マフティーが第666戦術機中隊の潜入任務を下す15時間前
私は自室でニコラと一緒に紅茶を飲みながら話し楽しんでいた
そしてベッドに押し倒されたニコラに顔を近付き頬を触る
「少佐……」
ふふふ、可愛いわね、襲いたいくらいだわ
「ニコラ、貴女の事は好きよ」
互いに唇を重ね舌を奥まで入れ絡めつつぎゅっと強く抱き締める
BDU(戦闘服)を脱がし豊満な胸が見えるようにはだけた
しかし……。
「少佐、大変です!早くブリーフィングルームに!」
ロザリンデ……
また邪魔されてしまった……。
私はニコラの元へ離れ真顔で声色を変え言い放つ
「ああ、今行く。皆集めてブリーフィングルームに!」
「了解です」
ニコラは寂しそうに私の顔を見つめる
「私も行きます、少佐……」
「すぐ終わるわ」
「ハッ!」
謎の機体……クスィーガンダムの事を話すのだろう
私はニコラと一緒にブリーフィングルームに連れていき、ニコラははだけたBDU(戦闘服)をきちんと上まで着直して堂々と歩く
3分後にブリーフィングルームに着き、そこに入ったら既に大隊の衛士達が全員集っていた。
ロザリンデは映写機の電源を入れスクリーンを広げる
そこに映っていたのは紛れもなく私達の世界では見たことがない機体5機の姿があった
ニコラもそれを見て驚愕する
「これは……戦術機、なの…ですか?」
堅苦しくぎちぎちになり私の顔を見て緊張してるニコラはただ驚愕していた
その場にいたマフティーがスクリーンに映ってる機体を見て立ち上がる
「あのモビルスーツは!?」
モビルスーツ…………?
「マフティー、こっちに来なさい」
私はマフティーをスクリーンの近くに移動させ真顔でこう言い放った
「貴様が知ってる機体か?」
「はい」
「どれとどれだ?」
問いかけた
「……一番左側と右側に映ってるのはメッサーという名称の機体で、その左から二番目に映ってるのはギラドーガ、真ん中に映ってる機体は」
「あれは第666戦術機中隊のバラライカだ。その戦術機に乗っていたのはイングヒルト・ブロニコフスキー」
その名を聞いたニコラは表情が変わり早く助けようとしている様子だ
「あとは見たことがないモビルスーツだ」
「少佐、ブロニコフスキーの救助許可を」
ブロニコフスキーを助けようとしているのね?ニコラ
その気持ちはよくわかるわ……でも
「駄目だ」と言いかけたが、マフティーが口を開き私にブロニコフスキーを救助することを嘆願する
「666中隊……資料目を通しましたがかなり忌み嫌われてる。がその衛士を救助する義務はあるはずだ」
「義務ね……」
「理性があるなら、救助すべきだ!」
理性?
マフティー……貴様は
「僕はアンタの同志だ!ここにいる皆もだ!」
………。
「……人数は少ない方がいい。私とニコラがペアを組む、ロザリンデとファルカ、カタリーナ、貴女はマフティーとペアを組みなさい」
茶髪サイドテールの女性……カタリーナ・ディーゲルマン中尉がマフティーとペアを組み合わせた。
「宜しく頼む」
カタリーナはマフティーに向け優しい笑みを浮かべる
「……宜しく頼むわね」
と笑みを崩さずマフティーと握手した。
「ではこれよりイングヒルト・ブロニコフスキーの救助作戦を行う。我々シュタージは国家人民軍との連携は執れず反体制派と関与してる戦術機中隊の一衛士を救助するのは異例なケースだ。ニコラ」
「ハッ!」
「貴女がやりなさい、私は遠く見守るわ」
ニコラは満面な笑みで私の顔を見つつこう答えた
「了解です!同志少佐」
ホーエンシュタインがこの場にいないのがニコラ…貴女にとっては好機だったかもしれないわね
貴女が掴んだのよ?
「僕も手伝う、大尉1人では心配だからな」
「フン、貴様は黙って私とブレーメ少佐の命令に従え!」
チボラシュカを編成した36機のうち6機で2機ペアを組む形で出撃しイングヒルト・ブロニコフスキーがいた場所へと向かった。
次回はイングヒルト救助です
メッサー、ギラドーガ、そして謎の機体2機が出現
無事救助できるか?
ここからは暫くハサウェイ視点で書いていこうと思います
多分