新機動戦記ガンダムW 〜試されしガンダム達〜   作:星々

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戦いが幕を開ける
伝説は何度でも立ち上がる
一度目はコロニーのため
二度目は完全平和のため
そして三度目は地球のため

彼らの戦いは、この後も続くのだろうか




第3話 〜はじまり〜

アンノウンの先行部隊とGチームの前衛が接触した。

ついに戦闘がはじまったのである。

敵の数、およそ200体。

単純計算で1人あたり16〜7体である。

更にその後ろにはアンノウン母隊がいる。

それを含めれば、敵の数は四桁を超えるだろう。

 

「つあぁぁ!!!」

デスサイズヘルが接近してきたアンノウンを真一文字に斬り裂いた。

MSを斬った時のような爆発はなかった。

ただ、代わりに体液と思われる赤紫色の液体を撒き散らして内側から破裂した。

「うげっ! 血かよ。」

デュオはアンノウンから飛び出したものに驚きながらも、次の標的に斬りかかっていた。

「血が流れてるってことは、宇宙環境に適応した生命体ってことですね。」

サンドロック改がアンノウンの反撃をかわしつつ攻めていった。

アンノウンの反撃方法は今のところ2種類。

一つは、腕にあたる部位から伸びるブレードのようなもの。

もう一つは、そこから放たれるエネルギー砲。

これも見慣れた攻撃なので、彼らにとっては戦いやすかった。

デスサイズヘルとサンドロック改が交互に斬り込み、アルトロンとプテリュクスが援護する。

が、数は次々と増え、陣形が崩れはじめた。

「数が多い。個別で戦ったほうがよさそうだ。」

トロワがアンノウンをマルチロックオンして肩からミサイルを乱れ放った。

「その方がよさそうね…!」

ミデンがトリガーを激しく連打する。

 

ガンダムたちは散開した。

「さて…これで周りを気にせず撃ちまくれるわ!」

グランは両手にビームピストルを構えた。

「グランビット!」

グランの機体各部に装備された緑色の板、グランビットが一斉に射出され、グランの周囲を囲むように外側に銃口を向けて停滞した。

グランは両手を広げ、ビームピストルを左右に構えた。

「一斉乱舞!! 乱れ撃つわよ!!!」

グランはそのまま回転運動をとりながらビームを乱射した。

一見すると闇雲に撃っているようだが、ビームは的確にアンノウンをとらえている。

「アサルトフォーメーション!!」

ミデンがそう叫ぶと、グランビットがグランの前方に円陣を描くように配置した。

すると、その円陣から高出力の照射ビームが発射された。

アンノウンは、そのビームに飲まれて次々と蒸発する。

とてつもない破壊力だった。

今の一撃でアンノウンの10%は墜としただろう。

 

「僕も負けてられないね!」

グランの攻撃を見たレイはそう呟き、コックピット上部にあるレバーを押し込んだ。

すると、プテリュクスの身体がねじれ、脚が折りたたまれていく。

プテリュクスはバード形態に変形した。

脚部のミサイルポッドは、バード形態でも邪魔にならないように設置されている。

プテリュクスは最高速でアンノウンの群をミサイルを撒き散らしながら横切った。

プテリュクスのミサイルは、破壊力というより、効果範囲を重視したつくりになっている。

そのため、爆風は広範囲に広がり、アンノウンを同時に2〜3体を襲う。

それから振り向きながら変形し、バスターライフルを放った。

グラン同様、かなりの数のアンノウンを墜とした。

「中々やるな。」

五飛がミデンとレイの戦闘っぷりをみて呟いた。

Gチーム全員が自身の力を全力で出した。

 

アンノウンの半分近くは墜としただろうか。

数は確実に減っている。

Gチームを突破したアンノウンは月軌道上に設置してあるエネルギーシールドにぶつかって1体では地球に降下できない。

なんとか、ではあるが食い止めている。

そんな時だった。

「攻撃が止んだ?」

デュオが降りかかるエネルギー砲が止んだことに疑問を抱いた。

正直助かった面もある。

どの機体も、多少ながらダメージを受けている。

エネルギーも残り少なくかった。

「撤退していく…」

アンノウンは地球に背中を向けて母隊に戻っていった。

そしてその母隊も、地球から距離をとった。

「撤退するということは、それなりの学習能力があるらしいですね。」

「だが諦めたってわけじゃなさそうだぜ。」

「しばらく様子を見るつもりだろう。」

「どうする? 俺たちも一旦帰還するか?」

「いつまた攻撃してくるかわからないんですよ、トロワさん。」

「いや、その心配はなさそうね。」

「何故?」

ミデンは胸に手を当てて目を瞑った。

「………そう言ってる気がするの。」

「はぁ!? 気がするっておい。」

「デュオ、僕もミデンと同じです。何かが、語りかけてくるような…」

「カトルが言うんだ、大丈夫だろう。」

「トロワ…! まぁいいよ。攻撃してきたらそん時はそん時でまた出撃すりゃいいしな。」

GチームはMO-Xに帰還した。

 

 

それからアンノウンは、攻撃する様子もなく、ただ宇宙に停滞し続けていた。

外側に繭のようなものを張り、眠るようにただそこにいた。

こんな状況が2日続いている。

 

 

 

 




どうも星々です
やっと戦闘がはじまりました、はいw

この作品を楽しみにしてくださってる方がいるようで、誠に光栄です(←日本語あってる?w)

えっと、国語が苦手な自分ではありますが、一生懸命に楽しく書いてます
暖かく広い心で読んでいただけると幸いです
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