「あなた」だけが知っているウマ娘:「あなた」が主役の物語   作:ぴちかー党

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 サイレンススズカのトレーナーであるあなたは、彼女の走りをより完璧なものにするためとある考えを彼女に切り出す。その考えとは・・・


あなたとサイレンススズカ(若干ヘイト・アンチ要素あり)

あなたは、どうしても彼女にとある提案をしたいと思った。

たしかに、この提案には障害がある。

 

 

一つ目は切り出すタイミングだ。

 この提案は野球に例えるなら、投球フォーム、バッティングフォームを変えるようなもの。慣れさせる為には長い期間が必要になる。

 

 

二つ目は明確な理由だ。

 「なんとなく」や「好み」等の私的な理由ではおそらく聡明な彼女が首を縦に降ることはないであろう。あくまでも論理的に納得せざる得ない理由、それが必要になる。

 

 

三つ目は言葉の選び方だ。

 これから彼女に切り出す提案は、今までの価値観を全て否定するに等しい。いわば彼女の逆鱗に触れる提案となる可能性が高い。伝え方一つであなたのトレーナー人生にピリオドがうたれるかもしれない、それほど重要な要素といってよいだろう。

 

 

しかし、あなたは決して、決して、あきらめない。

やるだけのことはやってみよう。

 

 

 神戸新聞杯を走り終えたスズカが控え室で神妙な面持ちで何かを考えながら独り言を呟いている。

 

 

「調子は悪くなかったはずです。スタートも出遅れなかった、終盤までは先頭をキープしていましたが2着・・・何が足りないのでしょうか」

 

 

 彼女にとって今回の結果はやはり納得がいかないのだろう。次のレースは天王山となる金鯱賞、今日のような走りでは、1着を取ることは難しい。

 しかし、幸運なことに次レース開始までにはまだ10ターンもの期間がある。

 

 あなたは、思いきって前々から心に留めていた提案を核心的なことには触れないように、外堀部分から彼女に話してみることを決意した。

 

 

「成る程・・・トレーナーさんの仰ることも一理あると思います。言われてみるとバスケットでは身長が高い方が、相撲では体格が大きい方が有利なことは確かです」

 

 

 慎重に慎重に言葉を選び、利点と理由を述べ外堀を埋めていくあなた。

 その甲斐あってか、今のところあなたの考えに賛同のようであった。

時はきた!!そう思ったあなたは遂に核心に迫る提案を彼女に投げ掛ける・・・

 

 

 その結果はこうだ。

 

 

「つまりトレーナーさんが仰りたいことは、体重を減らすということですね?走りにおいてスピードを求めるならば1gでも軽い方が有利と・・・え、違うのですか?」

 

 

 どうやら彼女は何か大きな勘違いをしていることに気付き始めたあなた。しかし、ここで止めるわけにはいかない。毒を食らわば皿までと言うではないか。

 彼女の答えに首を横に降り、2つ質問を投げ掛ける。

 

 

「はい?A,B,C,D,Eどれがいいかですか・・・バ場適性でしたらやはり全てAがあればいいと思います。えっ、トレーナーさんはEが希望ですか・・・?」

 

 訝しげな表情のスズカに最後のいや、あなたにとって最期になるかもしれない質問を投げ掛ける。

そう・・・パットとシリコンどちらがいいかを




 アプリをプレイし思ったこと。
 競り合いになったらやっぱり大きい方が有利だろうなーと思い書いてみた作品です。一応ヘイトを記入しましたが気分を害されてしまったかたがいましたら、申し訳ありません。
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