問題児と完全無欠の主人公が異世界に来たそうですゾ〜   作:遺憾千万

10 / 12
第十話 元魔王との対決

 

「…白夜と夜叉。」

「つまり、あの太陽やこの土地はお前を表現して居るって事だな。白夜叉。」

十六夜と樹の返答に白夜叉は

「如何にも。この白夜の湖畔と雪原……永遠に沈まぬ太陽こそ、私がゲーム盤の一つだ。」

「…此れだけの土地が唯のゲーム盤。」

「そんなのぉ、デタラメですぅ。」

「…しておんしらの返答は?“挑戦”であるならば手慰み程度に遊んでやろう。だが、しかし“決闘”を望むのならーー『魔王として命と誇りの限り闘おうではないか』。」

すると、白夜叉は今までは無い殺気を出して来た。その威圧感に十六夜と久遠,春日部,美九は

「まいった。やられたよ降参だ、白夜叉。」

「ふむ? それは決闘ではなく、試練を受けるという事かの?」

「ああ、アンタの力はよく分かった。今回は黙って試されてやるよ、魔王様。」

プライドの高い十六夜に、白夜叉は堪えず高い声を笑い飛ばし、他の四人にも問う。

「くく、可愛い意地の張り方があったものじゃの、他の童達も同じか?」

「.........ええ。私も、試されてあげてもいいわ。」

「同じく。」

「私もですぅ」

他の三人も十六夜と同じく試練を受けると言ったが、樹は

「…いや、僕は決闘を選ぶよ。元魔王様。」

「えっ……」

「「「「!?」」」」

その言葉に黒ウサギと他の四人は驚き

「な、なんでグラディウスさんは白夜叉様が元魔王だったのを知っているですか?」

「何っ、じゃあ元・魔王様って事か!?」

それ以外の三人も呆気に取られていた。

「ふふふ、よかろう。その申し出、受けて立とう!!」

白夜叉は笑いながら宣言をした。

四人は試練、樹は決闘をする事になった。

まずは四人の試練をやった。

試練はグリフォンの背にまたがって湖畔を一周するらしい。

その試練は春日部が、結果ギリギリ勝利した。

そして、春日部のギフトは他種と言葉を交わす力ができ、その能力を得る事が出来る。

僕はグリフォンをじっと見ていた。

なぜなら、グリフォンとはどういう動物なのか観察していたから。

「さて、次はおんしのばんじゃな。」

「ちょっ!本当にやるんですか!?幾らなんでも無理です。」

黒ウサギは樹に決闘は駄目だと言った、だが樹は

「黒ウサギ、これは俺と白夜叉が決めた事だ。それに、此れはもう決めたことだ!」

「ふふふ。では、始めようか。」

黒ウサギは二人にギアスロールを見せて答えた。

『ギフトゲーム「夜叉退治」

先に何方かが攻撃を当てた方の勝ち。以上。』

「じゃあ、早速始めようか。」

すると、樹は身体に覇気を放った。すると、何時もと違う樹に成った。

「かっかっか!さあ始めようとするか、魔王様よう!」

そうあの静かだった樹が突然変に成った。その時に十六夜は

「おいおい、簡単に倒されるなよ。」

「はあ?俺が早く倒れる訳がねえだろうが!!」

黒ウサギは他の四人と一緒に一歩下がったところで

「では、ギフトゲームを始めようかの。」

白夜叉のかけ声と共に試練(決闘)が始まった。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。