シュヴァルツェスマーケン 閃光のブレーメ   作:マブラマ

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第1話

目が覚める…僕は処刑された筈だ。目の前の光景は白が支配する世界。そうか…これが死後の世界という奴か。周りを見渡し、僕は歩き出そうとした。

「お待ちなさい」

ん?僕の背後から聞こえるぞ

振り返ると…そこには金髪のショートヘアの女性がいた

容姿から見れば中学生くらいか?

僕にチラチラと視線を送っている

「何だ?」

「信じられないのは無理ありませんわ。こう見えても私は女神ですのよ」

何を言っているんだ?この女は……。

「信じていないようですわね」

「信じられる訳ないだろ!いきなり出会って私は女神ですと言われて信じる奴がどこにいるんだ!?」

「改めて言いますわ、私は女神ですのよ。オーホホホホホホッ」

馬鹿にしてるのか?

これは明らかに僕の事馬鹿にしてると解釈しか出来ない。

女神と語る女は僕の事は知っている風に口を開き高飛車な態度で話しかける

「ハサウェイ・ノア、年齢は25歳」

仕方がない、正直に話そう

「僕はマフティーと名乗り、地球連邦政府の官僚を粛清しとある法案を可決するのを阻止しようとした男だ!」

これで納得するだろう。

「何ですの?それ」

「え……?」

「まぁ良いですわ。私は貴方の若過ぎる死は納得いきませんわ」

何を言ってる!?僕を何をさせようと言うんだ?

「別世界へ転生して貰いますわ」

別世界?それは宇宙世紀と異なる世界の事を言ってるのか?

だとしたら、この女は本当に女神かもしれない

いや、僕は信じない

「但し、条件がありますわ」

条件?

「何だ?その条件と言うのは」

「転生する世界の運命を変えて差し上げませんの?」

世界の運命を変える?

「運命を変える……この僕が?」

女神は不敵な笑みで僕の顔を見つめた

「一言申し上げますと、地球外起源種『BETA』と人類が戦う世界ですわ」

BETA?

聞いたことない……別世界にいる化け物って事か?

女神は僕にこう言った

「何かリクエストはありませんの?」

この手の世界は大体想像つく

化け物と戦って死にに行く

それこそ犬死になりにいくようなものだ。

だが死人の僕が断る権利はない。

「沢山の人が死んで色んな国がBETAによって滅んでいきますのよ」

そう言われてもな……ここは敢えて答えるか

「分かった、ある程度リクエストを聞いて貰う」

「はい、何なりとお申し付けくださいまし」

「……僕が乗ってた機体でいい。他は何も要らないさ」

クスィーガンダム

僕が乗ってたモビルスーツだ。

これだけあれば充分だ……

マフティーが運用した機体なら文句あるまい

「まだ足りませんわ」

此奴……!

「母艦は要らない」

「あらあら?艦がなければ機体は運用出来ませんのよ」

「なら適当に人員を足してくれ」

僕はぶっきらぼうな態度でこう言い返した

母艦与えてくれるのは嬉しいが、1人では動かすことは出来ない

「僕がその世界に介入してもいいのか?」

父さんから聞いたが、その世界に介入すると、正しい歴史が歪んでしまうと聞いたことがある。

ホワイトベースの艦長だったブライト・ノアの息子がテロリストのリーダーとなり議会を襲撃を試み失敗し銃殺刑で処刑される

挙句の果てに別世界へ転生か……。

何をやってるんだ僕は。

「イレギュラーの干渉は大丈夫ですわ。この世界は特殊なものですから……無茶を言ってごめんなさいですの」

「何かの縁だ。出来るところまでやってやるさ」

こうなったらやってやるしかない。俺は女神から注意事項を聞いて転生する世界へと足を踏み入れた。そしてこの後僕はあの危険な女と会う

「Ξ」(クスィー)との名を持つガンダムに。

 

 

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