テンダーライトの初重賞勝利から、二週間が経った。
現役のメンバーが全員重賞ウマ娘になったことで、チーム〈プルート〉はすっかり強豪チームの一角という評価を与えられるようになった。おかげで、トレーナーのスマホは取材の問い合わせで、時も場所も問わずに鳴りっぱなし。しかも、ただ取材の数が増えただけじゃない。これまではレース関係以外のメディアからコンタクトをもらうことなんてほとんど無かったけれど、年が明けてからはそれも変わりつつある。
「ルピナス、貴方はちょっと、残って」
それは、春シーズンのトレーニング計画についてのミーティング後のことだった。めいめいが自分のメニューに向かうために部屋を出ていこうとしたところで、トレーナーは不意にあたしを呼び止めた。
「トレーナーさん? 私も、残りましょうか」
「ボンはいいから、三時から始まるクレセントの検査に同行して、結果を確認してきて。状態が良ければ、明日から
別に、検査の結果を確かめるだけなら、一緒に行かなくたって構わないはず。それなのに、トレーナーはそう言って、ボンに部屋を出るよう指示した。いまいち納得しきらない様子のボンだったけれど、師匠の命令は絶対だ。
「わかりました。じゃ、ルピナスちゃん、また、あとでね」
部屋にはあたしと、トレーナーと片時も離れることを許されていない芦毛が一人、残された。あの日と同じ光景に、胸の奥がキュッとなる。
あれからあたしたちは、ほとんど言葉を交わしていない。出会ったばかりの頃どころか、それ以上にひどい有様だった。一度打ち解けあったと思った反動で、どう接していいものかわからない。トレーナーから禁止でもされているのか誰も触れてこないけれど、あたしたちの関係がおかしくなってしまったことには、きっとみんな気づいているはずだ。テンダーやショコラも、ミーティングの時から学園のカフェテリアで鉢合わせた時まで、最近はいつも何か言いたげにしている。思えば、さっきボンが残ろうとしたのだって、きっとそれを意識しているからこそだったんだろうし。
みんなの足音が遠くなったのを確かめてから、トレーナーは何やら企画書らしきものをデスクから取り上げて、言った。
「二人に、テレビ取材の申し込みが来ました」
「また?」
去年の年末、ヒト生まれの重賞ウマ娘コンビとしてレース番組に取り上げてもらってから、まだひと月しか経っていない。正直なところ、同じ話題で何度も取材に来るなんて、さすがにちょっと面倒くさい。それに、今のあたしたちで面白い取材になるとも思えなかった。
断れないの、と尋ねようとしたところで、その前に予想外の言葉が飛んできた。
「番組名は『スポーツ×HUMAN』です」
「ええっ!」
自分でもびっくりするほど大きな声が出た。「スポーツ×HUMAN」といえば、日本最大級のあのテレビ局で放送されている有名なドキュメンタリー番組だ。レース専門の番組とは違って、競走ウマ娘だけじゃなく、人間のアスリートも幅広く取り上げられることで知られている。出演すれば、これまであたしたちについて興味がなかった層の人たちにも見てもらえるに違いない。
局から送られてきたとみえる資料の束をペラペラとめくりながら、トレーナーは今回の取材の趣旨を語ってくれた。
「同じ〝ヒト生まれ〟でありながら、性格も距離適性も大きく異なる二人の挑戦と未来への野望に迫る——とまあ、この辺は以前他の媒体でも取り上げられたテーマと同じだけど、違うのは、取材の方法。インタビューの場は設けるけど、それよりも普段の生活やトレーニング風景を撮影して、その映像を中心に構成していくみたい。だから、長期間の取材になるって」
「どれくらい?」
「予定では、来月から今年の春シーズン終了まで、四か月間」
「そんなに!?」
予想を大幅に超える長さに、めまいがした。そんなに長く取材するんじゃ、実際に放送されるのはいつになるやらだ。
「もちろん、その間ずーっとカメラが張り付いてるわけじゃないし、番組構成にかなう取材結果にならなかったら途中で打ち切りもある、って断り書きがしてあるけどね」
それって要は、あたしたちが思ったより活躍しなかったら、面白くないのでそのままボツでお蔵入りってことだ。さすがは天下のナンバーワンテレビ局様、贅沢な作り方をしている。
「とまあ、大体そんな感じ。正直、あなたたちが受けてきた取材とは比べ物にならないくらい、負担はかかってしまう。断るっていう選択肢も、あるよ」
「そっかあ……」
それでも、あたしの都合だけで構わないのなら、出たい。ウマ娘レース界では珍しいなりに認知度のある〝ヒト生まれ〟の存在だけど、一般社会ではまだほとんど知られていない。ただでさえ人間と比べて生まれる数が少ないウマ娘の中で、さらに珍しいヒト生まれ。そんな存在のあたしたちが、自分の夢のために、これからの人生のために頑張っている姿を多くの人に届けられるのなら、こんなに嬉しいことはない。去年の桜花賞を見て手紙を送ってきてくれた子たちの中にも、喜んでくれる子がきっといる。……そして、母さんや父さんも。
——だけど。
母さんや父さん。その言葉が頭に浮かんだ瞬間、憂鬱な気持ちになった。きっとこの番組への出演は、ホープにとって、一番好ましくない相手を引き寄せる材料になってしまう。あたしには思いを届けたい人がたくさんいるけれど、ホープはそうじゃない。むしろ、そっとしておいてもらいたいと思っているくらいだ。それはトレーナーもわかっているはず。だからこそ、他のみんなを追い出して、あたしたちだけにこの話を聞かせることにしたんだ。
トレーナーは資料を両手で抱えると、あたしたちに視線を送りながら、真剣な口調で言った。
「私の意見を言ってもいい? トレーナーじゃなくて、一個人として」
すぐに頷く。ホープも答える代わりに、鼻から息をふっと小さく吐きだした。これはきっと、構わない、のサイン。
それなのに、トレーナーはなかなか話しださなかった。代わりに、ドクンドクンと何かが脈打つ音がかすかに聞こえてくる。あたし自身の心臓のリズムとは違う。それに、体の内側じゃなく、外で鳴っている感じがする。
「トレーナー?」
音の源は、すぐにわかった。あたしだって緊張している。ホープもポーカーフェイスのくせして、内心穏やかじゃないのは今更考えなくたってわかる。でもそれ以上に、一番大人なはずなのに、あるいは一番大人だからこそ、平常心でいられないまま足がすくんでいる人間が、目の前に立っていた。
「言ってよ、トレーナー。あたしたち、ちゃんと聞くから」
そんな人間の背中を押せるくらいには、あたしも大人になったのかもしれない。
「……私は、出てほしい」
ためらいがちに流れ出したトレーナーの言葉に、ピク、とホープの耳が動いた。
「私はね、自分の人生は、自分のために使ってほしいの。親がどんな人だとか、生まれた血筋がどうだとか……そんなものに生き方を狭められるなんて、あんまりにも理不尽すぎるから。これはホープだけじゃなくて、ルピナス、あなたにもね」
「うん」
わかってる。だからあたしは、誰に何と言われても、この学園に来て、レースの道に進むのを諦めなかった。自分の力じゃどうにもならないことで不自由な人生を歩かされるのはまっぴらだ。父親が事件を起こしたトレーナーがこの仕事を続けているのだって、きっと似た理由が根っこにあるんだと思う。
「ホープ、あたしも出たい。アンタと一緒に」
本来、ホープが何か答えるまで黙っているべきだったのかもしれない。それでもあたしは、いてもたってもいられなかった。
「あたし、今のまんまじゃ
あの日から今日まで、ずっと胸の中でもやもやしていたものが、堰を切ってあふれだす。
「だって、アンタは何にも悪いことしてないのに。悪いのは向こうの方なのに、何でアンタが息苦しい思いしなきゃいけないの? 変だよ、変。どう考えたって、おかしいよ」
ホープは乾いた笑みを漏らしながら、呆れたと言わんばかりに頭を掻いた。
「おめでたいな」
久しぶりに聞いたルームメイトの声は、掠れ気味だった。
「キミたち二人とも、まるで自分は自由に生きてるみたいなツラして、ボクに説教垂れてるけどさ」
棘のある物言い。思わず反射的に睨みつけたけれど、サッと目を伏せてかわされてしまった。
「結局、キミたちだって振り回されてるじゃないか」
最初、それは意味の無いただの憎まれ口だと思った。単にあたしたちの言い分をそっくり言い返しただけの、まさに売り言葉に買い言葉。だから、まともに取り合うつもりなんてなかった。そんなこと言ってないで、一緒に出ようよ。そう言うつもりだった。
「ルピナス。キミは、ヒト生まれじゃなくても、ウマ娘じゃなくても、走ろうと思ったの」
「え……」
思わぬ言葉が飛んできて、返事に困った。ひるんでいるその隙に、ホープは矢継ぎ早に弓矢を放ってくる。
「生まれの評価に抗いたいって気持ちだって、生まれに振り回されてるって言うんじゃないの」
答えられないでいるあたしを鼻であしらって、なおも止まらない。
次のターゲットは、トレーナーだった。
「ナギサも。どうしてトレーナーなんて目指したんだよ。体操をやめたから? 別に、他にいくらでも道はあっただろ。キミは
そして吐き捨てるように、ピシャリと言い放った。
「同情するよ。ナギサにも、ルピナスにも」
「アンタ……!」
カチンときた。これまで嫌味っぽい言葉はいくらも言われてきたけれど、ここまでカンに障る物言いはなかった。あまりのことに尻尾の毛が逆立つのを感じる。おかしい。今の言葉は、絶対に間違ってる。
生まれに縛られたくないと思うこと自体が、すでに縛られている。ホープはそう言った。
屁理屈だ。そんなのがまかり通るなら、何をしたって同じになってしまう。レースの世界を選んだって、そうでない道を選んだって、結局それは生まれを意識したからでしょうと言われて、返す言葉が無くなる。どっちの道も行き止まりの、袋小路だ。こんな話、あっていいわけがない。頭のキレるホープだもの、わざと言ってるんだ。あたしたちを困らせるために。同情するよだなんて、これっぽっちも思ってない。何てズルい。何て卑怯な。そう思った。
それなのに、あたしは撤回しろと言うことも、一発ぶち込むために掴みかかることもできなかった。なぜって、こんな卑怯で間違ってるはずのホープの言葉に、心のどこかで頷いているあたしがいたからだ。
認めたくない。認めたくないけど、あたしが学園を目指したのも、トゥインクル・シリーズで勝ちたいって夢を持ったのも、〝それ〟に強く背中を押されたからだ。どんなに違うと言い張ったって、否定しきることはできない。そういう意味では、あたしは本当の意味で自由に生きているとは言えないのかもしれない。
(だけど、やっぱり、違うよ)
握りしめたこぶしに、どんどん力が入らなくなる。これが正解のはずはない。たとえあたしが完全に自由にはなれていないのだとしても、それが今のホープと同じだなんて、どうしても思えない。だけど、何と説明したら分かってもらえるんだろう。
「結局、ボクらは一生、自由になんかなれないんだからさ」
追い打ちのように響く言葉が、ズキリと胸に刺さる。
「トレーナー、何とか言って」
これ以上、ホープに好き勝手しゃべらせたくなかった。
トレーナーは、悲しそうな顔も、怒った顔もしていなかった。ただホープの方を向いたまま、瞼だけが震えるように瞬きを繰り返していた。
「わかるよ。ホープの言いたいことも」
そう言って、足音を立てずにゆっくりと、小さな芦毛の少女に近づいた。
「ホープ?」
その呼びかけに、ホープは無言のまま、半歩だけ前に出る。そっと差し出されたトレーナーの手のひらは、ちょうどホープの肩の高さにあった。
「だから、少なくとも、今のあなたがこうしたいと思う道を行けばいい。こうしなきゃいけない、じゃなくてね。……どう違うのかは、難しいから聞かないでくれるとうれしいな」
最後の一言は苦笑いと一緒に、あたしに向かって言った。この間のことを思い出して、思わず吹き出しそうになる。そんなふざけた場面じゃないから、必死に頬の裏側を噛んでこらえたけど。
近頃、あたしたちは区別の難しい問題にばっかりぶつかっている。「老い」と「成長」だとか「こうしたい」と「こうしなきゃいけない」だとか。トレーナーにもよくわからないものを、あたしにわかるわけがない。ただ、何となくでしかないけれど、あたしが今さっき抱いていた言葉にできないもどかしさの答えは、このあたりにあるような気がした。
結局、その日ホープは、取材に応じるとも、断るとも言わなかった。
〇
大浴場を出た後、一息つこうと寮のラウンジに向かうと、同じ美浦寮のもう一人のチームメイトがあたしを待ち構えていた。
「お疲れ様です」
「クレセント」
驚くあたしに、クレセントはにっこりと微笑んで、座っているソファの横のスペースをポンポンと叩いた。
「なんか、久しぶりな感じだね」
隣に腰を下ろしつつそう答えると、クレセントはトンと肩を軽くぶつけながら、冷やかすような口調で言った。
「ルピナスさん、すっかり人気者ですものね」
「やめてよ。アンタがここんとずっと学園にいなかったってのもあるでしょ」
実際あたしは遠征やら取材やらで忙しくしていたけれど、一方でクレセントの方もずっとリハビリセンターへ通い詰めだった。おかげでここ二ヵ月は、会話どころか顔もろくに合わせられていなかったくらいだ。
「今日のミーティングだって、アンタだけ欠席するしさ」
「そうでしたね」
クスクス笑うクレセントの横顔を見ていると、気づくことがあった。
「……髪、伸びたね」
しばらく会わなかったせいだろうか。もともとクレセントの髪は長い方だったけれど、さらにボリュームが増えた気がする。どことなく、ボサッとした印象だった。以前はこまめに美容室に通って、いつもツヤツヤの絹糸みたいな髪を維持していたのに。そんな暇も惜しんでリハビリに集中しているんだろうか。
「復帰するときに、切ろうと思っているんです。悪いものを全部、一緒に落としてしまえるように」
「ああ、だからか」
「だから?」
「ううん、何でもない」
ちょうどその時、人気のテレビドラマの放送が始まる時間になって、寮生たちがぞろぞろとラウンジのテレビの前に集まりだした。チームメイトとの会話はおろか、そっちのアンテナもすっかり小さくなっていたあたしには、いまいちよくわからない。画面の中では、主人公らしき大学生のウマ娘が、乗り遅れたバスに走って追いつき、並走しながら運転手に止まってくれるよう話しかけていた。
「あっぶな。アレ実際やったら普通に怒られるよね」
「フィクションですから」
こういうくだらない話は、ほっとする。死ぬまでずっと、こんなことばかり話していられたらいいのに。
「ルピナスさん」
そんなあたしの気持ちを知ってか知らでか、クレセントは穏やかな声色のまま、おもむろに口を開いた。
「ホープさんに、何かありましたか」
クレセントの言葉に、あたしは自分でもびっくりするくらい冷静だった。最初に話しかけられた時から、きっとそのことを聞かれるんだろうなって、もう覚悟していたから。
「あったよ」
だから、もったいつけずにすぐに答えた。
「あったけど、詳しいことは言えない」
もちろん、ちゃんと約束は守るけど。
「そうですか」
クレセントはそれ以上深くは尋ねてこなかったけれど、隠し事の後ろめたさが、どうしても視線を下げさせてくる。自然と、あたしたち二人の足元に目が行った。
「——!」
クレセントのネグリジェの裾からは、足首に巻かれたテーピングが顔をのぞかせていた。リハビリを始めた当初に着けていたのよりはソフトなものに変わったようだけど、それでもコースに戻れるようになるのはまだ当分先だってことがわかる。
それだけじゃない。よく見れば、生地の向こうにうっすらと見えるトモも、激しいトレーニングができない分、天皇賞の頃と比べてずいぶん細くなってしまったようだった。これじゃ怪我が治っても、レースに戻れるように身体を回復させるのには、かなりの時間がかかる。そうなると、はじめに思っていたよりも、さらに復帰は遅くなる。早くても、秋。下手をすれば、今年中には戻れないかもしれない。
見てはいけないものを見てしまった気がしたけれど、他に目のやり場が見つからない。あたしは一人黙ったまま、ふらふらと何もないカーペットの上へ視線を泳がせた。
「……今から申し上げることは、すべて独り言です。まさか、誰も聞いてはおりませんよね」
ふいに聞こえてきた声にハッと横を見ると、クレセントは自分の尻尾を膝の上で撫でながら、こっちをちらとも見ないでしゃべっていた。
「今日、三回目の検査の結果が出ました」
低く沈んだ声だった。
「夏までに復帰するつもりでしたが、そうもいかないようです。いいえ、それどころか、この分では年内の復帰も怪しいものだそうで。本当に、言うことを聞いてくれない脚ですこと」
あたしの視線に気づいていたのかもしれない。思わず「ごめん」と呟いたけど、クレセントは何も反応しなかった。
「彼女の活躍を黙って見ていることしかできないだなんて、悔しくてたまらないのですが」
フォーミュラのことだ、と思った。確かに、もしも怪我さえしなければ、大阪杯や宝塚記念でダービーのリベンジを挑むことができたはずだった。
「たくさんの人の思いや事情を
「ん?」
なんか、変だ。フォーミュラのことというにはちょっと違う気がする。……じゃあ、誰のことだろう。メリッサ? それとも、カイ? あるいは、あたしがまだ知らない、カペラにいたころのクレセントの先輩の誰か?
「だからこそ彼女には、自分が進みたいと思う道を、迷わず進んでいただきたいものです。誰かに気兼ねして、向かわねばならないと思い込んだ道を選ばされることなく」
「んん?」
その言い回しに、妙なデジャヴを感じた。なんだか、つい最近、似たような話を聞かされたような気がする。
「あの、それ、誰の……」
「ルピナスさん。貴女はもう、誰かの歩んだ道を追いかけるだけのウマ娘ではありません」
あたしの言葉を遮って、クレセントはキッとした表情でこちらを見つめてきた。
「貴女は新しい道を切り開き、後に続く者たちの道しるべとなるウマ娘なのです。……ですから」
唇をギュッと噛む音が聞こえた。
「ただ、進んでください。傲慢に。尊大に。貴女が往きたいと思った道を。背負わされたものに、貴女自身が食い尽くされてしまう前に」
クレセントの目は、真っ赤だった。
「それがきっと、立ち止まらざるを得なかった私や、貴女が大切に思っている同胞を、照らす光になりますから」
「クレセント……」
あたしは頷いた。そうしなきゃいけないと思ったわけじゃない。頷きたい、と思って頷いたんだ。
そして、ついでとばかりに尋ねた。
「それは、レース以外のことでも、いいんだよね?」
傷ついたエースは、はっきりと、力強く頷きを返してくれた。
今のあたしにとっては、何よりも心強いお墨付きだった。