさ。今日なんか暑くない?』

 

『てかってなによ。それに暑いのは当然でしょ夏なんだから』

 

『そうだけどさ』

 

 

今日は8月2日。確かに瑞希に言った通り暑いと思う。クラスメイトの子達が暑いって言ってたから。でも、夏だから仕方ない

 

『だから、夏にしては暑すぎないってことだよ。今日の気温35℃だよ?暑すぎるって』

 

『まぁ、確かに暑かったけど普段外に出てないからそう思うんじゃない?』

 

『えななんに言われても説得力がね』

 

『何よ。私だって外に行くことくらいあるわよ』

 

『チーズケーキ買いに行く為にでしょ。それに最近スイーツ巡りだっけ?写真にも写ってるよね』

 

『本当に見てるんだ。なんか恥ずかしいんだけど』

 

『えななんの事ならなんでも知ってるからね』

 

『雪!!助けて!!なんか変な子がいる!』

 

『ち、ちょっと変な子って何!‪w‪』

 

 

絵名に助けを求められるけど、何をしたらいいのか分からないから無視をする。多分奏や莉緒なら何か言ってあげるんだろうけど、私には何を言えばいいのかが分からないから言えない

 

 

『あ、あれ?雪?』

 

 

すると、絵名が少し心配そうな声で呼んでくる

 

 

「何?」

 

『あ、えっと。もしかして怒ってる?』

 

「なんで?別に怒ってないけど」

 

『そ、そっか』

 

『相変わらず雪には弱いよね〜』

 

『う、うるさい!』

 

「怒っては無いけど、ちょっとは作業しないのかなって思うよ」

 

『す、すみませんでした。今すぐやります……』

 

『僕もやろうかな…』

 

 

私が言ってから2人は静かに作業を進めていく。私も作業を進めるのだが、それから1時間後には2人が喧嘩をしたりしてていつもの通話と同じ感じになる。でも、莉緒が言ってた喧嘩するほど仲が良いって事だと思い喧嘩を私は見守る

 

 

「私、そろそろ落ちる」

 

『了解。おやすみ』

 

『おやすみ〜 いい夢見てね』

 

「2人はまだやるの?」

 

『うん。まだしっくり来ないからもう少しだけやるつもり』

 

『僕もかな』

 

「そう。頑張って」

 

『ありがと』

 

『頑張るよ〜』

 

「それじゃ」

 

 

私はそう言って通話から抜ける。そして、後ろで寝ている莉緒を見ると何故か莉緒と目が合う。さらに莉緒は私を見つめてきてニヤリと笑った

 

 

「ごめん。起こしちゃったみたいだね」

 

「え?私が笑ったのスルーするの?」

 

「いつもの事だから」

 

 

そう言いながら私はベットまで行き横になろうとすると莉緒に止められる

 

 

「待って待って!え?何か反応してくれないの!?」

 

「おやすみ」

 

「まふゆさん!!」

 

 

うるさい莉緒を無視して私は寝る事にした。しかし、私の睡眠を邪魔をする莉緒がしつこいと思った私は何も言わずに莉緒を睨んだら莉緒は大人しく布団に戻り寝た。初めからそうすればいいのに

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