【BL】エロ無しコメディの腐バロ集   作:腐エロのひと。

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モモンガさんがギルメンとそういう関係になってる、という前提でお読み下さい。(モモンガさん総攻めです)何がどうしてそうなった??って感じですが、設定面倒なので過程をすっ飛ばして結果だけ書いております。過程は妄想でカバーして下さい!多分モモンガさんの童貞はウルベルトさんに奪われてます(笑)
ウルベルトさんに嫉妬するたっちさんが書きたかっただけのお話です。
多分ウルベルトさんも他のギルメンだったらそんなに気にしないのに、たっちさんが相手だとめっちゃ妬くと思います!(`・ω・´)


モモギルな話【モモたち】

「……っ……!」

 モモンガの手がたっち・みーに触れた途端、たっちはその身体を大きく跳ねさせた。

「どうしたんですか、たっちさん?」

 可愛らしく小首を傾げてそう訊いてくる骸骨に、たっちはモモンガを凝視しながら口を開く。

「……モモンガさん、何か特殊技術使ってます?触られたところが痛いんですが……」

「あ。やっぱり、負の接触はたっちさんにはアウトでしたか。ウルベルトさんはすごくえっちな声で鳴いてくれたんですけど。種族が悪魔だからですかね?」

 そんなふうに、自分以外の相手の話をされて。たっちの機嫌は微妙に下降する。

「それを、私の前で言いますか?モモンガさんは私とウルベルトさん、どっちが好きなんですか?」

 場所は、たっちの寝室。モモンガにたっちが押し倒されている状態だ。全ての装備を外しているたっちは、蟲らしいフォルムの肢体を晒している。

「二人とも、大好きですよ。ウルベルトさんもたっちさんも格好いいですし、優しいですから」

 モモンガのその言葉に、たっちは微妙な表情になる。

「……では、訊き方を変えますね。私とウルベルトさん、どちらの方がより好きなんですか?」

 その問いに、モモンガは不思議そうな声で返す。

「たっちさん、どうしてそんな事を訊くんですか?少なくとも……俺は、ウルベルトさんとたっちさんなら同じくらい好きですよ?それじゃあ、不満ですか?」

「……私と、ウルベルトさんなら、ですか。では、他の人とではどうですか?」

 尚もそう訊いてくるたっちに、モモンガは眼窩の炎を微かに揺らしながら答える。

「俺は、ギルマスですし。出来るだけ全員に公平にしないと、とは思ってるんですけど……。まぁ、実際それは無理ですよね。多少の偏りは出てしまいますし。でも、俺、本当にたっちさんのことは大好きなんですよ。助けて貰ったあの時からずっと、格好いいなぁ、って思ってて。俺の憧れの人でしたから、たっちさんは」

 モモンガの本心だと解るその言葉に、たっちの機嫌はあっさりと上向いて。たっちはモモンガの首に腕を回してそっと唇を触れさせる。

「……モモンガさんは、ズルイヒトですね。そんな事を言われたら、もう何も言えないじゃないですか?」

「そうですか?でも、俺がたっちさんのことを好きなのは本当の事ですし。皆だって、それは知ってることでしょう?」

 モモンガの大きな手が、たっちのやや硬質な頬を優しく撫でる。その、見た目に似つかわしくない仕草に、自然と笑みが誘われた。

「知っていますよ。モモンガさんは悪魔でもないのに、こういう時は嘘を吐かないって。だからこそ、私だってこうしてモモンガさんを受け入れているんですから」

 頬に触れているモモンガの手に触れながらうっとりとした表情でそう言うたっちは、とても幸せそうで。たっちもモモンガに好意を持っているのだと容易に解る。

「なら、良かったです。……その、続き、します?たっちさんがお嫌なら今日はここで止めますけど……」

 怖ず怖ずとそんな事を言い出す骸骨が、どうしようもなく愛しくて。たっちはモモンガを抱き寄せると、その耳元で囁く。

「嫌な訳、無いですよ。……ウルベルトさんにしたのよりも、もっと気持ちがいいことをしてくれないと嫌ですよ?モモンガさん。先ずは負の接触を切ってくれませんか?地味に痛いんですよ、これ」

「あっ!すみません。その……努力はしますけど……俺、蟲人向けの特殊技術とか持ってないので、お手柔らかにお願いしますね、たっちさん」

 ほんの少しだけ困ったようにそう言うと、モモンガはたっちの唇にそっと触れた。

 

 

 

 

 二人が寝室を出たのは、翌日の昼過ぎだった。たっちの機嫌は頗る良かったが、それに反比例するかのようにウルベルトの機嫌は最悪に近かったという……。

 

END

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