問題児と完全無欠の主人公が異世界に来たそうですゾ〜   作:遺憾千万

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第七話 久遠飛鳥のギフト

 

「…事情は分かったわ。其れでガルドさんはどうして私達に丁寧に話をしてくれるのかしら?」

「もし、宜しければ黒ウサギ共々、私のコミュニティに来ませんか?」

しかし、久遠飛鳥と誘宵美九は

「結構よ」 「結構ですぅ。」

「私はジン君のコミュニティで間に合っているもの…けど、そうね春日部さんは今の話をどう思う?」

「別にどっちでも、私はこの世界に友達をつくりに来ただけだもの。」

「じゃあーー私が立候補して良いかしら?」

「耀ちゃん、私も立候補するですぅ。」

「…飛鳥と美九は私の知る女の子と少し違うから大丈夫かも。」

ガルドは何故なのか分からず、大きく咳払いをして

「…理由を教えて貰っても?」

「だから、間に合ってるのよ。私、久遠飛鳥はーー裕福だった家も約束された将来も大凡人が望みうる全てを支払ってこの箱庭に来たのよ。[小さな一地区を支配しているだけの組織の末端として迎え入れてやる]などと言われて魅力に感じるとでも思ったのかしら。」

「お、御言葉ですがー」

「私の話はまだ終わってい無いわ。貴方はこの地域のコミュニティに“両者合意”で勝負を挑み勝利したと言っていたわ。けれど…ねぇ、ジン君。コミュニティそのものをチップにするゲームは早々有る事なの?」

「い、いいえ。かなりのレアケースです。」

「そうよね。では、なぜ貴方はコミュニティを賭け合う様な大勝負を強制的に続ける事ができたのかしら。『教えてくださる?』」

すると、ガルドは手足の自由が完全に奪われていて抵抗さえできなかった。

「(なん…だ…!?)…あ、相手コミュニティの女子供を攫って強迫し、ゲームに乗らざるを得無い状況に圧迫する。コミュニティを吸収した後も…」

「吸収した後も?」

「ガルド=ガスパー…?」

「(俺の口が…身体がー命令に逆らえ無い…!!)数人ずつ子供を人質に取って有る。」

その場の空気が瞬時に凍りついた。

「…外道ね。さすがは人外魔鏡の箱庭の世界と言ったところかしら。」

「か、彼の様な悪党は箱庭でも早々いません。」

「今の証言で箱庭の法がこの外道を裁く事はできるのかしら?」

「厳しいです。もちろんガルドの行為は違法ですが…裁かれるまでに箱庭の外に逃げてしまえば其れまでです。」

「そう、なら仕方が無いわ。」

と久遠飛鳥は指を鳴らし、ガルドは縛り付けていた力は霧散し、テーブルを勢いよく砕き

「ぐっ…俺に手を出したな…このーー小娘がアアアアア!」

『黙りなさい』

ジンは久遠飛鳥の行動に驚き

(獣化したガルドまで… …やっぱり、飛鳥さんのギフトは他人に行動を強制させるー)

だけど、ガルドは其の儘、久遠飛鳥に手を掛けようとしたが、横から突然声の塊が飛んできた。

「あーーーーーーーーーーーーーっ!!!」

ガルドはその声の塊に捕まり、美九が突然

「私も飛鳥ちゃんと同じで貴方みたいな外道には、ボロボロに成って後悔しながら罰せられるべきですぅ!」

他の三人は美九の行動に驚き、さらに美九は

「そこで、皆に提案なんですけどぉ。『ギフトゲーム』をしましょうよぉ♪“フォレス・ガロ”存続と“ノーネーム”の誇りと魂を賭けてですよぉ。」

 




主人公

美九は同じ主人公の樹と同じ16歳で服はピンクの衣装で可愛いです。

ではまた次回で…
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