善意から悪意に変わった元ヒーロー志望のアーク 作:バロンレモンアームズ
数日後出久は退院した壊理を連れデパートに来ていた。
「壊理、何か食べたいものは・・・・ん?」
「あの〜すみません。ちょっとこの子を預かってもらっても大丈夫ですか?」
出久は後ろから気配を感じ近くにいた女性従業員に壊理に預けると気配がした所に行く。
「おい誰かそこにいるな。出てこい。出てこないなら民間人の中から一人を撃つぞ。」
出久はショットライザーを物陰に向けるとそこから長身でスーツの男が出てきた。
「まさか気づかれていたとは・・・・あの子の事で少し君と話したくてな、私と来てくれないか?」
「確かお前はオールマイトのサイドキックだった。ナイトアイ・・・・嫌だと言ったら、どうする?」
「それは力ずくでも来てもらうぞ。」
すると後ろの方から捕縛布が飛んできて出久の左腕を拘束する。
「久しぶりだな。イレイザーヘッド、いやあんたからすればそうでもないか。」
出久はフードを外しマスクをとり素顔を見せた。
「緑谷!?どう言う事だ。どうしてお前が俺の生徒のひとりの顔をしている?」
「まぁここじゃなんだから何処か別のところで話すのはどうだ?」
出久達は非常階段へと移動して出久は左腕だけじゃなく全身を捕縛布に拘束されたまま口を開いた。
「ではまずお前の名前を教えろ。」
「あんたも知っての通りあんたの生徒で雄英高校元ヒーロー科の緑谷出久だ。まぁあんたの知ってる緑谷出久とは別人だがな。簡単に言えば別の世界から来てこの世界の俺とは違う道を進んだ。」
「どう言う事だ?ふざけた事をいうな・・・・と言いたいところだがお前がこの状況で嘘をつくとは思えない。それに個性社会だ。別の世界から来たなんて有り得る話だ。かと言って信用したわけじゃないが」
「私もこいつが嘘をついているとは思えない。だがこの少年の未来がまるで戦後の日本のようになっているのが気になる。教えてくれないか。君は君の世界で何があったんだ?」
「俺の世界では職業体験が終わってすぐにある女が転校生として雄英にやってきてその女の策略にまんまと嵌った。
俺はその女に雄英から去るように言われて断るとあの女は自分の服を引き裂いて悲鳴をあげ駆けつけたA組に襲われたと嘘をつきあいつらはその嘘を信じ俺に罵倒と暴力の嵐をぶつけてきやがった。
挙句の果てにはイレイザーヘッドにまで除籍を言い渡されたよ。
それだけならまだ立ち直れたよ。でも家に帰ったら母さんは俺を置いて死んだ!!」
「すまん・・・緑谷、あっちの世界の俺がやった事だがお前を信じてやる事が出来なかった。」
「もう怒りが湧いてこない・・・・俺は怒ることすら疲れた。それに俺の世界のイレイザーがやった事だ。違う世界のあんたが謝る事じゃない。」
自分に起こった事全てを話し相澤先生は出久に謝罪するが出久はそう返す。
「もう一つだけ質問いいか?あの女の子を助けた理由は後で聞くとして君は個性の『ワンフォーオール』を持っているのか?」
「あぁでも平和の為に紡いできた力は悪意の力に変わってしまったがあの筋肉ダルマはともかく歴代の継承者達に申し訳ない。」
「成程オールマイトもお前を信じなかったのか・・・・緑谷、無理にとは言わないが雄英に行ってみないか?」
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