ラスボスからは逃げられない! 作:宇宙きのこ(ミズガルズ産)
彼らは“生態”として人類を襲う存在だ。
これは魔物や恐竜、竜種などが娯楽や捕食の為に人を害するのとはまた違う。
プラン・アリストテレス。
魔神族取り扱い説明書 1ページ目より。
「お母さん。今日もいっぱい採ってきたよ」
青色の髪と肌をしたあどけない少女が母に向かって微笑みながら言う。
彼女の名前はアイテール。
辺境の村に住まう何てこともない魔神族の少女だ。
レベルは240。
外見こそ10代前半の少女でしかないがその実は殆どの人類など歯牙にもかけない怪物である。
そんな彼女は背中に巨大な金属の樽を背負っており、時折それはガタガタと揺れている。
「あら、今回のは元気ね。これなら暫くは持つかしら」
アイテールの母親として振舞うのは同じく女性の魔神族。
アイテールよりも幾らか外見年齢は上であるが、どちらも実年齢は数百歳だ。
この二人は母子であるが、実際の所はそう振舞っているだけの赤の他人である。
魔神族には厳密には血縁などといった概念は存在しない。
何せ彼らは哺乳類を始めとした生き物の様に産まれるわけではないのだから。
一部の特殊な個体を除いて魔神族は基本的に何もない所から生えてくる事によって増えるのだ。
ここは気の合う魔神族が偽りの家族を演じながら生活する小さな村。
住民は全て魔神族で、その数は30人程度だ。
いきなりミズガルズの一般常識やソレに準じた知性、他には高レベルの戦闘能力をもって魔神族は出現する。
彼らは女神の定めた法の一部である故に無尽蔵であり、たった一つの目的の為に存在していた。
「見て見て! この子ね、私のお友達なの!!」
「あらあら……可愛いわね」
ドスンと重厚な音を立てて樽を母の前に降ろしてから蓋を開ければ中に入っていたのは何人もの人間たち。
誰も彼もが逃げられない様に足の腱を切られておりブルブルと震えるだけだ。
男に女に子供までいる魔神族にとってのフルコースである。
特にアイテールはこの10代の少年がお気に入りだった。
今も怒りと困惑と、微かな希望をもって見つめてくる瞳が最高に綺麗だと思う程に。
私は貴方の家族を殺したというのに、まだそんな風に見てくるんだと彼女は綺麗に微笑み返した。
魔神族の事を知らず、間抜けにも自分に声をかけてきた愛おしい餌。
そんな子供と何日もかけてゆっくりとお話をし、湧き上がる殺人衝動を何とか抑えて信頼関係を築いてからアイテールはそれを全てぶち壊した。
いきなり襲い掛かり、少年の家族を目の前で惨殺し、その首を見せつけてやった時を思い出すだけでアイテールは頬を赤らめて高揚してしまう。
あの顔、あの眼、あの嘆き、全てがたまらない。
同胞の魔神族はただ人間を殺すだけで満足してしまうがアイテールは殺人と言う行為に拘りがあるのだ。
彼女は年頃の少女らしくシチュエーションを練る傾向があった。
ただ人間を襲って殺すのではなく、己の可憐な外見を利用して信頼関係を構築し、それらを一気に壊す事を彼女は好んだ。
人類風に言い換えれば彼女はグルメなのだ。
その為に彼女は『イリュージョン』を習得している。
青い肌さえ誤魔化せれば自分は人間基準で美少女になると知っているから。
そうすれば人は一気に警戒を緩めてくれると彼女は経験によって知っている。
後は幾つかお決まりの文句を言ってやれば更に警戒は緩む。
「私とお話しませんか?」
「いま、困っていて……」
「助けて下さい」
「お母さん」
これらの単語を使えば人類という種の懐に一気に潜り込めることを彼女は知っている。
そうやって幾つかの村に潜り込み、人々と関係を築いてから一気に壊すという事を彼女は何度も繰り返している。
いつしか“悪食のアイテール”等と同胞が自分を呼んでいるのを彼女は知っているがどうでもいいことである。
そんな彼女の今の趣味は母とやっている家族ごっこだ。
人類がよくやっているソレを模倣し経験を積めば将来的に面白い事へ使えると思っての行為であった。
「前のはもうだめそう?」
「えぇ……ちょっと加減を間違えてしまって」
母が困った顔を浮かべる。
調理の最中に火加減を間違えた程度の軽い様子で家の中、台所を指さす。
そこにぶらさげられていたのは……人間だ。
手足を切り落とされ、全身のあらゆる所に火傷や切り傷をつけられたソレは魔神族にとっての食事である。
苦痛と怨嗟に満ちた瞳が実にそそる。
しかし食事と言っても血肉を貪る訳ではない。
嬲り、苦しめ、殺す。
その時に人類が発する悲鳴や絶望こそ魔神族にとっての生きる糧なのだ。
アレは明らかに衰弱しきっておりもう長くはもたないなとアイテールは思った。
これは比喩ではない。
魔神族は人類を定期的に殺傷しなければ存在を維持できない。
ほんの数日ソレを怠っただけで全身が震え、一週も我慢を続ければ悶え苦しみながら死んでしまうのが魔神族という存在である。
基本的に魔神族は食事を必要としない、睡眠もしないし排泄も可能ではあるが殆どしない。
性行為は可能であるが子供をつくる事も出来ない。
生物の三大欲求がまるで欠けた存在、ソレが魔神族だ。
そんな彼らは生態として人類を害している。
三大欲求の全てに人を殺す、人を苦しめる、人を悲しませると定義されているのである。
人類を苦しめれば腹が満たされるし、人を殺せば絶頂にも似た感覚を味わう事が出来る。
人の涙を見ればそれだけで何時間も睡眠したかの様に脳はさっぱりとし、明日も頑張って人類を殺そうという活力が溢れてくる。
故に魔神族はこうやって定期的に人類を攫ってきては生かさず殺さずで拷問を繰り返し、長期的に欲求を満たすのだ。
アイテールたちにとってこの哀れな人々は言わば保存食と言えた。
「ほら……こっちにおいで」
動けなくなった少年をアイテールは樽の中から摘まみだす。
にっこりと笑いかければ子供は歯をガチガチ鳴らした。
「見えるわね?」
台所にゴミの様に吊るされている人間だったものを指させば少年は何度も何度も首を縦に振った。
「貴方もああなるの。パパとママは助けてくれないわ。だって私が殺したもの」
「見てたでしょ? 首を落とすところ」
残忍でいながら魅力的な笑みを浮かべ少年の瞳を覗き込む。
この子供の父母を殺したのは彼女で、その時の光景はしっかりと覚えている。
ギコギコとたっぷり時間をかけて首を切断した時の悲鳴は最高のご馳走だった。
「……!!」
「良い子……私の大好きな眼。直ぐに諦めないでね……?」
涙が滲んだ瞳に憎悪が浮かぶのを見てアイテールの笑顔はより美しくなった。
花咲く様な可憐な笑みは純朴な少女の様で、見る者の心を揺らがす程に美しい。
しかしその中身は醜悪な人類への害意で煮詰まっている。
アイテールは己への復讐に燃える瞳が大好きだ。
そしてそんな奴らを踏みにじってやるのはもっと好きだ。
「復讐は不可能だ」と諦める瞬間を見るのは愛していると言っていい。
魔神族として弱い人類を徹底的に嬲る事は彼女の生きがいである。
竜王が満面の笑みで友達に誘う程の悪辣さだ。
彼女こそアイテール。
魔神族“悪食のアイテール”である。
他の個体に比べても頭一つ欲望が抜けている魔神族だった。
「アイテール。それはそうと、私も面白いモノを見つけたの」
「へぇ、何かな?」
ごそごそと母親が袋を漁るのを見て魔神族は頭を傾げた。
アイテールの興味は完全に少年から外れた。
刹那的で興味がうつろいやすいのも魔神族の特徴なのだ。
母が差し出したのは小さな粒。
黒いソレは何かの種だった。
「……ふーん」
じっと凝視する。
確かに母が面白いというだけあって……何故か興味が惹かれる。
基本的に殺人と拷問だけを娯楽とする魔神族だというのに、こんな小さな何の植物のものかも判らない種に。
ポリポリと母がそれを頬張った。
視線で「貴方も食べて見なさい」と促されアイテールは一粒だけ摘まんでから口に運ぶ。
「……!」
美味しい。
飛び上がる程というわけではないが、単純に美味い。
味覚という概念に疎い筈なのに、凄く、言葉にしづらいが……中毒性があるナニカがこの種にはあった。
嚥下した後も充足感は続く。
たった一粒食べただけなのに腹は膨れ、まるで人間を何人も拷問した後の様な清々しさがある。
誕生から100年以上が経過し、身体のあちらこちらに溜まっていた無意識の疲労さえ消し飛んだような快感だ。
アイテールは眼を輝かせ母に問う。
こんな素晴らしいものを見つけてくるなんて凄いと純粋に尊敬しながら。
「凄い! これって何なの? どこにあったの!」
「ふふ……慌てなくても大丈夫よ。残りはいっぱいあるから」
種で満たされた袋をとりあえずアイテールに渡し在庫はたっぷりあると母はまず告げる。
そうしなければ残りを手に入れる為に母親役の魔神族に襲い掛かる危うさがあるからだ。
受け取った袋を財宝でも守る様に抱き込んだアイテールに苦笑しつつ母は言う。
「気づいたら村の外れに木が生えていたの。そこにいっぱいあったわ」
「凄いのよ、採っても採っても一日経てば直ぐに新しい種が実ってるもの」
場所も勿論教えておく。
そうしないと「独占するつもりだ」と攻撃するのがアイテールという少女だから。
人の様なコミュニティを形成する魔神族であるが、所詮は上っ面だけを模倣したモノであり、亜人のソレの様に呆気なく崩壊することも多い。
暇を持て余した魔神族が腕試しと言う名目で殺し合う事も少なくはない。
何せ基本的に人類よりも強い彼らである、相応にその強力な力を振う機会にも飢えているのだ。
彼らが従うのは魔神王のみ。
それ以外は基本的に一時的に上下関係を築く事はあっても基本的には長続きはしない。
「ありがとう! さっそく明日にでもいっぱい採ってくるわ!」
ぼりぼりと種を鷲掴みにして貪る。
一粒でアレほどの高揚を齎したソレを一気に頬張れば先とは比較にならないほどの高揚がアイテールを満たした。
すごい、すごい、すごい、こんな素晴らしいモノが世の中にあったなんてと叫びたくなるのを堪える。
視界の端に映った怯える人間たちさえも今はどうでもいいと言わんばかりにアイテールはスキップしながら家の中に入る。
何と素晴らしい日なのだろう、きっと明日はもっとよくなるに違いないと鼻歌交じりに生涯最高の気分でそう考えていた。
三日から四日間人類を襲わないでいると魔神族は衰弱にも似た症状を見せる。
更に五日目になると痙攣を始め、六日で魔神族は消滅する
ゾディアック国 魔神族取り扱い説明書 35ページ目から抜粋。
ぼりぼり。
ボリボリボリ。
種をアイテールは今日も貪っていた。
母がこれを己に差し出してきてから一週間。
たった一週間ではあったが、それでも今までの生涯で最も満たされた時間だったとアイテールは断言できる。
かつてない程に活力が身体を満たしている。
レベルこそ変わらないが魔神族として明確に一段階も二段階も能力が上昇したのが実感できた。
「~~~♪♪」
はやくおおきくなーれ。
もっともっと大きくなーれ。
いっぱい、いっぱい増えろ。
担いだ巨大な麻袋から種を無造作にばら撒く。
ときおり我慢できずに食べればそれだけで無限に働けそうだ。
肥料やら何やらそういった面倒な農作の技術などない。
そもそも魔神族は農耕などしないのだから。
種をまけば芽なんて出るだろうというあらゆる農業関係者を舐め腐った考えでアイテールは種を延々と撒き続ける。
普通ならば彼女の考えなど実る筈はない。
しかしこの種は特別であった。
撒いた瞬間から発芽していた。
肥料などいらない。
土地の性質など関係ない。
季節やら間隔やら、そんなもの一考もしなくてよい。
これらはこの世で最も強く偉大な「木」の分身を元に改良を施された品なのだ。
どんな土地であっても、どんな場所であっても、どんな状況であろうと問題なく成長するアイテム。
根を張る対象が土でなくともよいという常識外の存在だ。
現にアイテールの周囲には既に森と言う程ではないが林が出来ていた。
ほんの2日前に撒いた種は急速に栄養とマナを取り込み増大を続けている。
それらは既に「種」を実らせており、風に煽られる度にタンポポの種の様にふわふわと飛び散っていく。
拡散したソレは新しい土地に根を張り、そこを森へと作り替えていくだろう。
既に魔神族の村はほんの数日で住民の数を数倍へと増やしていた。
人を殺傷すること以外の話題と娯楽に欠けている魔神族にとって奇妙な種があり、とても美味いという噂は足を運ぶ価値があるのだろう。
アイテールは周囲を見渡す。
彼女の周りではつい最近やってきた同胞たちが談笑しながら種を貪り恍惚としている。
ソレを見ると彼女の心には奇妙な優越感が産まれた。
あぁ、すごい。
広がっている。
もっともっと広げなくちゃ。
彼女の中には使命感が芽生えつつある。
この素晴らしい種をもっと多くの同胞に摂取してもらわなければ。
そうすればみんなが幸せになれる。人だってもっといっぱい……。
(あれ?)
ふとした違和を覚えて頭を傾げる。
そういえば最後に人を殺したのはいつだっけか。
拷問をして欲求を満たさなくてはいけないはずなのだが……。
最後にそういうことをしたのは……5日ほど前だったような。
あと、あの子供も気づいたらいなくなってたっけ。
まぁいいか。
そんなことより今はこの種をもっと広げなくては。
「あぁ……楽しいわ」
全ての魔神族が種を摂取した光景を幻視し恍惚とした表情で呟く。
微かに痒みを感じて頬を掻く。
ポロリと表皮の一部が剥がれ、その中より数匹のアリが出てきたがアイテールは気づく事はなかった。
前提として魔神族は資源である。
彼らの言葉は人のソレを真似た鳴き声であり意味はありません。
どれだけ惨めな声で命乞いをしようと決して慈悲をかけてはいけません。
後悔する事になるのは貴方です。
───以下 魔神族に慈悲をかけた後に報復された例が羅列される。
ゾディアック国魔神族取り扱い説明書 2ページ目より抜粋。
「────」
更に数日後。
アイテールはもはや言葉を発さなくなっていた。
無言で種を撒き、時折それを摘まんで食べる。
気付けばもう10日以上人間を殺傷していない。
せっかく仕入れた人間たちも何処かに気付いたらいなくなっていた。
しかしそんなことはどうでもよい。
「──────」
脳が震えるような満足が湧き上がる。
しかし直ぐにそれは消えてしまった。
人間のように彼女の肉体はこの現象に慣れてしまい、効果が薄れているのだ。
ほんの短時間だけ恍惚とした充足を得られても直ぐにその波は引いてしまう。
種に対するとてつもない依存症に罹患しているが彼女はそれを知る由もない。
もっと、もっと。
足りない、ふやさなくちゃ。
ふえなくちゃ。そだてなくちゃ。
もはや殺人衝動など欠片もなくソレを上回る新しい命令が彼女を突き動かす。
魔神族としての動作不良を彼女は起こしていた。
そしてその不具合は急速に魔神族という概念そのものを蝕みつつある。
アイテールの隣では「母」が無心で種を撒いている。
かつては家族ごっこでお母さんと呼んでいたソレは今やアイテールにとっては何の価値もない存在である。
そもそも「母」はかつての姿をしていない。
種が体内で発芽していた。
目や鼻、口といった部位から細い根が飛び出している。
頭頂部には見事な花さえ咲いているのが愛らしいかもしれない。
かつて母だったそれは身体中に根が絡みつき、操り人形の様に肉体を操演していた。
黙々と「あれ」はスコップで穴を掘っている。
2メートルほどの深さの穴はまるで墓穴のようだ。
実際、これは墓穴である。
穴の中に女が横たわり指を胸の前で組む。
さながら土葬である。
「」
顔には安らかな笑顔があった。
最期の瞬間はもう間近。
命を奪う事しか出来ない魔神族が創めて何かを作り出す奇跡の瞬間。
口。目。鼻。
そればかりか身体中の至る所から黒い“粒”が湧き上がってくる。
アリである。
それもマナを多量に摂取したそれらは半ば魔物化している。
蟲が木と共存するなど当たり前の話だ。
彼女の体内で発芽した樹はゆりかごの役目も担っていたのだ。
魔神族という高濃度のマナ塊の内部はそれこそヘルヘイムにも匹敵するマナ濃度だ。
樹はそれらを吸い上げ、更には己と共生したアリへと分け与えていたのである。
それによって数世代かけて行われるマナによる魔物化は数日で完成してしまった。
元よりアリが人類や恐竜に比べて単純な構造の生物だというのもそれを後押しした。
真っ黒な絨毯が魔神族を覆うとほんの数秒で衣服だけを残して消滅してしまう。
後に残ったのは綺麗に型抜きしたように直立する樹木と夥しい数のアリ。
魔物化した昆虫は己に与えられた原初の命令である「増えろ/増やせ」に従い続々と穴を掘って消え去っていく。
何万、何十万匹というそれらは全てが「種」を咥えており魔神族の領土にあれらを運んでいくことだろう。
アイテールはそれをみて────感動していた。
すごい。すごい。
わたしもはやく。
ああなりたいな、■■■トテレ■の命令にしタがわなくちゃ。
また一つ魔神族という概念が軋んだ。
プルートにおける魔神族生産および加工は素晴らしい成果を上げている。
しかしかの国で行われるソレは強制的なものであり、魔神族の秘めたポテンシャルを完全に引き出せたとは言えない。
マナとは感情に強く影響を受ける概念である。
魔神族のソレは作り物ではあるが、それでもマナへの影響は確かにある。
生きた魔法である彼らを最高級の素材へと変える為には進んでその身を捧げてもらう必要があった。
で、あれば。
彼らにも飴を与えよう。
殺人を上回る天上の悦楽を与える代価に人類の為に身を捧げて貰おう。
奉仕には対価を与えてやればいい。
命を奪う事しか出来ない惨めな存在が誰かの役に立つのだ。
女神もきっと喜ぶに違いない。
魔神族は我々が管理する。
彼らこそ人類を飛躍させる新たな資源だ。
ゾディアック国 最重要機密 “魔神族資源化改良計画” アリストテレス・レポートより抜粋。
「種」
カストールより譲り受けたアルゴー船の一部を解析して作った木龍の種。
品種改良済み。
そしてこれの概念的なアイテムとしての所有権はアリストテレスにある。
木龍の位階は魔神王と同等の為に様々な事への応用が利く。
魔神族に植え付けることにより間接的に彼らを支配し操る事が可能となった。
どんな場所でも根を植え付け繁殖可能な凄まじい生命力を誇る。
「蟻」
第一世代型奉仕種族。魔物化/品種改良中。
順調に推移した場合は「蜂」「蜘蛛」などにも応用予定。
各種兵器開発 全行程 進捗に問題なし。
魔神族を用いたオーク養殖計画を実行予定。
──後の世で十三の星と英雄たちを苦しめる事になる怪物は着実に育ち続けている。
“極点攻撃兵器”開発シークエンス続行。
“アレを渡すべきではなかった”
───後の世で【作品】を見たカストール。
そして申し訳ありません。
体調を崩してしまったので来週の更新はお休みします。