「トレー…ナー…」
おお、ゴルシ!よかった…
大丈夫だぞ!検査の結果も異常なしだ!全力出し過ぎて酸欠だったらしい!
「アタシの…ヘッドギアは…」
検査の時外しただけだ、みろ!俺の頭に
「なんでアンタが付けてんだよ…
返せ…
……」
その日からゴールドシップは、少しずつおかしくなり始めた…
分岐4
退院おめでとう!
「ありがと」
今オヤツにおめで鯛を捌くからちょっと待っててねいやあゲート開くのと同時にうまだっちキめた時はもうダメだって思ったけどまさかあそこからから全員ぶち抜くとは流石は黄金の不沈艦(ゴールドシップ)!最高だった、愛してるぞ!
「…へへ、アタシもだよ」
俺含めあの場にいたヤツ全員お前の虜だお前は最高のウマ娘だよ!ところでこのヘッドギアだが
「なんで着けてんの?」
いやお前にいつでも返せるようにさあとこれ付けてると威嚇になるんだよトーセンジョーダン俺見た瞬間に気絶して白目剥きながらビックビクしてたからな出走取り消しはちょっと気の毒だけどやはりゴルシはトレセンにて最強…
「…なんでトーセンジョーダンの話するのアタシの方が綺麗だし可愛いし面白いしスタイルいいし白いしああわかったギャル好きなんだああいう白ギャル好きなんだふーんぶっころがしてくる」
どうした急に
確かにギャルも白ギャルも黒ギャルも好きだけどゴルシが1番すきだっちだよ頭ん中ゴルシでいっぱいだとりあえずこれ返すね
「は?テメーやっぱ白ギャル好きなのかそっかそっかマジで蹴り入れてくるあの卑しかウマ娘アタシのトレーナーに色目使いやがって
二度と立てないくらい膝壊して星3因子付けたがり重課金おじさん120人と一緒に120億回うまぴょいしないと出られない部屋に放り込んでやる
おい勝手に外すな一生それ着けてろ外したら腎臓破裂蹴り喰らわすぞ」
…どうしただいぶ掛かり気味だな?まだ本調子じゃないのか?しかもお前がこれ付けないなんて…
「…そういう気分なんだよ」
そうか…まったく気分屋だなあゴルシは!しかし流石はメジロの血筋だストゼロ狂いの白饅頭に、レース中にアナボリック決めるヤク中、やっぱメジロはイカれてるぜ最の高だ
「メジロの話すんなメジロで殴るぞ」
…なんで?どうした?嫉妬?シットリゴルシちゃんってこと?はっはっは可愛いとこもあるなそんなに心配しなくても出会った時からお前は俺のすきぴだしゴルシしか勝たん
「…いやマジで返事次第ではタダじゃ済まねぇぞ
お前がクソ緑や桐生淫と出かける度に
アタシのやる気と体力上がってるの、なんでか考えたことあるか?
上がってんのやる気じゃなくて殺る気だからな毎度毎度お出かけの度にその話アタシに聞かせやがってどう言うつもりだ殺されてーのか?あ?
アタシの虜って何回も言ってくれただろ、あれ全部嘘だったのか?おい!ちゃんとこっち見ろ!
…水族館もカラオケも朝帰りもアタシでいいじゃんなんでなんでなんでなんでアイツらにしてること全部アタシでしてよなんでもするからお願いずっとアタシだけ見ててよ」
…アイツらとは本当になんでもないぞ
そしてわかってくれゴルシ
俺はトレーナーだ
お前の虜って言ったのは嘘じゃない
けど、お前のことを何より大事に思ってる
今はお前にとって大事な時期だ
URAの決勝も控えてる
だから…
「…わかった
テメーの考えは、よく、わかった
そうやって適当に誤魔化して
なあなあに済ませようとしてんだな?
もういい、もう何も喋んな
…今から起こることは、全部アタシのせいだ」
そう言うと彼女は俺を抱きしめ
身体を擦り寄せ
強引に唇を奪う
口の中を柔らかい感触が這い回り
彼女の涙が俺の頬を濡らす
彼女は肩を震わせている
こんなにゴルシを追い詰めてしまっていたのか…
「…トレーナー
ちゃんとアタシが1番だって証拠、見せて
…ん…
なんだよこんなんじゃ誤魔化されな
…っ!……
ちゅき…
大好き。100年後もアタシから目を離さないで…」
俺から彼女を抱きしめ身体を寄せると、さっきまでの暴れ方が嘘のように大人しくなった
ヘッドギアを外し耳元で愛してると伝え
彼女に装着する
彼女は立ち上がり
背を向け
無言でターフへ駆けて行った
危なかったやっぱあのヘッドギア、抑制装置だったのか…これ俺も付けてなければ多分最後まで行ってたな
うわトーセンジョーダンが10mくらい蹴り飛ばされてるよまた賠償金か…
あれウマ娘じゃなかったら死んでる…こわ…
唇に残る感触と甘い香り
肌に残る彼女の熱と柔らかさ
出会った時からずっと、ゴルシちゃんから1秒だって目が離せなかった
俺の頭の中はゴルシでいっぱいだ
全くとんだじゃじゃウマだぜ
よーし乗りこなして俺の愛バにしてやる
続きは例の温泉だ、URA優勝したらご要望通り大安吉日すっぴんわっしょいしてやるからな…やめてって言っても絶対やめないぞ…
100年後いっしょに宇宙行こうな…