社会人の皆さん、お願いですから年末調整の書類は期日守って下さい!!!!
マザーが口にした『気』という聞きなれない言葉に四人は首をかしげる。その中でカタクリだけはマザーが話した『気』の正体に気付いていた。
「『視える気』・・ですか??」
「・・・初めて聞いた・・。個性じゃなくて別のモノなの?」
「それってあちきの個性『サーチ』が反応しなかったのと関係あるのかな??」
「『気』・・・。何やら心躍る響き・・・!」
「(…やはり母さんが『気』と呼んでいるものは『覇気』で間違いない・・。『覇気』は極限状態の中で過酷な修業を行うことが習得の近道、母さんは図らずともその状況にあったわけだ)」
カタクリの推察の通り、マザーが『視える気』と呼んでいるものはあの
「『
「「「「・・・・ええぇぇ・・・」」」」
「慣れてくればどこに何がいるのか手に取るようにわかるから、魚とか鳥とか簡単に取れるようになって空腹で死にそうになることはなくなったね。で、それからはむやみやたらに鍛えるんじゃなくて、その声に耳を傾けて『
「『
「「「「ええぇぇぇ~~!!!!」」」
送崎たち四人はマザーの『視える気』の効果に驚愕した。特に知床はそれが自身の個性『サーチ』と非常に似通っていることに驚きを禁じ得なかった。
「それもうあちきの個性『サーチ』と丸被りじゃないですか!!!それホントに個性じゃないんですか??!!」
「ああ、個性じゃないよ。修業を終えてから個性専門のとこで診てもらったんだけど、私の個性は『強化』しか確認できなかった。残り二つの『気』も含めて『視える気は』個性じゃなく別のモノだったんだ」
「残り二つ!!??」
「『気』って
「あっ!!!そう言えば最初に『脅かす気』ってマザーが言ってた!!それも『気』の一つなんだ!!」
「・・・それ以外にまだもう一つ『気』はあるんですか・・!!」
個性ではない個性上の性能を持つ『気』に驚く四人だが、実は『気』にはあと二つも同等、もしくはそれ以上の性能を持つ『気』が存在することに本日何度目か分からない驚愕となってしまった。
「『視える気』の修業をしてた時にね、ふと自分の中からもなんか不思議な声が聞こえることがあったのさ。その声に従って力を込めると、力を込めた場所にぼんやりと靄みたいなのがかかってたんだよね」
「で、その靄がかかったまま近くの木を殴ってみたらさ、その木は
「「「「はあぁぁっ!!!!????」」」」
「(・・ちょっと待て!!まさかそれはあの
マザーの『気』の説明はあまりにぶっ飛んだもので四人は目を丸くしてしまう。そしてカタクリはかつて新世界に存在したある国で『侍』と呼ばれた者たちが使っているとされる特殊な覇気が頭をよぎるった。
「まぁそんなもの人に向けるわけにはいかないから、今度はそれを使いこなす訓練も一緒に行うようにしてね。そしたら靄みたいなのを纏うようにしたら纏った場所が黒く変色することが分かったんだよ。ほら、こんな風に」
マザーが四人に右腕を突き出すとその右腕が黒く変色しまるで黒曜石を思い起こすような色へと変わる。いかにも固そうな色に四人は興味津々に眺めたり触ったりしている。
「私はこれを『殴る気』って呼んでる。使い方からまんまだけど呼びやすいしね」
そんな中カタクリはマザーが見せている覇気『武装色の覇気』を眺めながらマザーが体得しているであろう覇気『流桜』について考えていた。
「(…俺を含めて
「(…母さんは『武装色』の覇気の出現を靄がかかったと表現した・・。そしてそれをぶつけると中から破裂したと言っていた。・・・そもそも『覇気』とはいったい何のことを指している・・?)」
「(…『覇気』とは全ての人間に等しくあるもの・・。それは血液のように当たり前に体に流れているもの・・。呼吸のように、意識せずとも当たり前に身体を流れるもの・・・、???まて、何か引っかかる・・??なんだこの違和感・・・???)」
カタクリが思考の海に沈んでいる最中、ふとマザーの腕を触っていた知床が質問をした。
そう、この時こそカタクリがかつての世界で気づくことができなかった『覇気』の真髄に気づいた瞬間だった。
「
「そうだね、うっすらとだけど蒸発するみたいに体から出てってるよ。代謝と同じようなもんだね、
「・・・!!!!!!!!」
~カタクリside~
…今母さんは何と言った・・?!代謝と同じ様なもの、古くなったものが体から出ていくと言ったよな・・!!
・・そうだ、今まで感じていた違和感はそれだったんだ・・!!『覇気』は呼吸や排泄と同じ・・!!体から作り出され、古くなれば体外へ排出するものなんだ・・・!!!だからワノ国では『流桜』は
・・そう考えればワノ国では『覇気』を『流桜』と呼ぶのも『見聞色』が使われていないのも得心がいく・・!ワノ国にとって『覇気』は体を
対して俺たち『覇気使い』にとって覇気は
『武装色』を習得する際に俺たちは鎧を纏うイメージを持つ、この鎧のイメージが『覇気』を纏うのではなく
『流桜』は敵に対し覇気を「纏う」→「流す」→「破壊する」という流れに対して、『武装色』は覇気を「纏う」→「固める」→「ぶつける」という流れになる・・。『覇気使い』が流桜を体得しようとすると、覇気を「纏う」→「固める」→「流す」→「破壊する」という流れになってしまい「固める」という余計なプロセスを無意識に挟んでしまうから難しくなってしまっていたんだ・・!!!
逆に『見聞色』は道具のように「使う」「使わない」を明確にしなければコントロールすることができない。そうしなければ常に周りの『声』を聴きとってしまい頭がパンクする・・。覇気のON・OFFをはっきりさせ、修練によって覇気を使っているときの
~side out~
カタクリがマザーの『気』の説明で『覇気』と『流桜』の違いに気付き驚愕している最中、手合わせで個性が無力化された茶虎が最後の『気』についてマザーに尋ねていた。
「・・ではあとひとつの『気』が私の個性を無力化したものになるんですね・・?!」
「そうだ!!やわちゃんの個性『軟体』を無効にしたやつが残ってる!!」
茶虎の個性『軟体』という打撃にはめっぽう強いはずの個性を無視して攻撃できた残るひとつの『気』、四人はマザーの説明を今か今かと待っている。
「そうだよ、あの時あんた達四人に使った『気』は『脅かす気』。これはあたしが修業の最後に使えるようになった『気』、他の二つとは色々と違ってるものなんだよ」
「「「「『脅かす気』???」」」」
「(・・・十中八九
カタクリはマザーの言う『脅かす気』の正体に気付いていたが、自身が知っている名前とは余りに違い過ぎる呼び方に何とも言えない気持ちになっていた。
「そ。これは他の二つの『気』とは違って、自分に作用するんじゃなくて
ドンッ・・!!!
そう言うとマザーは四人に向き合うと凄まじい殺気のようなものが溢れだした。一瞬にして『死』を感じた四人は意識が跳びそうになるが、突如として殺気が消え去りギリギリ意識を保つことができた。
「・・!!!はぁ、はぁ、はぁ・・!!!」
「・・ぷはぁ!!!!」
「ハァ、ハァ、ハァ!!!!んん!!ゲホッゲホッ!!!!」
「・・ふぅ、ふぅ、ふぅ・・!!!」
何とか意識を保った四人だがほんの一瞬の出来事で恐ろしく気力を削がれてしまった。おまけに呼吸も儘ならない、こんなことがあり得るのか、なんて理不尽な力なのかと感じていた。
「キツイだろ?これはあたしと相手との間に圧倒的な力量差があると威圧するだけで気絶させることも可能だよ。今は加減したからこんなもんで済んだけど、やろうと思えばあんたたち全員気絶させることもできるんだよ」
「こんなふうに相手を威圧したりそれで気絶させたりするのが『脅かす気』。手合わせしたときに使ってたのが
マザーの説明を息を切らしながら聞いていた四人だが、茶虎は『脅かす気』の説明を聞いてもいまいちピンと来ていない。当然だ、相手を威圧することと自身の個性『軟体』を無効化したことが繋がらないためいまいち納得できないのだ。
「・・『脅かす気』がどういうものかは分かりましたが、それでどうやって私の個性を無効化したのでしょうか?聞いた限りでは個性を無効化するような力はないように思うのですが・・。」
「確かにそうだよね?相手を威圧するのと柔ちゃんの個性を無視して攻撃できるのって違うものだよね?」
「まぁ確かに説明だけ聞いてもピンとこないよね。でも
「「「「????」」」」
「(…
to be continued…
覇気と流桜の考察は完全にオリジナルの考察です。友人となんやかんや言いながら考えました(笑)
救済してほしい敵キャラはいますか?
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荼毘(轟 燈矢)
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トガヒミコ
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トゥワイス(分倍河原 仁)
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Mr.コンプレス(迫 圧紘)
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スピナー(伊口 秀一)
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マグネ(引石 健磁)
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ステイン(赤黒 血染)