こんばんわ。蒼羽彼方とかいう小説を書いてるおじさんです。
いやー、久しぶりにリザレクションを手にとってやってみたら面白いのなんの。 で! そういえば極東って他所からアラガミ動物園とか激戦区とか地獄とか呼ばれてるらしい、と言う設定を思い出しまして……
そこで最大戦力張ってる第一部隊の隊長さん!!(主人公)がほかの支部?とかに休息もかねて応援に行ったり、色んなことに振り回されたりするだけのシナリオです!
ガッバガバ設定とご都合主義、圧倒的駄文の自己満足のための小説ですが、読んで楽しいと思ってもらえれば嬉しいです。
時系列はリザレクションがエンディング迎えてフェンリル極東支部も通常通り活動し始めたくらいです。ソーマのノヴァの残滓回収作業はまだ終わってないくらい?
アリウスノーヴァまだ倒してないです。初期神機系統縛りがきつい……
ここは極東支部。そして俺はこの地獄で戦力としてトップに立たされている第一部隊のリーダーだ。あ"ーークソ熱っちい……
「んっっで!! なんで地下街で暑苦しい堕天種共とダンスパーティーしなきゃなんっねぇんだよおおぉぉお!!ッッッラぁ!!」
『ごめんなさい! ごめんなさい! 本当はグボロ・グボロの堕天種一体とザイゴート堕天種を数体討伐するだけの任務だったんですよぉ!』
「しゃあッねえよヒバリちゃん!! 『でも――!』 高熱適応したグボロがマグマの中に潜られてたら! 精度の粗い探知で発見なんて不可能だろッ! 堕天シユウも戦闘の音聞き付けられて集まったみたいだしナぁ!! んなくっそ! 曲芸タマゴがうぜぇ! ポンポンポンポン毒吐くなや!!」
そう、本当は高温に適応した堕天種グボロとザイゴートの討伐で終わる筈だった。今の状況?正直言って笑えねぇよ。
シユウ堕天種(火)が3体とグボロ・グボロ堕天種(火)が2体、おまけに倒しても倒しても湧いて2~4体をキープしてくるザイゴート堕天種(火)。ゴポゴポと沸き立つマグマの熱も相まって、暑苦しいダンスパーティーだ。水飲みたい。
ふざけやこっちは神機強化のためにウロヴォロスから混沌翁晶・闇晶、翁骨剥ぎ取ってきたんやぞ!
あーーソーマがクソッタレな職場と愚痴を吐くのもしゃーないなー。サカキ博士ぶん殴るぁー。
『コウさん! サカキ博士から撤退命令です! 手に負えなくなっているなら撤退を許可するって!』
よぉッしナイス博士! 帰ったら初恋ジュース一気飲みな! もちろん大ジョッキで!
そのあと、ヴァジュラの強個体が帰投ポイントにたむろしていたので、泣く泣く地下街に戻って理不尽にキレ散らかして殲滅した。
「あ゜~~~~~……」
「リーダー、大丈夫……ではなさそうですね。お疲れ様です」
榊支部長からの無茶振り依頼をギリギリでこなし、疲れを引き摺りつつも日常に浸るべくロビーでくつろいでいたら、アリサがやってきた。
ああ、アリサ……普段は辛辣な君が、今だけは天使に見えるよ……
「随分とまた無茶をしたらしいじゃないですか。今度はなにしたんですか?」
「やー、そんなには無理してないよ。ちょっと手に負えなくなってきただけ、ね?」
「………………(ジト目)」
じ~~…と無言の圧を掛けながら此方を睨むアリサ。
いや、まぁ、ちょっと、こっちにも後ろ暗いところはあるよね、とさすがに耐えきれなくなって視線を逸らすが、アリサも隣にやってきて顔を捕まれ、強制的に目を合わされる。
「リーダー、今度はどんな無茶をしたんですか?」
「いや!ホントに無茶とかじゃなくt―――」
「話してください」
「だから」
「話せ」
「……………」
「リーダー?」
はぁ、とため息を吐いて、今回の任務と内容があまりにも違ったことを愚痴に溢す。
俺は嫌な気持ちになったり苛ついてくると、どうしても態度や口が悪くなる。だからなるべくこんな姿を見せたくないんだけどな。
リンドウさん助けた時もブチ切れて、その場にいた第一部隊の皆とリンドウさんからはしばらく距離置かれたし。
いやまぁ、さすがにアラガミ化してたとはいえ、四肢切り落として下顎から胸まで抉ってコアをぶん殴るとかされたら引かれるよね? ごめんね?
「あの、聞いてて思ったんですけど、それ全部博士が悪いですよね? ただでさえ地下街は高熱の極地適応型アラガミが出やすいのに、単独で任務に当たらせるとか……標的以外の乱入も考えて、せめて二人以上は付いていった方がよかったのでは?」
うん、それは本当にそう思う。
だけど今、終末捕食のトリガーは引かれてノヴァは月に飛び立った。その際に残されたノヴァの残滓の影響でアラガミが活性化し、アラガミの個体数も激増、個体ごとの強さも上昇した。
具体的には、小型のアラガミなら5匹以上の群れは当たり前、過去一多いのは総計27体のザイゴート、オウガテイルなどの小型種とコンゴウ、シユウの中型種、ヴァジュラ2体、サリエルとクアドリガが一体ずつの大軍団。
今でこそ少しずつながら落ち着いてきたが、それでも平均で10体前後のそんな群れが普通に出てくるようになった。
「ってことで防衛班や偵察班の皆も大忙しだ。アリサもこの前、ヴァジュラの討伐任務で痛い目見たろ。つまるところ人員が足りてないんだ。だから俺の単独任務も多くなる」
「………それは」
【第一部隊隊長 御原コウ 榊支部長から呼び出しが掛かっています。至急、支部長室まで出頭願います。 繰り返します。第一部隊隊長 御原コウ 榊支部長から―――】
「あーらら、呼び出し食らっちった。しゃーないな。行かせてもらうか」
「あっ……」
アリサが何か言いたそうに此方を見るが、支部長から呼び出されているためあまり構ってやることも出来ない。
すまんな、と言って頭を撫ででエレベーターに向かう。
後ろから小さく「ドン引きです…」と聞こえたのは無視しよう。
◇◇◇アリサside◇◇◇
最近、リーダーに回る任務が多すぎる。
そう思ったのはいつ頃からだったか。私は、リーダーに撫でられた頭を抱えて小さく愚痴をこぼす。
「ドン引きです。私たちだって仲間なのに……貴方にはそんなに頼りなく見えるのですか……」
事実、私たち第一部隊のメンバーと、リーダー……隊長の実力は大幅に開いている。
シオちゃんが月に行って、リンドウさんのアラガミ化を止めた辺りから、その変化は出てきた。
サリエルを拳で叩き落としたり、飛びかかってきたヴァジュラを神機で打ち返したこともあった。
急激な変化は、リーダーに何かしらの負担が絶対に出てくるはず。
そんなことを思っていると、サクヤさんから召集命令がかかった。
「………今は、考えても仕方ない、かな」
もやもやした気持ちを抑えて、サクヤさんのところに行く。
◇◇◇支部長室◇◇◇
「よく来たね。予想していた時刻よりも162秒早い。行動が早いのはいいことだと思うよ。うん」
相変わらず独特な雰囲気持っているな、ペイラー博士。
「ま、任務終わって暇だったんでね。ゆっくりしてただけですよ」
実際はあんたの無茶振りを引き受けてアリサに愚痴を聞いてもらってたんだけどな。
「ふーむ、これは少し悪いことをしてしまったかな? どうやら、戦い続ける戦士の僅かな休息を奪ってしまったようだね」
冗談交じりにそう言っているが、薄く開いた狐目からは申し訳無さの含んだ視線を感じる。
「まぁ、それはいいとして、だ。私自身、君には少しばかり色々なことを頼みすぎていると思っていてね。この際だから、ゆっくりと羽を伸ばしてみないか、と提案をしたくて君を呼び出したのだよ」
「提案、ですか」
「そう。提案だ。支部長としての立場から任せる任務でもなく、技術者としての立場から言う素材の調達でもなく。君自身が受けるかどうかの選択ができる提案だよ」
要するに、最近色々と頼みすぎたからお休みをあげる、というだけの話だ。普通ならこんな好条件を逃す理由はない。今が、人員の足りなさすぎる時期でなければ。
確かに上手い話しだ。だがこういったものは裏があるのは当然と捉えるのが当たり前。とくに支部長になった榊博士は、そういう面が強い。隠れて色々なことをやる。
「具体的には?」
「そうだね………」
少し考えるような仕草をして、榊博士はこう述べた。
「他部署への出張なんてどうだろうか?」
と。
……なるほどね。
理由は不明だが、しばらく俺を極東支部から遠ざけておきたい、と。
打てる手は打っておくか。
見切り発車なので非ブックマーク推奨。
長ければ二年くらい投稿しない可能性もあるよ(死目)