多次元、異世界を行き来するオーマジオウとその配下、転生者ウォズがリーダーであり、その他、オーマジオウが集めた転生者、理不尽な力を持つ者たちでできている。
大多数の転生者はバイト感覚で手を貸しているため、オーマジオウがどこかの世界線から手に入れたラピュタを拠点に、元の世界と行き来している。ちなみに正義に生きる組織、ウルトラマンみたいなとこには声掛けをそもそもしてない。きっと苦しむだけで、迷惑かけるから。
カルデアの接触に伴い、彼ら転生者同盟は最終局面に差し掛かる。
様子見をしていると、オベロンはできる限り転生者同盟とカルデアを接触させないように動いている。元々我ら転生者同盟はブリテン滅亡を掲げている為、円卓軍と交流がある時点でおかしいのだ。仕方あるまい。
オーロラがいない中、オーロラこそブリテンの王女であると掲げるゲリラ組織があり、まるで抑止力が働いているように、物語は進んでいる。
それを逆手に取り、できる限り転生者同盟は表舞台に立たず、先読みしながら『春の記憶作戦』を行う。
転スラからシュナを初めとした女性の方々を初め、銀魂からお妙さんたち銀座に生きる女性の視線から攻める。結果から言えば、アルトリア・キャスターチョロい。
そんな彼らがカルデアと接触するポイントの一つは、ノリッジの厄災退治だった。
◇◆◇◆◇
『烈火抜刀!!』『流水抜刀!!』『黄雷抜刀!!』『激土重版!!』『翠風の巻!!』『錫音楽章!!』『狼煙開戦!!』『界時逆回!!』『月闇翻訳!!』『最光発光!!』『抜刀!!』
11人の剣士が突然現れ、逃げ惑う妖精や人間とモースの群れの間に割り込む。
「行くぞみんな!!いまだけは、人も妖精も関係ない。これ以上、憎しみを蔓延させないために、俺たちはいまを戦う」
『オオォォ――ッ!!』
何も無い空間から武装した妖精たちや人間も現れて、避難誘導やモース退治をし始める。それにノリッジにいる住人や、それを見たカルデアの者たちは驚いた。
「転生者同盟!?彼奴ら、ブリテンを滅ぼすとか言ってるのに、助けに来たのか!?」
妖精王オベロンはそう叫び、ダ・ヴィンチちゃんはいまはそれは良いと言って、最優先は災厄をどうにかすると言う事、マシュの事を優先する。
そしてノリッジの厄災を退けたカルデアと予言の子アルトリア・キャスター。だがモルガンの魔術によって、マシュとまた別れ別れになる藤丸立香。彼らはその後、災厄を退けた事でキャメロットに呼び出される中、転生者同盟は誰一人としてキャメロットに行かないらしい。
ただ言えるのは、カルデアの敵であり味方であるとメッセージは残されている。
「転生者同盟……」
藤丸立香はその名を口にして、自分たちの知識を呼び起こす。突然ブリテンに現れて妖精狩りなどを行い、殺し回る集団であると。
捕まった妖精は二度と帰ってこず、風の氏族族長であったオーロラを殺した組織であり、ソールズベリーでは憎まれていると言われている。
「敵であり味方か、彼らとは巡礼とは違うけど、真意を知る必要はあるね」
「ですね。私もそう思います」
アルトリア・キャスターもそう言い、オベロンは、ダ・ヴィンチちゃんの提案に乗る気はさらさら無い。彼らと接触しても意味も理由も無いからだ。
そんな事もありながら、ウォズとリムルの配下の悪魔たちは藤丸たちの監視を続けている。
◇◆◇◆◇
カルデアはその後、キャメロットでモルガンと会話するが芳しく行かず、王の氏族の族長と出会い、円卓軍と合流する。
円卓軍にはアイルーが居て、彼らが拠点となるロンディニウムで働いていた。
「彼らも妖精かいパーシヴァル?」
「いえ、彼らは転生者同盟の者たちですね。彼らとは不可侵条約を結んでいますが、こういったことには協力してくれるんです」
「君たちが?転生者同盟とそんな条約を結んだのかい?」
パーシヴァルはダ・ヴィンチの指摘に悩んだ顔をする。彼らには彼らしか知らない“何か”があり、その為に妖精は滅ぼす、ブリテンを滅亡させると明言している。
藤丸たちは彼らがなんのために戦っているのか、ますます訳が分からなくなり、悩んだ顔をする。それでも、この國の物語は進んでいく。
ノリッジの鐘を鳴らしたり、オベロンの土地である森が妖精騎士ガウェインの手により、
牙の氏族との戦闘が起きる中で勝利、その後は翅の氏族が収める町グロスターで三つ目の鐘を鳴らす。
そしてグロスターで偶然出会った妖精騎士ガウェイン改め、バーゲストとの謁見で驚く事実が発覚。
「ウェールズの森の妖精たちだっ!?」
「どうして彼らはここにいるんだい?」
「私がモルガン陛下からの命令は、ウェールズの森を焼く事です。その地に住む妖精たちを殺すようには言われていなかったので、住人がいなくなった我が領土に引き取ったまでです」
それにはアルトリア・キャスターも驚き、喜ぶ中で、カルデアには転生者同盟と話をする事を進められた。
「彼らは何かを知っています。そしてなにより、モルガン陛下を倒せるのは、おそらく彼らだけです。私から言えるのはこれだけですね。私では彼らに会いに行くことはできませんので、彼らから真意を聞いて着てほしいのです」
それに藤丸たちは了承して、湖水地方へと進む。
そこで妖精亡主になった妖精に頼まれて、ビースト幼体であるコヤンスカヤとの戦闘………
「おっと、ここまでは読み解かなくても良いでしょう。あなたたちに我が魔王の一端をお見せしましよう」
「クッフフ、リムル様と同格の魔王。お手並み拝見、といきましょうか?」
そう言って転生者ウォズは嬉しそうにノートに文字を書く。彼はずっとカルデアの様子を『書いて』いる。
ここから先も、この國の出来事はウォズの書物……物語として、彼は『書き』続けるのであった。
◇◆◇◆◇
それは一方的であった。
「くっ、このッ!」
コヤンカスヤがモースの群れを操り襲わせるが、無数の銃器が現れ、一斉射撃で薙ぎ払う。
【………覚悟は良いかコヤンスカヤ】
そこにいるのはカメンの言葉にライダーの文字を刻んだ仮面を付けた黒き王。仮面ライダーオーマジオウ。
空に浮かび、沼の中に沈む竜の死がいを守るように、無数の武器を取り出す。
【我が花嫁の遺体を暴く罪は重い。何本かその命を捧げよ】
「ツッ………調子に乗るな人間がッ!」
【貴様は何も分かっていない】
暗闇が襲い掛かってくるが、巨大化するアックスカリバーで薙ぎ払い、闇の中から後ろを取るコヤンカスヤに対して振り向かず、コヤンカスヤに無数の剣が刺さる。
「ぐっ」
【クウガの刻!!】
巨大な魔力が噴き出し、コヤンカスヤはすぐに距離を取るが世界が止まった。
【マイティキック!!】
片足に封印エネルギーが込められ、放たれた一撃を受けてしまうコヤンカスヤ。ただそれだけで命の活動を封印され、動きを止めた時、再度ベルトを操る。
【アギトの刻!!】
「まっ」
【ライダーキック!!】
放たれた一撃で空高く飛んでいき、空にアギトの紋章とクウガの紋章が広がり、その中心が爆発する。
オーマジオウはそれを見ながら、カルデアを見た。
「なにあれなにあれッ!? なんかあり得ない魔力量なんですけど!?」
「ああ、いまは魔力量は一般サーヴァント並みにしか感じないが、戦闘中はその比じゃないっ。ビースト幼体とも言うべきコヤンカスヤを一蹴できるほどの魔力量なんて」
「………何者ですかあなたは」
藤丸が前に出て話しかける中、それに驚きながらもときめくアルトリア・キャスター。臨戦態勢を取る村正。驚いている糸紡ぎの妖精。
【………先ほどの戦いを見て話しかけるか、カルデアのマスター】
静かに降り立つオーマジオウは、高らかに宣言する。
【我が名は仮面ライダーオーマジオウ。最低最悪の魔王にして、妖精を、この國を滅ぼす者。転生者同盟を立ち上げた創設者……全ての発端だ】
「転生者同盟!?ここでまさかその創設者が」
「あなたはここで何をしているんですか?」
【私の嫁の遺体をいじくる獣が居たのでね、殺害しに来たのだが………二度だけか、存外しぶといなビースト】
そしてしばらく沼を観察して、ふむと頷く。
【カルデアよ、いまより試練を与えよう】
「ッ!?沼から魔力反応、これは」
【いまから現れる呪いを鎮めよ。さすればマシュ・キリエライトがいる場所を教えてやろう】
「なんだって」
【戦えカルデア、お前たちはまだ舞台上に上がっていない。立ち上がる覚悟があるのなら、この程度の厄災は、軽く退けよ】
沼から出て来るアルビオンの竜に関するものと戦う中、それを静かに見ている者たちがいる。
「………まさかビースト幼体があそこまで弱いとは」
「クッフフ、あれではさすがに判定はできませんね。あの程度の存在、ウチの者たちなら、誰にでも倒すことができますから」
「くっ」
ウォズは悔しそうに顔を歪め、ディアブロは優雅に微笑み、その様子を見守った。
カルデアは沼の異変を解決させたあと、マシュのいる場所を教えてもらい、そこで新たな協力者と出会うように助言される。
「あなたたちはなんなんですか?敵であり味方って」
【言った通り、我々は妖精を滅ぼす者であり、世界を救わないし、滅ぼさない。妖精を憎まないし、守らない。無論、カルデアの敵にはならないが、味方にもならないと言う意味だ】
「なぜあなたは妖精をそこまで」
【それをまだ知る時では無い。残りの鐘が最後になったとき、我ら転生者同盟の元に訪れるといい。君たちには真実を知る権利がある。故に全てを話そう。その時まで、さらばだ】
こうして物語は一気に進み出し、モルガンとの戦いへと針は進む。
◇◆◇◆◇
「見つけたぞ、ボルボ上げろッ」
「了解っ」
「さてと、妖精狩りや水遊びにも飽きて来たところなんだ。そろそろオーマから仕事もらうとしようぜ両さん」
「おうよ銀時っ」
海の中から破片を回収する両さんたち。オーマジオウの下にそれを届けに出向く。
ダイジェストはまだ続く。
聖剣の剣士たち 仮面ライダーセイバー
聖剣に選ばれた転生者剣士たち。実は別々の世界から来ている。各々思うところはあるが、妖精を全て殺す方針では無い為に手を貸している。頑張って更生させている中で、真実を知り、変わろうとする者や償おうとする者が出始めて涙した。
彼らを率いてノリッジに厄災に乗り込み、住人を助ける。
妖精騎士ガウェイン改めバーゲスト
転生者同盟の
コヤンカスヤ Fate/GrandOrder
アルビオンの竜を回収しようとしていた人。話に聞くメリュジーヌの事は知っていたので、彼女を呼び出そうとしたら旦那が来て二回も殺された。
アルトリア・キャスター Fate/GrandOrder
おっかないオーマジオウに堂々と話しかける藤丸にキュンするくらい好感度が上がっている。春の記憶作戦は着実に進んでいる。
仮面ライダーオーマジオウ
両さんたちにとある物を破片でもいいから見つけてくれと依頼した。ぶっちゃけ過去を遡って当時の物を探したりして、場所を特定しつつ、いらん知識を様々な人から吹きこまれるメリュジーヌの相手をしながら、資金集めに翻弄しつつ、ウォズの日誌を見てカルデアの動きを把握したりしている。実は一番忙しい。
妖精騎士ランスロット改めメリュジーヌ
最近、男性との付き合い方を学んでいる。真っ赤になりながらもオーマジオウの事は嫌いでは無いから、頑張っている。
「子供って、そうやって作るものなのか………」
次回でペリルを倒すよ。