シュヴァルツェスマーケン 閃光のブレーメ   作:マブラマ

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第8話

アークエンジェル級強襲機動特装艦

ドミニオン

艦橋

 

艦橋は慌しい様子で騒然としていた。

ドミニオン艦長のナタル・バジルール少佐は戦闘配備につき艦長席に座る

「敵影は?」

「それが、機体ではなく何か生き物みたいなものが接近しています」

ドミニオンのクルーは軍出身のナタル以外は乗員のほとんどが戦闘経験の浅い新兵で構成されている

「赤い生き物?モニター表示します」

モニター表示しナタルが見たものは戦車級BETAがうじゃうじゃと10万体が行進してる映像だ

西へと向かってるだろう

「ブリッツ、バスター、デュエル、発進準備急げ!」

《了解です》

《了解》

《了解》

「急げ!ゴッドフリート1番2番、バレルロールで対処しろ」

「了解、バレルロール切り替えます」

ドミニオンからブリッツ、バスター、デュエルの3機とベアトリクス率いるヴェアヴォルフのチボラシュカ36機のうち12機出撃させた

バレルロールで10万体の戦車級に向け225cm連装高エネルギー収束火線砲で砲撃

そしてブリッツ、バスター、デュエルの連携砲撃で次々と駆逐し10万体から5万体に減少した

「(ビーム兵器なら幾らBETAの数増えようがキリがないと思う)」

《嘘だろ……戦車級が次々と》

《あり得ない光景ね》

驚くのも無理はないか

《総員傾注!》

ベアトリクスの号令で皆は真面目になる

《BETA群はそんなに多くない筈だ、ドミニオンの砲撃に合わせて行くぞ》

《了解》

「了解だ」

中隊規模の数で編成しているチボラシュカは戦車級に向け突撃砲で対処しつつ駆逐

実弾は勿論減るばかりだ

《ブレーメ少佐》

「何だ?」

《射線上から離れてください、砲撃に巻き込まれます》

射線上から離れる?

《目の前にいるBETAという化け物を陽電子砲で対処します》

艦長の判断は正しい、ベアトリクスは……?

どう出る?

「貴様の判断に任せる」

そう返答しベアトリクスは部下に指示し射線上から離れる

「中隊各機に告ぐ、我々は射線上から離れる。面制圧砲撃に巻き込まれるわよ?」

()()()()》》》

《了解だ》

「お手並み拝見させて頂くわ」

……。

「ローエングリン発射準備!目標:BETA群」

「ローエングリン発射準備、発射まで30秒」

ドミニオンは陽電子破城砲を砲身を出し発射準備する

「カウント開始します、29、28、27、26、25、24、23、22、21、20……」

「そのままの態勢で維持だ」

「デュエル、帰還します」

「ハッチを開けろ!整備班、至急機体の修理に当たれ」

『おうよ!やってやるぜ艦長さんよ』

ドミニオン、殺伐としてる割には冷静に判断している

ナタルは立派な艦長だな。

凄いよ……。

僕もベアトリクスの指示に従い、射線上から退避し離れた。

《面制圧まであと15秒》

面制圧砲撃

あれだけで殲滅か……。

《あと10秒》

……。

《9、8、7、6、5、4、3、2、1…0!》

「ローエングリン撃てぇ!」

ドミニオンの陽電子砲が戦車級BETAに向け発射され、10万体いたBETAは全部消滅した

《消滅?戦車級が全部消滅したぞ》

《ホントだ》

《帰投する、バジルール少佐。シュプレーヴァルトまでご同行願うわ》

《りょ、了解しました》

シュプレーヴァルトに着いたらドミニオンはここで隠すだろうな

この世界にある戦艦ではないから隠す必要あるのか

恐らく、そうだろうな

クスィーガンダムもシュプレーヴァルトにモズボール保管している

下手に動かせないだろう

そう思いつつ僕とヴェアヴォルフ大隊衛士一同はシュプレーヴァルトに帰投した。

僕は知ることになる

西側から来た革命の女神の存在を

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