ウマ娘に転生したけど元ネタがなにかおかしい   作:普通のもふもふ

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エタったと思った?






私も思った


トリ娘とトレーナー

 キスオブファイア先輩から衝撃的な情報の洪水を受けた翌日、俺は珍しく一人で練習用のコースを走っていた。普段なら勝手に寄ってくるナリタブライアンはビワハヤヒデに呼ばれ、他のリギルのメンバー達もルドルフ先輩の皐月賞に向けてチームメンバーだけで集まって練習しているらしい。おかげでなんとなくは走りながらも、昨日の情報を整理できていた。

 ざっくりまとめると、この世界には『イヴァリース』という国が有り、その中にはFFに登場したキャラクターっぽい人物や固有名詞が存在していて、その上で何故かチョコボスタリオンらしきレースが開催されている、ということだ。

 …いややっぱり訳が分かんねぇなこれ。ただ一つ確実にいえるのは、俺が何と言おうがこれはもう変えようのない現実でおとなしく受け入れるしかない、ということか…。

 

「はぁ…」

 

 ランニングの途中で息をいれる代わりに溜め息をつくなんて無駄に器用なことをしていると、ふとこちらを見つめている視線に気が付いた…いや気が付いてしまった。スーツに身を包んでいるがその容貌はまだ若く、少女といっても差し支えないだろう。そんな彼女の胸元には、ウマ娘となったおかげか無駄に視力が良くなったために確認できたトレーナーバッジが光っている。しかし何よりも俺の目を引いたのは、一層鮮やかな桜色の髪だった。

 …そういえば他のことがショック過ぎて忘れかけていたが、昨日の話の中で新人トレーナーが留学してくる、なんて聞いた気がするなぁ。それにしてもそうか…、原作でも競走羽の評価が出来るくらいだからこの世界なら勉強すればトレーナーにもなれるか。

 彼女を見つめ返して、思わず立ち止まってしまった俺に何を思ったのか件の少女が近づいてきて…何かに戸惑いながらもその口を開いた。

 

「初めまして…その、私は今日からこちらに留学してくることになったシロマっていいます。あの…一応これでもトレーナーで…」

 

ああ、やっぱりそうなのね…。何かを言い淀んでいるシロマトレーナーを前にして、俺もいい加減に腹を括るべきだと決意した。俺自身も転生なんてオカルト全開なことしてるし、若干朧気だけど三女神様にも会ったし、イヴァリースまであるし、これはもうバハムートやオーディンにシヴァまでいるって言われた方が納得するところまで来ている。…いっそのこと逆に俺もキスオブファイア先輩と一緒にイヴァリースまで留学させて貰おうかな、…ナリタブライアンも怖いし。

 

「えっと、言いたいことはそんなのじゃなくって…ううん、よし!」

 

俺の思考回路が明後日の方向にバクシンしている間に、目の前の少女はなにやら覚悟が決まったらしい。

 

「私の愛バになってください!」

 

「嘘でしょ…」

 

またこのパターンか!

 




シロマ:チョコダン2とかチョコボレーシングとか、あの時期のチョコボ作品に登場する白魔道士の女の子、かわいい。
チョコボスタリオンではチョコボの能力を教えてくれたりする。
どうでもいいけど個人的にはダイスDEチョコボのぽやぽやした白魔道士が好き


これとは別に思いつきで一本書いてたらそっちが中々進まずに、結果として筆が止まってました。
そっちは多分そのうちでます。
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