「あなた」だけが知っているウマ娘:「あなた」が主役の物語 作:ぴちかー党
原作「3つの宝」パロディ
トレセン学園、談話室。早朝、三人のウマ娘が宝?をめぐり争っている。宝とは、履けばたちまちにスピードがSに上がる気がする靴、着ければ根性が上がるかもしれない気合いのハチマキ、胸の名札にマックイーンと書かれたスタミナが上がる雰囲気のある体操服。
ただしいずれも見たところは、使いふるされた古着らしい物ばかりである。
そして、争うと言っても互いの宝を奪い合っているのではない。むしろその逆である。
ウマ娘B ちょわっ!!この体操服は流石に、ムムム・・・(困惑した表情)
ウマ娘T この靴サイズが大きすぎや!
ウマ娘M あら、案外ハチマキというのもいいものですわね
ウマ娘B 取り敢えず着てみます!!(体操服に着替える)
ウマ娘T いや、流石にそれは無理があるやろ(Bの胸を凝視しつつ)
ウマ娘B 何でしょう、全体的にサイズが小さすぎて特に胸の辺りがこう・・・ムズムズしてしまいます!!
ウマ娘M ひどいですわ2人とも、そんなに胸を強調するなんて、よよよぉ~⤵️(涙を流している)
3人のウマ娘が大喧嘩?になる。そこへハルウララとトレーナー、2人が偶然通りかかる。
あなた 何をしているんだ?(3人に近付いていく)
ウマ娘B はい!この体操服、小さすぎます!!
ウマ娘T この靴がブカブカすぎるんや
ウマ娘M よよよぉ~⤵️(涙を流している)
あなた もっと詳しく説明してくれないか?(事情がつかめず困惑している)
ウマ娘T 再利用や!
ウマ娘B 物々交換です!!
ウマ娘M よよよぉ~⤵️(涙を流している)
あなた (全く要領が得られずさらに困惑している)
3人のウマ娘から根気強く事情を聞きくあなた。要約すると互いに不要になった処分に困る着用品を押し付けあっていたということらしい。
ウマ娘T いいこと思い付いたで!プレゼントや!!(靴をウララに放り投げる)
ウララ わわっ!(ナイスキャッチ)
ウマ娘T メイクデビュー今日やろ?それ履けばスピードステータス急上昇や!!
ウララ 本当?やったー♪(跳び跳ねて喜んでいる)
ウマ娘B なるほど!でしたらこれも差し上げます!!マックイーンさんの体操服ですからね・・・きっと着けるだけで体力が上がる!はずです
ウララ ありがとう♪(体操服に着替える)うん!何か体力がついた気がする!
ウマ娘M まぁ、とってもお似合いですわ。これもお使いになって
ウララ うん、とっても根性がついた気がする。これなら今日のデビュー戦1番だね♪
ウマ娘T いや・・・さすがにそれは無茶だと思うで?って、もうおらん!!
ウマ娘B ウララさん達なら、デビュー戦に向かわれました!!
ウマ娘T ・・・なんか、騙したみたいで罪悪感がすごいわ
ウマ娘M 野球でも打線は水物って言いますし、もしかするともしかするかもしれませんわよ?
その日のデビュー戦、マックイーンの体操服を着けたハルウララが「替え玉」疑惑をかけられ失格となった。
あの有名な芥川作品にも台本形式があることを知り(昭和62年)真似してみたくなりました。
台本形式の歴史も以外と古いという衝撃の事実でした