1983年
ドイツ民主共和国
人類はBETAにより侵攻されそして東ドイツの激戦区でBETAと戦ってる国家人民軍は次々と犠牲が増え戦力が激減していた。がシュタージの武装警察軍は国家人民軍との連携は疎かになり積極的にBETA戦闘へと共闘することは極めて少ない
そう、私もその一人だ。
人はいつか必ず死ぬ…人類が必ずしも一つには絶対になれない
醜く卑劣で狡賢くて底辺な生き物、それが人間よ
この国に寄生してるのはBETAではなく国の意向を逆らってる下等で外道な叛乱分子
今の東ドイツはシュタージが政権を握ってるの。
だから、我々に逆らう奴は人類の敵だ!
「この国なんてクソくらえだ!」
西へ向かい飛行する機体が捉えた
あら?あれは国家人民軍のバラライカね。
形式番号:MiG-21
私は部下に指示を出して西へ亡命図るバラライカを撃たせ撃墜させた
このベアトリクス・ブレーメが片っ端から捻り潰すのだから
いつも通り部下を率いり叛乱分子の粛清を行ってたが、部下の一人であり副官の二コラ・ミヒャルケ大尉が謎の機影を捉えた
「少佐、あれは…」
何か慌ただしいようね、何かしら?
モニターが拡大され、そこに映っていたのは我々が見たこともない戦術機…ではなく謎の機体だった
「如何なさいますか?」
「見たことがない機体ね。それに我々が乗ってるチボラシュカよりデカい」
私とその部下達が乗ってる戦術機はチボラシュカ
形式番号:MiG-23
整備性が欠陥あるけど慎重に扱えば最良な機体なのよ
その謎の機体に向け回線を繋ぎ警告を出した
「武装警察軍戦術機大隊『ヴェアヴォルフ』のベアトリクス・ブレーメ少佐だ、そこの機体、止まりなさい。でないと……」
突撃砲を握り構え、謎の機体に銃口を向ける
今まで見たことがない驚愕な光景を
……何も返答しない。
「聞こえるでしょ?狩りの邪魔をするつもりかしら?」
突然、謎の機体がミサイルを放ってきた
フェニックスミサイル……いや違う。
私はその放ってきたミサイルを躱す
そして謎の機体は私達の前に降下した
「ふふ、最初からそうすればいいのよ」
謎の機体から一人の男が降りてきた
黒と黄色の……衛士強化装備ではない。
パイロットスーツ?
男は私が乗ってる機体に近づきこう言い放った
「降りろ」
その男が持ってるのは拳銃ではなくバズーカ。
管制ユニットに直撃されたら……危険を察知した私は管制ユニットから降りる
「少佐?無茶です!」
ニコラは私に声をかけ警戒した
男はバズーカを捨て拳銃を持ち替え私に銃口を向けられた
まさかと思うけど、銃口向けられたから私が怯えると思ってたの?
「撃つか?好きになさい。私は怖くもなんともないわ」
「いや僕はアンタを撃たない」
「?」
この男、何者なの?
「信じられないと思うが僕は別世界からやってきた人間であり死人だ」
何を言ってるのか分からないわ
別世界から来た人間?
少し話しかけるか
「……貴様は何者だ?何故死人がここにいる」
「僕は既に死んださ、死にたくても死にきれないんだ。だから転生を望んだ!アンタが描く世界を築くために!」
この男、頭おかしいのか?
私はその男が乗った機体に近づきコクピット入ろうとしたが
「その機体は僕しか動かせないよ」
「ふーん、で?」
「僕の専用機だからね。クスィーガンダムと言う名前の機体だ。量産には向いてない」
クシー?ギリシア文字ね
「そうなのね、でも貴様は間抜けにもほどがある」
「そうだな、僕は元居た世界でも阻止できなかったからな。議会を襲撃する前に可決されてた。連邦政府は腐敗していたんだ!」
「連邦政府?」
私はヘッドセットでニコラと無線繋ぎ話す
「ニコラ、連邦政府って何かしら?」
「え?国連ではなくて……ですか?」
「話が嚙み合わないみたいね……」
この男……まさか本当に別世界から来た人間なの!?
「連邦政府、知らないのか…?」
本当にそうだとしたら放置するわけにはいかない
「知らないわね」
「ジオンも知らないのか?」
「……立ち話もなんだから、本部でゆっくりと話して貰うわよ。拒否権はないわ」
こうしてその男は我々ヴェアヴォルフによりシュタージ本部まで連行した
ベアトリクス視点で書きました。
前回はハサウェイ視点で書きましたが、どう描かれるか?ハサウェイはこの世界で生き残れるのか?楽しみですね!