私、N F Fサービス社長付き秘書をしています 作:妖精絶対許さんマン
この話ともう一話投稿したら作品は完結です。
一部、『非霊長生存圏ツングースカ・サンクチュアリ』のネタバレ?があります。ご注意ください。
『ニキチッチ挨拶法』
「ヤースカヤっ!」
「だから私はヤースカヤなる人物では無いといっていますでしょう!?人違いなさるのやめていただけませんこと!?」
「あっ・・・・・・」
最近召喚されたドブルイニャ・ニキチッチさん。この方に悲しそうな顔をされると胸が痛むと言うか・・・・・・モヤモヤすると言うか。今も寂しそうな顔をなされて俯いています。頭部の耳もペタンと倒れていますし。
「はぁー、それで?ニキチッチさんは私になんのご用ですか?」
「––––––ヤースカヤっ!うむっ!ヤースカヤの婿殿に会わせてほしい!」
社さんに・・・・・・ですか?浮気の誘いですか?いくらロシアの勇士といえど社さんに浮気の誘いをかけるなど許しませんよ?そもそもドブルイニャ・ニキチッチって男性では?
「ヤースカヤの夫ならばオレの息子ということだからな!一度、顔を合わせるのも悪くないと思うんだ!」
「私、貴女の娘じゃありませんが!?」
私、やっぱりこの方のことが苦手ですっ!!
––––––見ておられますか、輝ける東方の女神よ。貴女が誕生を言祝がれた嬰児は幸せを手にしました。
––––––どうか末永くこの愛おしい我が娘と、娘の伴侶をお守りください。
––––––ですが、欲を言えば娘と婿殿の子供を・・・・・・
『奥さん大好き社さん』
「狐屋さんってコヤンスカヤのどこが好きなんですか?」
「・・・・・・唐突ですね、藤丸君」
ある日、藤丸君のレポート記入の手伝いをしながら自分の仕事を片付けていると唐突に藤丸君から質問されました。
「そうですね・・・・・・いろいろとありますがやっぱりモフモフの尻尾と耳は外せませんね。それから私が作った料理を美味しそうに食べている時の幸せそうな表情にそれから寝顔も愛らしいですし仕事をしている時の顔は凛々しくていつまでも見ていられますねあとはああ見えて独占欲が強い側面がありますから夜は私にピッタリとくっついて離れてくれないところもまた可愛らしいですねそれから髪に顔を埋めるとお日様の匂いがしてですね––––––」
「狐屋さんストップ!!限界オタクみたいになってますよ狐屋さん!!」
「––––––ごほんっ!つまり言いたいのはいろいろひっくるめて、私はコヤンスカヤさんのことを愛していると言うことです。今は何もわからなくても、藤丸君にも心の底から君が『愛している』と思える人に出会えますよ」
私としては藤丸君とキリエライトさんはお似合いですから、そのままゴールインしてほしいものですね。
「やしろさんのばかぁ・・・・・・っ!」
「あの、コヤンスカヤさん?顔を隠して踞られてどうされたんですか?」
「ほっといてくださいましぃ・・・・・・っ!」
『カルデアバカップル狂想曲』
多くのサーヴァントやカルデア職員で賑わっている食堂。そんな食堂で誰もが寄り付かないテーブルが一つ。
「社さんあーん♡」
「あーん・・・・・・」
右端に陣取るは新婚ホヤホヤの狐屋夫婦。
「りょーま、この肉美味いぞ。食わせてやる」
「お竜さん、自分で食べられるよ」
その横には明治維新の立役者の一人、坂本龍馬とお竜さんの坂本夫婦。
「し、シグルド・・・・・・っ!こちらを・・・・・・っ!」
「感謝する、我が愛よ。いただこう」
坂本夫婦の横には北欧の
「こ、ここここここ項羽様っ!」
「虞よ。無理はするものではない」
そして、左端に陣取っているのは最近カルデア内で某鮮血魔嬢のポストに近づいてきているのではと噂の虞美人と西楚の覇王項羽の中国夫婦。
「「「「・・・・・・んっ?」」」」
その時、四人に電流が走るっ!!全員が全員、夫婦特有の固有結界を展開していたために横で自分と同じことをしている存在に気づかなかったのだ!!
((((邪魔・・・・・・ですね(だな)(ね)))))
そして全員が考えることは一致した。自分と同じことをしているのは気に入らない。他所でやれと。
「社さん。私、少し席を外しますので☆」
「りょーま、そこで待ってろ。お竜さんが戻って来るまで絶対に動くなよ」
「・・・・・・(ガチャリ)」
「項羽様。少々、席を外させていただきます」
同時に席を立ち上がって出口に向かって歩いて行く四人。各々が自身の得物を手にしている。獣は手にした散弾銃をリロードし、竜は拳を握り締め、軽快なフットワークでジャブを虚空に打っている。
––––––その日、カルデアのシミュレーター室で大規模な爆発が発生。一ヶ月程シミュレーター室が使用不能となった。
『旦那さん大好きコヤンスカヤさん』
「コヤンスカヤさんにとって狐屋さんはどんな存在ですか?」
「マシュさん・・・・・・私にその質問をすると話が長くなりますよ?」
まあ、聞かれた以上答えますけど。
「私にとって社さんはもはや半身のような存在ですね。普段は真面目で取っ付き難いかも知れませんが表情豊かなんです同居し始めた頃は後ろから抱きつくだけで顔を真っ赤にされてまー可愛らしくてですねそんな社さんですが最近は社さんから抱きしめて来て首筋にキスされたり耳を甘噛みなどしてくるようになったんです最近は一緒にお風呂も入るようになったんですけど尻尾のブラッシングをしてくれていただけに髪を洗うのも上手でして私どんどん社さん無しでは存在出来なくされていってますね」
ふぅ・・・・・とりあえず一通りは話せましたね。そういえば途中からマシュさんの反応がありませんでしたが?
「もう・・・・・・おなかいっぱいでしゅ・・・・・・ガクッ」
おや、顔を真っ赤にされて気絶されてしまいました。初心で可愛らしいですけど、まだまだお子様ですね♪
「狐屋さん?どうしたんですか?顔が赤いですけど風邪ですか?」
「そ、そっとしておいてください・・・・・・っ!」
『ふまんですよ、コヤンスカヤさん』
「社さん、大切な話があります」
「なんですか?」
コヤンスカヤさんはベッドを叩きながらちょっと怒った様子で呼んできました。私、何かしてしまったでしょうか?・・・・・・三行半とか突きつけられた私、立ち直れません。
「社さん。私と貴方は夫婦で間違いございませんね?」
「はい、私はコヤンスカヤさんの夫です。・・・・・・な、何か不満なところがありました?」
「ええ、私は不満です。それはもうすっっっっっっごく不満です」
そ、そんな・・・・・・コヤンスカヤさんに恥じない夫であろうと努力していたのに、コヤンスカヤさんの理想はもっと上だなんて。最近は藤丸君と一緒にレオニダスさんのスパルタブートキャンプに参加したり、ニキチッチさんに鍛錬をつけてもらったりしているのに。
「私が不満なのはただ一つ。どうして私に手を出さないんですか!?」
「・・・・・・手?」
「そうです!毎晩同じベッドで寝ているというのにいつまで経っても胸の一つも揉みしだかないっ!私の体に何か不満でもあるんですか!?それとも他に女でも囲っているんですか!?浮気ですか!?」
「囲ってませんっ!!!!!」
コヤンスカヤさん一筋の私にとって聞き捨てならないことを言われてしまいました。
「私だってコヤンスカヤさんのことを抱きたいですっ!!でも、あんまりがっつくのはみっともないと思ったんですっ!!」
「がっつけば良いじゃありませんかっ!!私から言わないとダメなんですか!?この意気地なしっ!!」
「この・・・・・・言わせておけばっ!」
「きゃっ!」
思わずカッとしてコヤンスカヤさんを押し倒してしまいました。見つめ合いながらお互いの息がかかる程の近さです。
「その・・・・・・すいません。少しカッとしてしまって・・・・・・頭冷やして来ます」
自分がしてしまった事に後悔してコヤンスカヤさんから離れようとします。絶対に嫌われましたよね・・・・・・明日からどうやって生きていきましょう。
「・・・・・・ヤらないですか?」
「えっ・・・・・・」
コヤンスカヤさんは顔を赤くしながら私から顔を逸らして、だけど横目で私を見ています。
「私は・・・・・・いつでもシていいんですよ?」
––––––その言葉にいろいろと我慢したり溜まっていたモノが全部吹っ飛びました。
「・・・・・・一緒にシャワー、浴びませんか?」
「・・・・・・はい♡喜んで♡」
『音声通信で申し訳ありません、ゴルドルフ閣下』
「む、どうかしたのかねミスター・狐屋」
『今日と明日は私とコヤンスカヤさんは休ませていただいてよろしいでしょうか?」
「構わないが体調でも崩したのかね?」
『ええ・・・・・・まあ、そんなところです』
「ダメだよ、ちみぃ。君も社会人なら自己管理ぐらいは––––––」
『やしろさぁ〜ん♡まだお話されてるんですかぁ〜♡」
「・・・・・・むっ?」
『んっ!コ、コヤンスカヤさん!今は通信中ですからそんなところ弄らないでください・・・・・・っ!』
『閣下との通信なんてどーでも良いじゃありませんか〜♡もっともっと、も〜っと愛し合いましょう♡』
『そ、そういう事ですので今日と明日は休ませていただきますっ!!」
「あっ、ちょっと待ちたまえ!・・・・・・切られた」
『ニキチッチ挨拶法』
ツングースカ・サンクチュアリでのコヤンスカヤとニキチッチの関係が尊すぎてどうにか組み込みました。・・・・・・許せ、太公望。
『奥さん大好き社さん』
コヤンスカヤに向ける愛情が天元突破しているためにコヤンスカヤ関連の話をさせたらノンストップで話続ける。聞き耳を立てていたコヤンスカヤにクリティカルヒット!
『カルデアバカップル狂想曲』
上から順に人前でイチャつく事に抵抗が無さそうだなーって作者は勝手に思ってます。
『旦那さん大好きコヤンスカヤさん』
社に向ける愛情が天元突破どころが成層圏を突破しているので社のことを語らせたらノンストップで話続ける。聞き耳を立てていた社にクリティカルヒット!なお、お互いに相手のことを語っている時は一切の話の途切れも呼吸もせずに話していました。
『ふまんですよ、コヤンスカヤさん』
本当は怒っていないけど不満だったのは本当。煽ってみたら予想以上に社を煽ってしまい、思わぬ形で社の強気な部分を垣間見て胸がキュンキュンしていた。夫婦喧嘩は後にも先にもこの一回限りだったりする。
思わぬ形で夫婦の情事を聞かされたゴッフは宇宙猫みたいな顔してそう。