雄介side
アイアンマンスーツでの初戦闘後、助けた女性に怖がられた事で豆腐メンタルな俺はちょっぴり涙目になりつつも全身全霊をもって、無害アピールを決行!!
ダイジョウブ!雄介アナタの味方!下心とかマッタクナイヨ!
と実際は言ってないがそんな感じで説得を試みた結果、成功して、現在ナタリアさんの住む里へと移動中なのだ。
ナタリアさんとは、話の流れのとうり、俺が助けた女性であるスーツ越しで彼女を見たときの衝撃を俺はこの先の人生でずっと忘れないだろう…
月光を受けてまるでその一本、一本が光っているかのような長い銀髪、少しつり目で勝ち気そうなその整った顔、身体に吸い付くような木の葉をモチーフにした衣装、その衣装を内側からはち切れそうな程押し出している思わず視線が集中してしまう胸部!
そして何よりも、長い銀髪の間から見える尖った耳と褐色の肌
そう!彼女ナタリア・ヴォーブベルカイムさんは 銀 髪 ダ ー ク エ ル フ だったのである!!
エルフ!エロフ!銀髪ダークエロフだっ!!などと心中落ち着かない俺だったが、何とか紳士な心を取り戻し彼女を里へと送って行くのであった。
「成る程、君が開発した魔法を使った鎧の実験中に、襲われている私を見つけて助けてくれたと?」
流石に神様に転生させて貰って異世界から来ました、とは言えないのでたった今思い付いた嘘を話しているが、不審がられないだろうか…この世界の技術レベルとかわっかんないもんなぁ~
「えぇ、流石に放ってはおけないので、ちょうど実戦の経験が欲しかったんですよ。」
「へぇ、あの技術力が発達したドワーフでさえ作れない心を持った鎧の魔道具を開発した人間の青年が、こんな人間すらの近付かない森の奥深くで実験してたのね?」
「うっ!!…」
あかん、かなり疑われてる!やっぱりよくわかってない現状で嘘なんかつくんじゃなかった!
あとナタリアさん目を細めて俺の顔を覗き込むのはヤメテッ!!
パックリ開いた胸元から素晴らしい山脈が見えてるから!山脈こぼれ落ちそうだからっ!
ってこんなバカな考えしてる場合じゃない、言い訳を考えないと!
「あのですねナタ「いいんだ、言わなくて」……へ?」
「ユースケが私をどうにかするつもりなら、私はとっくに貴方に連れ去られているだろう、あの盗賊紛いの連中と争ったなら奴らの仲間でもない、それにあんな強力な力をもった鎧を、私を安心させる為にすぐにしまうような人間、悪意があるとは思えない。それに私を助けてくれた恩人ですしね?」
あかん、ナタリアさんの良い女ゲージがゴリゴリ貯まってく、というか貯まりきった!!貯蔵限界越えた!!
ヤメテ!!惚れてまうやろ!!
「まぁユースケの事情は里に着いてからにしよう、お父様も交えてからな♪」
「?ナタリアさんのお父様ですか?」
「ああ、、私達誇り高きダークエルフを束ねている。私の誇りなのだ…まぁ少し過保護ではあるがな…」
ナタリアさんは恥ずかしそうに頬を掻くが、俺の心境はそれどころではなかった。
あれー?これかなりメンドクサイ親父さんでてくるパターンじゃない?