サイレンススズカ 87票
セイウンスカイ 67票
キングヘイロー 35票
メジロマックイーン 34票
トレーナー 27票
スズカとスカイの2人が順調に票を伸ばして1位と2位。キングが前回よりも票が伸びて3位。続いて僅差でマックイーンが4位で最下位はトレーナーとなります。
今日はトレーニングからじゃなくてチームルームでミーティングからスタートだ。先日行われた弥生賞のレース展開や結果を踏まえての反省会を開いている。
「とりあえずレースの動画見ていって反省会するぞ〜」
「え〜自分の負けたレース見るの〜」
「負けたレースでも負けた理由と、相手の何が強かったかがわかってくるだろう」
弥生賞では完全にスペに実力差でスカイは敗れてしまった。キングは前半で冷静でいられずにオーバーペースでスタミナが持たずにスペに置いてかれた。単純なスピード勝負ならキングはスペに負けていなかったが……これもまた実力差ってことか。
「スズカとマックイーンも動画を見てなにか思うことがあったら言ってくれ」
俺は弥生賞の動画を再生した。スタートは2人とも問題はなかった。スカイは先頭を上手く取れていたし、キングもポジション的には悪くなかった。ここまでは2人とも予定通りの出だしだったんだけどな。
「キングはここで焦ってペースをあげたな」
「スカイさんが想像以上にハイペースで入ったのと、後ろについてるスペシャルウィークさんに圧を受けてしまったわ……もう少しレース全体を冷静に観察すべきだった」
「ふっふっふ、セイちゃんの作戦通りですね」
スカイのお得意の作戦でレースが全体的にひっぱられていた。個人に仕掛けたものなら対処しやすいが全体的にペースが上がっていくと、自分一人だけペースが上がっているわけではなくてそれが普通のペースと錯覚しやすい。逃げで先頭からレースを動かそうとするスカイのこの作戦は非常に強く有効なものだ。
「でも、スペにはその作戦も通用しなかった。単純な実力勝負に最後持ち込まれてスカイは負けた」
「「…………」」
しょっぱなから重い雰囲気になってしまった。とりあえず動画を再生しよう。まだレースがスタートしてから少ししかたってないからな。ここからレース中盤から終盤にかけてのレース展開を確認していかないといけない。
「レース中盤のレース展開は悪くはなかった。スカイは先頭をしっかりと維持していたし、スタミナ的にも問題はなかった。キングも冷静さを取り戻してペースを抑えてラストに備えてしっかりと足を溜め始めたからな」
「このまま行ったらラストスパートでスカイさんに追いつけずにスペシャルウィークさんには差されると思ったわ」
中盤はキングが冷静さを取り戻してからレースはあまり動かなかった。スカイ、キング、スペの三人がお互いの状況を見合っている状況だ。問題はここからの終盤、坂道に入ってからだ。スペの走りで俺が個人的に気になる場面があるからな。
「ここからが問題だな……」
「ここって私が坂道に入ってからしかけ始めたところですよね?」
「そうだな。スカイのこの判断は正しかった。自分のスタミナの多さと坂道の得意さを活かした良い作戦だ」
ここでスカイが一番早く仕掛けて、キングも後ろから追い越そうとペースを上げようとしたがスタミナ不足でペースアップできなかった。しかし、この三人のなかで唯一スタミナもスピードも能力値的には十分のはずだったのにスペは仕掛けなかった。
「スペちゃん……もしかして」
「多分スズカの想像通りだ。スペは坂に慣れていない、もしくは坂が得意ではない可能性が高い」
スペは平坦コースになってから一気に加速して仕掛けてきた。例えスカイが坂道でのアドバンテージを易々と渡すとは思えない。次のレースまでの期間一ヵ月でスペがもしかしたら弱点を克服してくる可能性はある。沖野先輩がその弱点に気が付いているかどうかはわからないが、単純にスペの弱点克服が間に合わない可能性もある。そこは様子を見つつ作戦を立てればいいだろうが。
「この弱点を利用しない手はない。スペの弱点克服も視野に入れるとすると、今は単純な実力アップを目指すぞ」
「そうだね~……ラストの直線では完全に実力勝負で負けちゃったからなぁ……」
スカイはスピード、キングはスタミナが足りていない。皐月賞までには最低限この二つを補っておきたい。キングのスタミナはある程度は足りてはいる。スピードとスタミナをどちらも上げていきたいところだ。スピードはすでにスペを上回っているが、さらにそこで差をつけることによって勝利を確実にしていくはずだ。
「スカイもキングも今日からはメニューを変えていくぞ」
「あの~私やスズカさんのトレーニングがどうしますの?」
スズカのトレーニングメニューは決まっているんだけど、マックイーンのメニューをどうするか決めかねていた。マックイーンのスタミナの伸び率はスカイ同様かなり高い。しかし、そこばかりを重点的に鍛えすぎて別をおろそかにするわけにはいかないんだよな。
「スカイはスピードトレーニングのためにショットガンタッチを行う。キングは1000mのインターバルトレーニングだ」
「キングちゃんのインターバルは分かるんだけど、私のショットガンタッチ?ってなんなんですか?」
「ショットガンタッチていうのは、スタート地点からボールを投げてそれを走るやつが取りに行くっていう遊び?スポーツみたいなもんだ」
まぁ、ショットガンタッチの由来なんかはどうでもいいんだけど。その内容はスピードトレーニングに向いている。スタートからの瞬発力と、ウマ娘の強肩から放たれる投擲距離。瞬発力とスピードの維持力の二つが鍛えられる。
「マックイーンとスカイの2人でこのトレーニングをする。1000mのインターバルはキングとスズカの2人だ」
「自分で言うのは悔しいけどスズカさんと私じゃ実力差で周回差ができると思うのだけど」
「そこに関しては安心してくれ……周回数差分1000mダッシュ追加な?」
こういうのは闘争心を煽るような罰ゲームをたまには用意するのも一興だ。もちろん二人の負担をみて止めることもあるだろうが、基本的には走ってもらう予定ではいる。
「そんなめちゃくちゃな!スズカさんだって流石にきついですよね?」
「私は全然かまわないですよ?キングちゃんとはスタミナトレーニングばっかりしてきたから楽しみだわ」
残念だったなキング……スズカと組んだ時点でお前に逃げ場は既にないんだ。このトレーニングを乗り越えてまた一つ強くなれ。スカイは最初スズカに痛いほどしごかれてここまで伸びてきたんだから、キングもきっと大丈夫だと思う。
「キングさんは大変ですわね……」
「おーっとマックイーン。しっかりとお前たち二人の分も考えてあるぞ?」
「ちくしょぉぉですわぁぁぁ!!」
スカイはマックイーンを弄るのが好きだし。これを理由にトレーニングにさらにやる気を出してくれるかもしれない。しかも、マックイーンはしっかりとスカイに対抗心を持っているからちょうどいい。
「投げたボールをキャッチできなかった場合はもう一人がボールを取りに行っている間に腕立て伏せな」
「へ~それは面白そうだね~マックイーンちゃんが小鹿のように腕も足もプルプルさせてるのを拝めるかもしれないんだ」
2人の間に脚力とスタミナの差はあれど肩力はあまり変わらないはずだからな、球を飛ばす距離はあんまり変わらないはずだ。スカイは釣りが趣味と言ってたし、他のスポーツをあんまりやっている様子はない。マックイーンもスイーツをパクパクしているだけでスポーツをやっているイメージはないしな。2人のどちらかが野球とかハンドボールとかをしっかりとやってたら大変なことになりそうだけどな。
「とりあえずは皐月賞が終わるまではチーム全体のトレーニング方針はこんな感じだ。全員気合入れてけ
よ。スカイとキングは言わずもがな、スズカだって近くにレースを控えているし7月には本命の宝塚記念が待っているんだからな。マックイーンもこのままいけば年末にはデビューできるだろう」
「「「「はい!」」」」
チーム全体の士気は上々。沖野先輩待っていてくださいね?次のレースで勝つのは俺たちチームレグルスです。
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