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※レース前陣営短評※〈チーム名〉
一枠1番エルソイラルナ〈アルヘナ〉
Q 距離は
キャリアを重ねて、千二では忙しさを感じるようになってきた。千六の初重賞がここなのはチャレンジになるけど、感触は悪くないよ。しっかり脚を溜められると思うし、前走の勢いそのままに勝負したいね。(チーフトレーナー)
一枠2番エスパンタリオ〈カペラ〉
Q 状態は
夏明けから調子が上がってきています。前走ではいい時のリオらしさを取り戻してくれました。久しぶりに万全な態勢でGⅠに出走できます。思いっきり楽しんで走ってほしいです。(サブトレーナー)
二枠3番ロイファー〈ポルックス〉
Q 追い切りの手ごたえは
前走の疲れが残っていたのあまり負荷をかけずに。精神面は大人になってきたので、最後まで集中してレースに臨めると思う。どちらかといえば、良いバ場状態で挑戦させてほしい。(チーフトレーナー)
二枠4番シャンジュマン〈リギル〉
Q 復帰二戦目
リハビリを続ける中でよりスピードとパワーが増して、距離が短くなった。復帰戦七着という結果も、様子を見ながらの部分があったので、気にしていない。ここが本番と見ている。地力はあるウマ娘なので、好走を期待したい。(サブトレーナー)
三枠5番キラナ〈カペラ〉
Q 前走は9着
夏休み明けで仕上げに少し緩さがあったし、やはり速いペースになって苦しかった。今回は身体も絞れているし、気合も程よく乗っているので問題ない。昨年(3着)よりも上の結果を期待している。(チーフトレーナー)
三枠6番ルピナストレジャー〈プルート〉
Q ヒト生まれGⅠ制覇へ
助手と二人三脚でメンタルトレーニングに取り組んで来たおかげで、以前のような悪い形の気負いは軽減されてきているようです。まだまだ良くなると思いますが、すでに十分力はありますから、勝ちを狙いたいです。(チーフトレーナー)
四枠7番アスクレピアデス〈アークトゥルス〉
Q 見通しは
ラストランになるので、悔いの残らないように走ってくれれば。にしてもとなりがクラシック級のティアラ組なんて、久しぶり過ぎてこっち(アスクレピアデス)が逆に緊張しちゃうんじゃないかな。後輩たちに最後いいとこを見せてほしいね。(チーフトレーナー)
四枠8番ライズアズワン〈カノープス〉
Q GⅠ初挑戦
キャリア四年目で初めてのGⅠ出走。相手は当然格上だらけですが、ここまで来たら失うものは何もないです。関西の水はよく合っているので、ここでもいい状態で本番を迎えられると思います。(チーフトレーナー)
五枠9番セイントアイギス〈アルビレオ〉
Q 京都が舞台
直線が平坦なコースはタイプ的にも得意だと思う。オープン入りしてからも淀では複勝圏内で勝負できているのが何よりの証拠。相手は強いが、物怖じせずに仕掛けて行ってほしい。(チーフトレーナー)
五枠10番ドミンゲアル〈ディフダ〉
Q 見通しを
去年の高速決着にも前残りで食らいつけたから、地力はあるはずだよ。今年は調整に時間がかかって出走数を減らしたけど、その分身体の減りもなくて充実した状態で来れてるんじゃないかな。そろそろ一発、見せてくれると思うよ。良バ場がいいね。(チーフトレーナー)
六枠11番プレストアジタート〈ミモザ〉
Q 春秋マイル制覇をかけて
ここはなんとしても勝たなければいけない舞台。精神的にもフィジカルも成熟してきた。去年(六着)とはまったく別のウマ娘と思ってくれていい。能力さえ発揮できれば、おのずといい結果がついてくるはず。(チーフトレーナー)
六枠12番ディドルティ〈アルタイル〉
Q 状態は
この一年結果は出ていないが、前走(京成杯AH五着)は直線での不利があったので評価外。状態は確実に上向いてきている。自信をもってレースに向かってくれれば。(チーフトレーナー)
七枠13番シルバールート〈シャウラ〉
Q 仕上がりは
前走で合宿からの遠征疲れを見せていたので、休養をしっかり取って身体の減りを戻した。その成果あって、ケイコでも無理せずにウマなりで好時計が出ている。三ヶ月近く開いたけど、リフレッシュ一発目から走れる状態にある。(チーフトレーナー)
七枠14番カラミティナイト〈トリマン〉
Q 前走五着
夏休みボケ解消のためのレース。問題視していない。あれから気合の乗りが変わったし、非常に状態がいい。安田記念では写真判定の僅かの差だったわけだし、力の差はほとんどないと思っている。今回こそは勝ちを取らせたい。(チーフトレーナー)
七枠15番アウターワールド〈アンタレス〉
Q クラシック級での参戦
シニア級のウマ娘相手でも真っ向勝負で戦えるタフさがある。今回もいつもどおり先行策で行きたい。この娘のペースでいけば、面白いレースになる。雨でも降ってくれたらさらに良い。(チーフトレーナー)
八枠16番ファレウナジータ〈シリウス〉
Q 前走回顧を
位置取りなど作戦自体は悪くなかったが、最後までスイッチを入れることができずになんとなく走ってしまった印象です。今回はワンターンのマイル戦ということもあって、気持ちの上でもメリハリがつくのでは。期待しています。(サブトレーナー)
八枠17番インディゴパレス〈アヴィオール〉
Q 意気込みを
昨年の忘れ物を取りに来たと言っていい。春(安田記念)は思いの外だったが、もともと京都の方が安定して好走できている。ここでひとつ大きな結果が欲しい。ケイコの動きは抜群。力を出し切れば勝ちが見える。(チーフトレーナー)
八枠18番アンビシオン〈スピカ〉
Q 大外枠
どうも引き当てやすいみたいだね。ただ今回は京都が舞台ということもあって、むしろ有利に働くんじゃないかな。夏前より状態もいいし、あとは雨が降らないことを祈るだけだね。チャンスは十分あるよ。(チーフトレーナー)
〈レース前評〉
近年の短距離・マイル戦線は、絶対的王者不在の群雄割拠状態となっている。安田記念・マイルCSの春秋マイル、高松宮記念・スプリンターズSの春秋スプリント、これらを同一年内に達成するウマ娘は久しく現れていない。これを全体のレベルアップゆえの現象と見るか、スター不在の時代と見るかは意見が分かれるところ。
そんななか迎える今年の秋マイルGⅠ、マイルCS。絶対的スターになるべく名乗りを上げたプレストアジタートに注目が集まる。去年までは同期のビリエットの陰に隠れがちだった彼女だが、安田記念で直接対決を制したことをきっかけに、一気に短距離・マイル戦線の中心へと躍り出た。スプリンターズステークスこそ二着に敗れたものの、マイルでの強さを疑う者はいないだろう。ここで勝利を上げ、久方ぶりの春秋マイル同一年制覇を達成すれば、マイル王の座は彼女のものになる。
一方、昨年クラシック級で安田記念を制して一気に頭角を現したインディゴパレスだが、シニア級に進級してからは苦戦が続いている。同じく天才少女の呼び声高い今年のNHKマイルカップ覇者アウターワールドが参戦してきているなかで、復活の勝利を手にすることができるか。
ティアラ組からは注目のキラナが出走。結果次第ではプレストアジタートとともに香港遠征を視野に入れているという彼女の走りに期待したい。ティアラ限定戦では圧倒的な力を見せているだけに、近年隆盛を見せるティアラ組の星となれるか。同じくティアラ組のルピナストレジャーも夏明けから好成績を残しており、状態の良さが伺える。
バラエティ豊かな出走者がそろったGⅠとなった。勝敗予想をするのは非常に難しいレースとなるが、それだけに楽しみも多い。絶対王者の誕生か、それとも新星が輝きを見せるか、あるいはティアラの女王が海外へ旅立つ置き土産をプレゼントしてくれるか。様々な未来を想像して、本番を待ちたい。
文責=中澤勝/スーパーウマ娘レース解説