善意から悪意に変わった元ヒーロー志望のアーク 作:バロンレモンアームズ
アークワンはマスキュラーの個性を抹消するとそのまま燃え盛る森へと進む。
すると物陰から全身黒く首に捕縛布を巻いている男が出てきた。
それは出久の元担任の相澤消太だった。
「アーク・・・いや緑谷何故此処にいる?この場所で林間合宿が行われる事は外部には一才漏れていないはずだ。なのに何故・・・」
「イレイザーヘッド・・・それは敵連合がこの場所を特定していたからだ。どうやらお前の残念な生徒の中の誰かが裏切り者の内通者らしいぞ。あとマンダレイの甥っ子を保護しておいたぞ。役立たずのお前達に代わって」
「そうか・・・・この件についてはプロヒーローとして礼を言わせてもらう。」
「でなんだよ。俺を捕まえに来たのか⁉️お前の顔を見ていると反吐が出る!」
「すまない・・・お前の姿が見えたから追っただけだ。ところで血狂いマスキュラーを倒したのはお前か?それと少しでもお前の役に立ちたい。」
「フ、フハハハハ・・・ふざけんなよ・・・今更なんだ!お前は何にも信じてくれずに見捨てた癖に!それにしてもお前がこんなに悪意に満ちた俺の役に立ちたいというとはな」
「まぁ強いて言えば此処にいる雄英生徒達全員に戦闘を許可しろ」
「何故だ?」
「まだ分からないのか・・・今許可しなきゃ全員殺されるぞ、それとも俺に言われるまでそれを考えなかったのか?冷たい先生だな。」
「分かった、では無線機を通してマンダレイに指示を出して彼女にテレパシーで伝えるように言っておく。あとお前にもこれを渡しておく」
相澤先生は無線機をアークワンに手渡す。
「奴らの目的は爆豪だ、あいつを守り切れるといいな。せいぜい俺や白雲朧のようにならないようにな・・・・」
アークワンはそう言うとその場を後にする。
相澤先生はまだ何かを言いたそうにしていたが手遅れであった。
アークワンは脳無に襲われている八百万とB組の泡瀬を発見しそのまま二人を黒鞭で縛り上げ遠くの方へと逃す。
アークワンは八百万を手当てすると目が覚めた八百万と泡瀬の言葉を無視して走り去った。
その先には荼毘、トッワイス、トガヒミコ、コンプレスがいた。
荼毘が青い炎を放つとアークワンはそれに対抗するかのように黒い炎を放ち二つの炎はお互いに相打ちとなり消える。
「確かお前は死柄木が言ってたアークか・・・まぁいい、目的のものは手に入った。それにもう時間だ。此処でずらからせてもらう。」
ワープゲートが開きコンプレスが去ろうとするとアークワンは一瞬でコンプレスの前に移動しワープゲートから引き離すと強引にコンプレスのマスクを外し口の中にある圧縮された爆豪と常闇を無理やり吐き出させ、圧縮されてビー玉のようになっている二人を拾うと握りつぶし二人を解放する。
「お互い惨めで悲しいなぁ、荼毘、いいや・・・″轟燈矢″」
アークワンはそれを言うと背中から羽を出しそのままその場から飛び去る。
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