拙い部分があるとは思いますけど温かく見守って下さい。
前回の話からさらに五年。
中学生になった俺は、3年前から実戦的な特訓をする事により能力にも変化が訪れた。
まずテレポートはコントロール上手くいかず、体力の消費が激しい為に連続で5回程しか跳べない(それでも前よりは成長しているが)。
それ以降は数分のインターバルが必要になる。
しかし、超自然発火能力の方は燃やすだけでなく、対象物を爆発させるだけに至った。
……もうこれだけで良いんじゃないかな?
赤龍帝の籠手は、なんと禁手化まで至る事が出来た。
しかし、まだ負担大きい為、ドライグからの使用許可は貰っていない。
倍加の方も禁手化しなくても三回までなら瞬時に倍加出来るようになった。
そして、オーズの力は……
「うーん……」
俺の前にはオーズドライバーとコアメダル、そしてセルメダルがある。
どうやら俺の持っている銀のメダルの名前はそう言う名前のようだ。
まぁ、これは特別だからな。
『どうした?相棒』
「いや、これの力の事を考えていた」
ドライグに聞かれたため俺はそう答える。
『そういえば相棒はこの力は前に一度使った以来、使っていないな』
「いくら映司さんと同じ力でも、しっかりとわかっておかないとな」
前に試したが、これはかなりの力を秘めている事がわかった。
その為今まで使うのを躊躇っていたのだ。
『相棒は変なところで真面目だな』
「まぁ、そろそろ使うつもりでいるが……」
『心配するな。相棒ならやれるさ』
ドライグがそうやって言ってくれるので此方もやる気が出てくる。
何となくだがやれそうな気がしてきた。
「よし、じゃあ早速……「きゃあぁぁぁっ!!」……な、なんだ!?」
今、何処かで悲鳴が!!……
「ドライグ!!」
『とりあえず行ってみるぞ!!』
俺は、悲鳴が聞こえた方へ走っていった。
「あれか!!」
悲鳴が聞こえた方へ走っていると、そこで女性が何か異形の生物に襲われていた。
そいつは上半身が人であったが、下半身は人ではなかった。
下半身は蠍のような形状で、上半身は女性に見える。
しかし、そいつの身体には色々な生物が入り交じっている。
まるでキマイラのような奴だ…!!
『相棒!!』
「とにかく助けるぞ!!」
俺は超自然発火能力を発動させ、異形の生物の腕を爆発させて吹き飛ばす。
「グゥッ!!……な、なんだ!?」
生物が怯んだ隙に俺は女性の方へ走っていった。
「速く逃げてください!!」
女性は戸惑いながらも頷き、その場を急いで走り去っていった。
そして、俺は振り返り生物を睨み付ける。
「ドライグ、こいつは一体何なんだ?」
『こいつは恐らく、はぐれ悪魔だろう』
「はぐれ悪魔?」
俺は聞いたことのない言葉を聞き、首をかしげる。
『はぐれ悪魔。悪魔の事は前に話しただろう?』
「あ、ああ」
確か出生率が低く、
そして、転生させたものが主となり、転生したものが眷属となって主従の関係を築く冥界に住む人間以外の種族。
ドライグがそう言っていた気がする。
『はぐれ悪魔は眷属であった悪魔が主を殺し、殺戮や快楽を求めて暴れ回る者達の事だ』
「成る程。つまりあいつは……」
『ああ、相棒の最も嫌いな部類の者だ』
成る程ね。まぁ、一応聞いておこうか。
「おい。何でこんなことをする。
何で人間を襲う必要がある!?」
「ニンゲンは殺すときいい声で鳴いてくれるの。
こんな道楽が他にあるの?
ニンゲンは私の玩具。
壊れたらまた買い換える玩具でしかない」
俺が人を襲う理由を聞くと、狂気染みた笑顔でそう答えた。
コイツ……人を殺す事を楽しんでやがる!!
『相棒、諦めろ。言ってはなんだが、はぐれ悪魔になった者は殆どが殺戮を楽しむ者だ。話し合いなど出来るわけがない』
「ドライグ、それしか……戦うしかないのか?」
『コイツは人間を殺す事を楽しむことで快楽を得ている最悪の部類だ。今コイツを倒さねばまた多くの犠牲がでるぞ!!』
ドライグにそう言われ俺は覚悟を決めてはぐれ悪魔に相対するように前に立ち、オーズドライバーを取り出す。
「お前も、私の玩具になるのか?」
「生憎だが俺にはそんな趣味はなくてね。お前を倒させて貰う!!」
そう言って俺はオーズドライバーを装着して、メダルを三枚取り出す。
そして、赤いタカメダル、黄色いトラメダル、緑のバッタメダルの順にドライバーにセットする。
それぞれをセットしたらオースキャナーでスキャンする。
そしてあの言葉を言う。
「……変身!!」
ーーータカ!!
ーーートラ!!
ーーーバッタ!!
ーーータ・ト・バ!! タトバ タ・ト・バ!!
その歌の後に現れたのは全身のベースの色は赤、黄、緑の三色の色で構成されており、胸部のオーラングサークルにはタカと虎とバッタの顔が描かれている。
それはかつて火野映司さんが見せてくれた俺の憧れであり、欲望の王と言われた仮面ライダー。
『仮面ライダーオーズ・タトバコンボ』
そう言われた存在がそこに君臨した。
「何?その姿は……」
「オーズ……仮面ライダーオーズ。
お前を倒す奴の名前だ。覚えておけ」
「……ニンゲンの分際で調子に乗るなあァァァッ!!」
はぐれ悪魔はそう叫びながら襲い掛かってくる
「ハアァァァッ!!」
俺はそれをかわして蹴りを入れる。
「グハッ!?」
はぐれ悪魔はそれをモロに食らい、体勢を崩され隙が出来る。
「そらよ!!」
俺はそれを見逃さないでそこにトラクローを発動させ切りつける。
「グゥッ!!……調子に乗るな!!」
はぐれ悪魔が負けじと自分の尻尾の部分で攻撃した。
「何!?」
俺はなんとかかわそうとするが少し食らってしまい吹き飛ばされる。
「……ちょっとトラじゃ相性が悪いな」
俺はそう言って新たなメダルをカマキリがかかれたメダルを取り出す。
それをトラメダルと入れ換えスキャンする。
ーーータカ!!
ーーーカマキリ!!
ーーーバッタ!!
音声と共に身体の部分が変わり、黄色い部分が黄緑色に変わり、トラクローがあった部分にはカマキリメダルの武器であるカマキリソードが付いている。
「なっ!!変わっただと!?」
はぐれ悪魔は驚きを隠せないでいる。
「おりゃぁぁっ!!」
俺はカマキリソードを展開して、はぐれ悪魔を斬りつけていく。
「グアァァァッ!!」
はぐれ悪魔は斬りつけられた痛みで苦しんでいる。
「おお、使いやすい!!」
そう言いながら俺はさらに斬りつけていく。
「そらっ!!」
そして俺は、はぐれ悪魔を蹴りで吹き飛ばし距離を取りまたトラメダルに入れ換え、スキャンする。
ーーータカ!!
ーーートラ!!
ーーーバッタ!!
ーーータ・ト・バ!! タトバ タ・ト・バ!!
俺はまたタトバコンボに戻り、アイツにトドメを刺すべく、もう一度メダルをスキャンする。
ーーースキャニングチャージ!!
「ハアァァァッ……!!」
その音声と共にバッタ脚に変化したバッタレッグで跳躍した。
「セイヤァァァッ!!」
そして落下しながら空中に発生した赤・黄色・緑の3つのオーリングを通り抜け、はぐれ悪魔に必殺技『タトバキック』を食らわせる。はぐれ悪魔の身体に赤・黄色・緑の3色の「OOO」の文字が浮かび上がる。
「グアァァァッ!!!?」
その叫びを最後にはぐれ悪魔は爆発した。
「ふぅ、こんなところかな?」
『よくやったな相棒。
上出来だ。初めての戦闘にしては出来すぎている位だ』
そう。実戦的な特訓はしてきたが実はこれが初めての戦闘だったのだ。
ドライグからも称賛の言葉を送られる。
「それでも、まだまだだと思うけどな」
まだ足りない。
映司さんみたいになるにはまだ足りない気がする。
『この年でその実力だ。相棒は歴代で最高の赤龍帝になれるかも知れないな』
「俺なんかじゃ無理だって」
ドライグは何を言っているんだか。
「いや、今確信した。相棒は俺が見たなかで最高の赤龍帝だ」
「なら、それに負けないように頑張りますか」
そう言いながら俺はこの場を立ち去った。
そう言えば、ほんの少し前から誰か見られている気がしたのだが気のせいだろうか?
Side???
「あれは一体?」
僕は主から指名手配のはぐれ悪魔が現れたのを聞き、急いで駆けつけたのだが、僕が見たのは三色の色をした何者かにそのはぐれ悪魔が倒された所だった。
僕は警戒して様子を見ていたが、それはそのまま何処かに去って行ってしまった。
「取り敢えず、あの人に報告だね」
僕、木場祐斗はこの事を自分の主に報告するためその場を離れた。
でも僕はあの戦士にはまた会えるかも知れないとそう思いながら。
第三話の終了です。次回から原作に入って行きたいと思います。
オマケというか没にしたもの
木場
| ↓
|0M0) <ジーッ
|
|
|
翔一
↓
(0w0;)<ナズェミテルンディス!?
没にした理由
雰囲気に合っていない。
ふざけすぎた。
とにかく次回もよろしくお願いします!!
感想をお待ちしております!!