ストレイガールズ   作:嘉月なを

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久しぶりのウマ柱制作、とても疲れました。
でも、眺めるのはとても楽しいですね。


菊花賞-ウマ柱・レース前短評

 

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※レース前陣営短評※〈チーム名〉

 

一枠1番トゥーセンタック〈ドゥーベ〉

 Q 戦法は

 この娘の特徴を活かすためにも、積極的に行きたい。距離延長はかえって好材料。競りかけてくる娘がいても気にせず自身のペースを維持したい。最高の枠をもらえたし、好調を維持しているので、期待したい。(チーフトレーナー)

 

一枠2番サージングクラウド〈ベラトリックス〉

 Q 連勝でトライアル制覇

 去年の怪我から想定以上に早く回復した。本来能力の高い娘だっただけに、クラシックレースで実力を発揮する機会をいただけたのは嬉しい。いいところを見せて、今後につなげる走りを。(チーフトレーナー)

 

二枠3番パレカイコ〈カペラ〉

 Q 前走は京都大賞典

 いちはやく淀の感触を掴んでおきたかった。中2週にはなるが、先輩たち相手に価値ある一勝だった。距離はまったく問題ない。春先からここが一番の勝負どころと決めていたので、結果を求めたい。(サブトレーナー)

 

二枠4番ハンクアハンク〈アケルナル〉

 Q 見通しは

 ここまで掲示板を外さない安定感を見せてくれています。距離も相手も問わないようなスピードとタフさを備えていますから、この娘の良さを本番で引き出せれば十分戦えます。(トレーナー助手)

 

三枠5番ターフェルルンデ〈アトリア〉

 Q 距離適性は

 前走は初の関西遠征になったことに加え、道悪も影響してうまく流れに乗れなかっただけ。距離に関しては問題ない。敢えて条件をつけるなら、できれば良バ場が望ましい。(チーフトレーナー)

 

三枠6番ストームライナー〈カストル〉

 Q トライアルは8着

 位置取りが悪く、折り合いもつかなかった。ガス抜きになったととらえて、この大舞台での爆発に期待したい。長丁場のレースとなるが、最後まで集中力を保てれば。(チーフトレーナー)

 

四枠7番ロッカーターン〈アダーラ〉

 Q 中6週です

 合宿期間中にとても成長した。心身ともに充実している。相手は強いが、この娘も皐月賞と同じというわけではない。京都では好走経験があるので、上位進出も狙える。 (チーフトレーナー)

 

四枠8番ティエラナタール〈プロキオン〉

 Q 2着が続く

 相手なりに走ってしまうところがある。ただ距離が伸びて、タフな条件となったことで純粋な身体能力が活きてくるはず。相手は当然強いが、ここでも持ち味を発揮できれば。(チーフトレーナー)

 

五枠9番ギュムナシオン〈リギル〉

 Q この中間は

 前走は少し状態が落ち加減だったので、チームを上げて立て直した。スタミナは世代でもトップレベルのものを持っている。強い相手との勝負になるが、いい経験のある舞台で、構想を期待。(サブトレーナー)

 

五枠10番ティルタウンゲリ〈アークトゥルス〉

 Q 連勝中

 タフな条件のレースを続けて勝ったことで、本人も自信を持っている。初の重賞の舞台、レベルは上がるだろうがここでもやれる潜在能力を持っている。勢いがいい方向にでることを期待したいね。(チーフトレーナー)

 

六枠11番ドリームハリアー〈トリマン〉

 Q 前走の手応えは

 勝ったウマ娘は強かったが、あの展開+条件でしっかりと出走権を確保したのは好材料。内容的にはむしろ今回の方が楽しみといえる。ケイコで上積みも確認できたし、好気配。(チーフトレーナー)

 

六枠12番ポエタリリコ〈デネブ〉

 Q ダービーから直行

 前走後は疲れを取って、じっくりと立ち上げることにした。もともと仕上げに時間がかかるタイプ。その代わり、休養明けでもしっかり走る娘なので、そのあたりは心配していない。リズムよく行ければ面白い。(チーフトレーナー)

 

七枠13番オリンピアコス〈カペラ〉

 Q 前走回顧を

 相手関係から勝ちたかったところ。それでもあの一戦で気合いが入って、中間のケイコでは一気に上昇の気配を見せた。能力の高い娘なので、もっとやれるはず。(サブトレーナー)

 

七枠14番スフマート〈カストル〉

 Q 状態は

 ここ二戦は結果が出ていないけれど、京都は重賞勝ちの舞台ということもあり、気分が変わることに期待。距離的には少し長いぶん、今回は少し控えてトライしたい。(サブトレーナー)

 

七枠15番ボナノッテ〈ポルックス〉

 Q 滑り込みで参戦

 春レースでは結果が出せなかったが、夏合宿明けに最高の結果を持ってきてくれた。折り合いが非常に良くなったので、この長丁場も楽しみ。失うものは何もないし、頑張ってほしい。(チーフトレーナー)

 

八枠16番レイアフォーミュラ〈カペラ〉

 Q 三冠がかかる

 前走初めての関西遠征で派手な勝ち方だったが、心身ともにダメージはほとんどなく、順調にここまで来られた。プレッシャーは当然あるだろうが、できることを最大限、確実にこなしてきたはず。それを信じて行くだけ。(チーフトレーナー)

 

八枠17番レクトクリサリス〈アヴィオール〉

 Q トライアル4着

 位置取り争いで気持ちの部分で負けてしまったダービーからよく立て直してきた。距離的にはこなせるだろうし、しまいの勝負になれば確実にこの娘にもチャンスがある。(チーフトレーナー)

 

八枠18番ホープアンドプレイ〈プルート〉

 Q 抱負を

 身体はまだ完成していないが、どんな相手にも物怖じしない精神的な強さがある。大外枠は脚質からいって問題ない。距離は長いほどいいタイプで、一線級が相手となるここでも十分楽しみがある。(チーフトレーナー)

 

 

 

 

〈レース前評〉

 注目はなんといってもレイアフォーミュラ。ここまで前哨戦を含めて無敗。未だ僅かな例のみという無敗三冠の達成なるか、あるいは誰かが阻止するのか。どちらにせよいやが上にも期待は高まる。

 三冠阻止の第一候補になるのは、やはりパレカイコだろう。ここまで6戦3勝、2着3回。その3回の2着すべての勝ちウマ娘がレイアフォーミュラ。この世代で最も彼女の強さを知り、また同時に最も勝てない屈辱を味わってきたパレカイコだけに、ここに期する想いは強いだろう。皮肉にも、ダービーと同様内枠を引いたパレカイコに、大外枠を引いたレイアフォーミュラ。ここまで敗れ続けた最大のライバルは、ダービーとは違う結末を狙っているはずだ。

 タイプとしては、レイアフォーミュラの方が切れ味鋭く、上がりの勝負に強い。パレカイコはそれよりも長く良い脚を使うという印象だ。適度に流れる展開か、極端なスローペースになれば、面白い展開になるかもしれない。

 また、今年も上がりウマ娘たちが複数名を連ねた。重賞未勝利ではあるものの、サージングクラウドやボナノッテなど、デビュー前からそのポテンシャルの高さが注目されていた娘が多い。それぞれ怪我や調整失敗など、様々な要因で秋からの参戦となったわけで、決して力が大きく劣っているわけではないことに注意したい。

 その他伏兵として巷で話題になっているのが、ホープアンドプレイ。なにかと今年のGⅠ戦線を賑わすチーム〈プルート〉の最終秘密兵器のような彼女は、わずか三戦で菊花賞へとコマを進めてきた。先日の京成杯で見事重賞ウマ娘となったルピナストレジャーと同じ「ヒト生まれ」ということで注目度は高いようだが、筆者としては前走神戸新聞杯での内容が気になった。

 3000メートル以上のレースは全員にとって初めてとなるわけだが、ホープアンドプレイは走ってみるまでもなく、間違いなくこの距離の方が適性に合っている。そう断言できるのは今回出走するウマ娘たちの中で彼女だけだ。

 

 例年にも増して熱狂に包まれた今年のトリプルクラウンの物語が、どのように幕を閉じるのか。そして、この後も続く新たな物語のはじまりとして、どのような幕開けとなるのか。その両方に注目したい。

 

 

文責=中澤勝/スーパーウマ娘レース解説




枠順は今回もガチ抽選したのですが、奇跡のような並びになりました。
勝利の女神様が、原稿に描かれた結末へと導いているような気がします。
どうぞお楽しみに。
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