ラスボスからは逃げられない! 作:宇宙きのこ(ミズガルズ産)
天力と魔力が重なり合う。
コツとしては全体に均等に力を循環させるのではなく不規則に乱れる円環構造のバランスを整えてやる事だ。
つまり、ランダムにずれが生じる個所に個別に天力/魔力を集中させて、全体の調和を保つことが【エクスゲート】を用いる際の秘訣である。
恐るべきなのはその秘訣をわずか15歳という年齢で理解しつつあるルファスの才覚だった。
曲がりなりにも伝説の術を凄まじい速さで彼女は会得しかけている。
「よしっ……」
目の前に開いた真っ黒な孔を前にルファスは額の汗をぬぐいながら頷いていた。
ここはアリストテレス家の屋敷、その庭である。
クラウン帝国へ出立する準備を整えた後、ルファスを始めとした面々は庭に集まっていた。
目の前で再現された伝説の術を前にカルキノスは「OH……」と感嘆の息を漏らし
アリエスは不気味な孔を前にぶるぶる震えつつもアウラを庇うように立っていた。
「ゲートの展開は大分安定してきたね」
手直しとして一カ所だけ魔力が集まりすぎてる個所を調整しつつプランはルファスに微笑んだ。
帝国に出立するにあたってルファスの【エクスゲート】を使おうと提案したのは彼である。
大前提として【エクスゲート】の出口を開ける場所はそこに行ったことがあるか、その地点の座標を知っているか、という条件がある。
もちろんルファスはクラウン帝国に行ったこともなく、世界の法則における“座標”なども知りようがない。
故に此度の【エクスゲート】は二人がかりで発動させられていた。
門の展開と維持はルファスが。
座標設定はプランが受け持つという分担作業である。
結果、ルファスの展開した【エクスゲート】は彼の【錬成】による調整によってその出口を帝都の外れへとつなげていた。
「本当に難しい……」
真っ黒な“孔”をルファスは見つめながら額に浮かんでいた汗をぬぐう。
さすがは伝説の術というべきか、始めた頃よりは遥かにマシになったとはいえ、いまだに完全に会得したとは言えない。
10回やって7回は成功するだろう。しかし、3回は失敗すると言った所か。
成功率70%。
これはかなり何とも言えない数値だ。
少なくとも実戦運用できる値ではない。
しかし間違ってはいけない。
【エクスゲート】はとてつもなく高難易度の術であり
15歳という若さで──教師がいるとはいえ──完成に指をかけているルファスは異常極まりないのだ。
「前より格段に進歩してるよ。大丈夫、焦らなくていい」
しかめっ面で悔しさを前面に出すルファスに対してプランは優しく諭す。
彼の言葉に翼が忙しなく上下するが、やがては力を失ってシュンと垂れた。
規格外の才能によって大抵の事はそつなくこなしてきたルファスにとって【エクスゲート】は産まれて初めてぶち当たった壁の様なものかもしれない。
結構、大変結構とプランは内心で満足を抱く。
誰にとってもこういう経験も大事なのだから。
成功も大事だが、失敗も同じくらい必要である。
一つの道を究めようとすれば成功と失敗を繰り返すのは当然の事だ。
「最初に言った通り【エクスゲート】はとてつもなく難しい技なんだ。
着実に一歩ずつ進んでいこう」
「……うん」
そう言われてしまえばルファスは頷く事しか出来ない。
両手の掌を広げて見てから脱力した。
次に目の前に存在する自分が展開した【エクスゲート】に視線をやった。
真っ黒な“孔”は物音一つたてずそこにある。
天力と魔力も安定しており何の問題もない。
この黒の先が何千キロも離れた大陸に繋がっていると言われて信じる者が果たして何人いるかどうか。
「それじゃ行ってくる。留守は任せたよ」
見送りに来てくれていた仲間たちに微笑みかけるとやはりというべきか一番最初に反応したのはカルキノスであった。
「YES! よいtravelを!! こちらの方はお任せください」
全く心配してないよと返すとカルキノスは笑いながら拳をプランにつきだした。
一瞬だけ呆気にとられたプランであったが、直ぐに察して自分も握り拳を作って彼のそれと突き合わせる。
するとHAHAHAHAと快活にカルキノスは笑った。
「ルファス……気を付けるのよ?」
プランの付き添いとはいえ、ミズガルズ最大の帝国に向かう娘にアウラは心配を滲ませていった。
クラウン帝国についても彼女はある程度は知っている。
ユーダリルと同じように7つの種族全てがごちゃ混ぜになった超巨大国家であると。
その総人口は大陸一つを支配しているということもあり1000万に届くかもしれない。
分母が多いということはそれだけ……心ない者も混じっているかもしれないということだ。
もはや今の娘に実力で勝てる存在など人類にはいないだろうが、それでも心に傷を負うかもしれない。
言葉の刃は時としてどんな攻撃よりも人を傷つけるのだと彼女たちは身に染みて判っている。
母の心配をくみ取ったルファスは朗らかに笑った。
15歳の少女ならば誰でも浮かべているような柔らかい顔だ。
彼女は悪戯っぽくプラン見てから言う。
「大丈夫。何かあったら彼を頼るから。
しっかり私を守ってくれよ?」
プランが頷いて答えれば少女は「言質は取ったぞ」と皮肉っぽく返す。
そんな彼女の足元にアリエスが「メェェェ」と寂しそうに鳴きながらすり寄った。
潤んだ瞳には数日もの間、大好きな主と離れてしまうことへの寂しさが満ちている。
ルファスはしゃがみこむと寂しがりな臣下の頭を優しく撫でてやる。
自分の正体を明かすという大きな決断をしてまでも母を助けてくれたアリエスを彼女は心から信じている。
「私が留守の間、母を頼むぞ」
「メッ!! メメ!!!」
ぶんぶんとアリエスは首を縦に振った。
ルファスが母をどれだけ深く愛しているか理解しているアリエスは、自分が主にどれだけ重要な任を託されたか理解したのだ。
“このいのちにかえましても!”
もしも人の言葉を喋れていたらそんなことを言っていたに違いない。
「では、お体に気を付けていってらっしゃいませ」
最後に言葉を発したのはピオス司祭であった。
彼はプランを真っすぐに見据えて彼だけに判るような含みを持たせて告げる。
言外に何か不調があったらすぐに帰って来いと言われたプランはルファスに気付かれない様に微笑む。
1500年と50年の交換など彼には当たり前の話なのだから。
そんな彼をルファスは真っ赤に瞳を輝かせながら見ていた。
クラウン帝国の帝都【マルクト】は上空から見ると超巨大な“ピザ”にも見える円形の都市だ。
その正体は単一の超々巨大な岩の上に作られた街なのである。
しかもただの岩ではない。
恐ろしい程に頑丈で、それでいて適度な柔軟性も兼ね備えている是をとある学者は伝説における龍の抜け殻ではないかとさえ述べていた。
実際、鱗の文様のような物も発見されておりこの説はそれなりの説得力があった。
海抜940メートル。
比高440メートル。
周囲の長さ30キロ以上という馬鹿馬鹿しいサイズの岩の上に【マルクト】は存在する。
都市の周囲をぐるっと囲む様に万里にも及ぶ城壁が建築され、鋭利な監視塔が等間隔で設けられている。
空から見るとその“棘”と併せて都市全体がまるで“王冠”の様にも見えることからクラウン帝国と呼ばれているのだ。
「……でかいな」
そんな超巨大都市をルファスは上空から眺めていた。
プランより帝都の構造について聞かされていた彼女は、帝国名の由来となった“王冠”を見てみたいと考えたのだ。
結果、ルファスは想像をはるかに超える規模の帝都に圧倒されていた。
高度4000メートルというヴァナヘイムの山頂よりも高みから街を見下ろしているというのに、全景が視界に入りきらない。
建築物の一つ一つが城の様に巨大で、プルートに建てられていた“ビル”の様である。
数百万にも匹敵する総人口を抱えるミズガルズ最大最強の国家、まさにその名に偽りなしというところだなと彼女は思った。
「マルクトは“メガロポリス”とも呼称される超巨大都市であり
これ自体が一つの都市国家なんだ」
ルファスの後ろで【サイコスルー】によって浮かばせた岩の上に直立したプランがお約束の説明を始める。
ルファスは一度だけ彼を振り返ってから再びマルクトを見る。
無意識にため息が漏れた。呆れではなく感動によって。
やはりデカい。
プルートの時も思ったが、一人一人は弱い人類であっても、力をあわせればここまで巨大なモノを作れるんだと感動さえしていた。
そして遥か遠くにうっすらと輪郭を浮かべている山が見える。
何やら小規模な噴火を繰り返しているらしく、モクモクと煙が上がっていた。
微かにそこから嫌な気配がしてルファスは目を細めた。
「クラウン帝国は大陸一つを支配する大国家だけど
国が大きくなると問題点も相応に出てくる」
それは何だと思う? と問われてルファスは暫し考える。
とりあえずぱっと頭に浮かんだ答えを彼女は口にしてみた。
「食料の供給とか……あとは、情報伝達の遅れ?」
「そう! どんなに強い人であっても生きていく上で水と食料は必要だからね。
飢えない為にどんどん農作をする必要があるんだ」
国民が一番不満に思うのはやはり食料関係である。
貧乏ならある程度は耐えられるかもしれないが、食べ物がないというのは死活問題なのだから。
古今東西、多くの国はこの問題によって滅んだ。
その為にクラウン帝国は正式に獣人たちを人類に認定したんだよとプランは明かす。
ユーダリルで会議に参加した服を着た犬こと獣人の代表者たち。
彼らの優れた農作技術や家畜への理解の深さはクラウン帝国にとってなくてはならない物になりつつある。
安定して食料を生産できる。
獣人たちの最大の強みはここにあった。
もちろんアリストテレスの伝えたマナによる土壌操作技術も併せて使用しているため、クラウン帝国が獣人達に生命線を完全に握られる事はないだろうが。
「そしてここまで国が大きくなると
今ルファスが言った通り、末端まで指示が伝わるのが遅くなってしまうのも問題になるんだ。
だけどクラウン帝国はとある方法でそれを解決したのさ」
「……あの“札”を使ってるの?」
ルファスの答えにプランは「正解」と答えた。
ホース・イーター討伐の際に用いられた【コミュニケーション・カード】をルファスは思い出す。
アレには10キロ程度のみという縛りがあったはずだと彼女は頭を傾げ……あぁ、そういうことかと納得した。
一組における最大通信距離が10キロ程度ではあるが、何事も使い方次第である。
クラウン帝国ならば問題なく大量のカードを用意できるのだから。
帝国は何組ものカードを互い違いに利用することにより通信距離の問題を解決しているのだ。
10キロごとに中継地点を置く事により帝国は他国とは比べ物にならない速さで情報をやり取りする事が可能であり、これはとてつもないアドバンテージと言えた。
「よしっ……!」
暫くマルクトを眺めていたルファスであったが、大きく息を吐くと翼を一度だけ大きく羽ばたかせた。
とんでもない人ごみの中に入る事に対する決意がどうやら固まったようだ。
彼女はプランに振り返ると頬を吊り上げながら言う。
「よろしく頼むぞ“先生”」
自分で発した単語を胸中でかみ砕きながらルファスは幾度か頷く。
悪くない。何一つ嘘はついていない。
クラウン帝国に訪問するにあたって今まではうやむやにされていたルファスの立ち位置をプランは決めていた。
対外的にはルファスは助手兼教え子であると彼は周囲に宣伝するつもりであった。
こうして認知を広めておけば自分がいなくなった後も問題なく彼女の席を各国に用意しておけると言う思惑がそこにはある。
「よくぞ参られた、我が友よ!!」
覇気に満ちた巨大な声が広大な玉座の間に響く。
左右に何百という文官/武官を従えた皇帝は堂々と玉座に腰かけ、遠路はるばるやってきた旅人に心から歓迎の声を上げている。
まるで銅鑼の様に重く響く声は正しくミズガルズにおける大帝国の支配者とよばれるに相応しい。
トラブル一つなく皇帝との謁見にプランとルファスは挑むことが出来ていた。
前もって習っていた通りルファスはプランの少し後ろで彼に倣うように跪き、皇帝の言葉を聞いている。
ルファスは頭を動かすことなく意識だけを向けることによって皇帝を測る様に見た。
クラウン帝国 58代皇帝 アルカス帝。
まずとてつもない巨漢である。
どう見ても2メートルを優に超える巨躯に、筋骨隆々の引き締まった身体。
断じてお飾りなどではない、武王といった様子である。
初老の域に入っているとはいえまだまだ生命力にあふれた存在感。
立派ではあるが独特の形状の髭……確かカイゼル髭といったか? が何とも目を引く。
綺麗に剃り上げられた頭には毛一本なく、テカテカと太陽の様に輝いていた。
感じるマナの気配は───他者より遥かに濃く魔物に近い気配も感じる。
あの夜に一度【クラス】を再編したことにより【レンジャー】を失った今では観察眼を使えない為に判らないが、恐らくレベル400から500だろうとルファスはあたりをつけた。
実際彼女の見立てはあっている。
アルカス帝、と言うよりはクラウン帝国の皇族には巨人の血が混ざっているのだ。
「ミョルニルの件、まことに見事であった!
誰もが不可能と断じた“吸血姫”の説得を成功させるとは!!」
声の一つ一つが響き渡る。
重低音でありながら聞き取りやすいはつらつとした発音であった。
俗な表現に直せば腹から声を出している、といったところか。
「汝の活躍によりミョルニルに対する復興は全て順調である!!」
「それのみならず、卿の数々の活躍は吾輩の耳に全て届いているとも!!!」
感極まったアルカス帝は立ち上がり……おもむろに上半身の衣服を脱ぎ捨てた。
思わず「は?」とルファスは呟きそうになったが何とか抑え込む。
「実にっ!!」
足に力を入れ、堂々と直立する。
ミシミシと彼のズボンが膨れ上がる筋肉を前に嫌な音を立てた。
もしも上着を着ていたらはじけ飛んでいたことだろう。
露わになる6つに割れた腹筋。
盛り上がる胸板に力こぶ。
テカテカと全身を輝かせながらアルカス帝は己の筋肉を披露している。
誰一人それに何も言わない。
それどころか居並ぶ家臣たちはキラキラとした瞳をアルカスに向けている。
偉大にして強大な皇帝を誰もが愛し、慕っている。
ルファスは軽く眩暈を覚えた。
いいのか? 本当にいいのか?
人類最大最強の帝国、その頭がこれでいいのか? と何度も問いそうになったが、叩きつけられる圧だけは本物である。
仮にルファスがレベル800という前人未踏の高みに昇っていなかったら、彼の覇気を前に全身を委縮させていたかもしれない。
「見事!!!」
眼を白黒させながらルファスは思わずプランに意識を向けた。
「何なの……これ」と素の口調で尋ねるが、彼は小さく頭を振っただけである。
“大丈夫。害はないよ”とだけ彼は返し、顔色一つ変えない。
幾つか筋肉を誇示するポージングを決めた後に彼は何事もなく玉座に戻る。
手慣れた様子で従者が上着とマントを持ち寄るとアルカス帝はそれを羽織った。
にっこりと白い歯を見せて彼は外見からは想像できない程に人懐っこく笑う。
「許すがよい。吾輩としたことが感動の余り筋肉の躍動を抑えきれなかったのだ」
ミシっとひじ掛けを軋ませながらアルカスは笑う。
フシュゥゥと比喩ではなく文字通り彼の身体からは煙が昇っている。
筋肉を動かせば熱量が生じるのは当たり前であるが、彼の場合はそれだけで火を起こせるのだ。
あらゆる【クラス】を直接戦闘に特化させた超々接近戦特化の怪物は、近接戦闘に関していえばレベル上では格上のルファスに匹敵/凌駕するものがある。
「我がクラウン帝国は卿らを心より歓迎する。
勇者召喚の儀を執り行うまで暫しの猶予がある故、ゆるりと寛がれよ」
「お心遣い、感謝いたします陛下」
「感謝いたします」
プランの言葉をルファスもまた繰り返した。
頭を下げるのが嫌だ等と言う子供の様な考えは全くない。
彼の助手として任命された以上、己の立ち振る舞い一つで彼の顔に泥を塗り、ひいてはリュケイオンの立ち位置を危うくさせかねない事を彼女は理解しているのだ。
母や皆の為ならば頭など幾らでも下げてやると彼女は思っていた。
「ふむ! 聞けば卿の後ろに控えるルファス嬢は助手とか」
「はい。彼女にはいつも助けられております」
皇帝の視線がルファスに向かう。
玉座は遥か遠くだというのに、彼女の身体には間違いなく圧がかかった。
伊達に皇帝を名乗っているわけではない。
彼ほどの大物になれば視線だけで人を動かなくさせることも可能なのだ。
天翼族の用いる【威圧】を受けたような圧を受けながらもルファスは欠片も焦らなかった。
確かに凄い圧だ。
初見では意味不明な露出癖のある男と思ってしまったが、伊達や酔狂で皇帝をやっているわけではないらしい。
「私の名前はルファス。アリストテレス卿に師事しております」
いきなりアルカスに興味を向けられたルファスであったが、難なく答える。
(どう来る……?)
身構えつつ反応を待つ。
またか。どうせ、まただと前もって彼女の心は諦めをつけた。
また、翼云々で何か言われるのか、と彼女は内心でため息を吐いた。
次に出てくるのは「黒い翼は罪の証」か?
それとも「汚らわしい黒翼が吾輩の前に存在するな」か?
どう罵られても言い様に彼女は己の心の中に防壁を築き上げた。
何と言われようと頭をたらし我慢してみせるとルファスは決め……。
彼女の答えを受けたアルカスは大口を開けて呵々と笑いを上げた。
びりびりと部屋中の壁や柱が震える中、皇帝はいまだ若き少女に人生の先駆者としての助言を贈るのだ。
「ハッハッハッハッハ!! 実によき事である!!」
「学び鍛えるがよい若人よッ!
学と力を修めれば汝の長き人生の選択肢も豊かになることであろう!!」
ハハハハハと何がおかしいのか大笑するアルカス帝にルファスは目を白黒させるのであった。
翼の事などアルカスは欠片も気にも留めない。
皇帝と言うからには当然、天翼族においてこの翼がどの様な意味合いを持っているか知っている筈だというのに。
だが、それがどうした?
彼はクラウン帝国の皇帝。
七つの種族などとうの昔に背負っている。
翼など彼からすればただの個性である。
広い世界において天翼族の常識の何と狭いことか。
(変な奴……)
だけど、皇帝というからにはこういう風じゃないと務まらないのかもしれないと彼女は思った。
少し体調を崩してしまったので来週の更新はお休みとします。
本当に久しぶりに風邪をひいてしまった……。
なので次回更新は15日の予定です。