後書きに、オリ主を含めたオリキャラの外見やキャラクターボイスを紹介してます。あくまで作者のイメージなのでご了承ください。また、他作品のキャラを活用していないオリキャラは特徴だけです。
《魔剣士の一味》
別名、賞金稼ぎの集団とも言われる彼らは1人の元に集ったことによって出来た一味だ。そのほとんどのメンバーはある者によって引き入れられている。孤児だった者。生き場所を失った者。彼の生き様に引き込まれた者。そして彼に恩を感じる者たちだ。彼らの拠点、目的は誰も知ることはない。
現在、シオンが乗っているミーティア号には40人の船員が居る。1人1人の実力も高く、新世界の海賊にも対抗出来るほどの実力を持っている。だが、四皇の隊長、将星、大看板には及ばない。その中でも、彼らに対抗出来るのが覇気を体得している船長であるヒロトと幹部と称される者である。
船長ヒロト
大海賊時代が始まる前からかなりの実力を持ち、〝魔剣士〟の二つ名を持つ、黒髪緑目の男。
ロジャー海賊団とも面識があり、船長ロジャーや副船長レイリーを師と仰いでいた。それは今も変わることはない。
悪魔の実の能力者であることは海軍にも知られているがその全貌は未だ知り得てはいない。3つの覇気を体得しており、四皇とも渡り合える程の実力者だと言われている。実際にも四皇全員と戦ったこともあるようだ。恐らく賞金を掛けられれば軽く億越えになり、2桁にも到達するだろう。
ロジャー海賊団に所属していた〝剣姫〟テレシアの兄であると共に海軍中将ラグナの実の息子である。さらに2人の子供がいる父親の顔も持つ。
他の船員にも慕われるほどの人格者で、数多くの人々を救っている。中には英雄と呼ぶ者もいる。本人はあまり気にしてはいない。
副船長セレナ
ヒロトの最初の仲間となった黒色の長髪の女性。〝堕天使〟の二つ名を持つ。
出会ったときからコンビを組むようになり、2人目の仲間が加わるまでは常に一緒に行動していた。
誰もが断言する美貌の持ち主。そのため、行く先々で男たちにナンパされる確率が高い。代わりにそんな行いをすれば叩き潰されるオマケ付き。だが、一味の中にはそれを恐れない強者もいる。ある者が言い始めたことを機に姐さんとも呼ばれることが多くなった。
副船長の立場にいるだけあって、ヒロトからの信頼は最も高く、かなりの実力を持つ。その強さは分からない部分が多い。
副船長代理、参謀、航海士リオ
髪が背まで伸びるほどの長髪の男。一応髪は結んでいる。〝軍師〟の二つ名を持つ。
少年と思われる程の低身長であるが、実際の年齢は30歳を超えている。本人は身長の事で悪く言われても気にはしない。本を常に携えている。
幼い頃、ヒロトに救われたことに対して一生の恩義を感じている。それ以来、彼と一緒の旅に同行するようになった。ヒロトの2人目の仲間。
軍師と呼ばれるようになった背景には、数々の海賊討伐の際に彼が立てた策が功を奏したからである。それ以降、海軍の間でその名が広まり軍師と呼ばれるようになった。また、その姿に憧れたマークに慕われており、ヒロトの子供という認識から彼には甘く、戦術を教えている。
何よりもヒロトの事を優先し、彼の事を悪く言われると普段の冷徹さを欠いて怒りを見せる。仲間に対しては少し妥協している。
海軍との共闘時に周囲に彼らがいたにも関わらず自らの能力で周囲を巻き込んだこともある事から、自分たちの仲間以外がどうなろうと関係の無いことと思われている。ただし、ヒロトに指示されればそれに従う。それが他人と関わりのあることでもだ。
狙撃手シノン
赤みが強いオレンジ髪に青い目をした青年。数年前までは髪を伸ばして結んでいたが、今は短い。普段からマフラーを巻いている。二つ名は〝奇術師〟。
1人で武者修行中にヒロトと出会い、その弓の腕を買われて仲間に加わった。
しかし、本人は遠距離だけでなく、近距離の戦闘も得意である。そのため、弓使いなのになぜ近距離で戦うのだと言われることもよくある。
悪魔の実の能力者であり、見聞色の覇気の扱いに関しては一味の中で一二を争う程の人物。
ヒロトの事はヒロ兄と呼び、セレナが姐さんと呼ばれるようになった原因は彼である。
ただ、リオとは長年ともに行動していたにも関わらず、仲は悪い。些細な事でもよく喧嘩になり、淡々としたリオを見る度に内心苛立っている。
ヒロトの娘に弓を教えている師でもあり、弓以外の武器を作ることにも長けている。彼は、戦闘に使用する武器は自分で作った物しか使わない。
航海士ラゼル
灰色の髪に碧目の青年。常に笑顔を絶やさないように心がけている。二つ名は〝舞踏家〟である。
物心つく前に父親を失っており、踊り子であった母親と共に各地を転々として生きてきた。しかし、その母親も7歳の頃に失っている。以来、孤児となってスラムに暮らしていたところ、ヒロトに助けられ、そのまま一味に加わった。
役割は一応、航海士となっているが、リオの手伝いをするだけ。
一味として活動する傍ら、ダンサーとしても活動しており、亡き母親に憧れて抱いていた夢を実現させている。ただ、極度の恥ずかしがり屋でもあったため、成功するまではかなりの年を費やした。
ナンパ癖が酷く、一味のメンバーにはよく叱られている。その癖は本人が直す気が無いため頭を悩ませられる。一方で仲間が危機に陥れば、普段の性格からは考えられないほどの雰囲気を見せる。
幹部と称されるからには実力も高く、剣の腕は仲間に信頼されている。能力者ではないため、ダンサーとしての経験を活かしながらの戦い方をする。
戦闘員ゲツガ
黒目黒髪の美丈夫。白い羽織を纏ったワノ国出身の侍。〝白刃〟の二つ名を持つ。
弟であるツキカゲと共に故郷を出奔し、ヒロトと出会った。彼と戦ったことで彼の実力や生き様に惹かれ、仲間に加わった。
武器は大業物である『白夜』という刀を使用している。
一部のメンバーにしか話したことがない秘密を抱えており、謎多き人物である。ただ、本人曰く四皇の1人に何やら因縁がある模様。
戦闘の指南役としても一味に貢献している。
密偵ツキカゲ
黒目黒髪、ワノ国出身の忍者。緑色の格好を好むことから〝緑風〟という二つ名を持つ。
兄と戦ったヒロトに忠誠を誓っており、ヒロトも彼を信頼している。
暗殺や情報収集に長けた、一味にとってはありがたい存在。
兄と同じように四皇の1人に因縁がある。しかし、優先順位は一味の方である。
誰に対しても誠実であり、モテることもよくあったらしい。だが、本人には全く自覚が無い、天然ジゴロの面を持ち、兄をよく困らせている。
船大工シロー
灰色に近い白の肌を持ち、黒色のモヒカンの髪型で、3メートル近い巨体の魚人。二つ名は、〝豪腕〟という名を持つ。
普段は船大工として活動しており、戦闘になれば魚人空手と魚人柔術を駆使して、その実力を発揮する。
かつて、〝タイヨウの海賊団〟に所属していた経歴があり、七武海である〝海峡のジンベエ〟とは知己である。
ある件を機に、海賊団を抜けて旅をしていた。その最中に、海賊に襲われていた人間の子供を助けていた際にヒロトたちに出会った。魚人への偏見を気にしない彼らの姿勢に心を打たれ、一味に加わる。今は数人のメンバーと共に船大工という役に就いている。
性格は豪胆で、命の危機に瀕しようとも恐れずに立ち向かう。
参謀見習いマーク
黒目緑目の少年。船長であるヒロトの息子。二つ名はまだ持っていない。
今いる一味の中では最年少。天然で鈍感で能天気だが仲間想い。
アマツミカ王国出身の人間に受け継がれてきた力を使いこなしており、“闇”に関わりのある能力を使用する。
歳が1つ上のシオンの事を気に掛けており、初めて会ったときは兄がいたらこんな感じなのかと思ったらしい。
父の過去は聞かされているが、海軍や政府には恨みはない。
〝軍師〟と呼ばれるリオに憧れており、自分もそんな風になりたいと何度も頼み込んだ結果、彼の弟子となり、戦術や戦い方を学んでいる。
狙撃手見習いルティナ
金髪碧目の女性。船長であるヒロトの娘。二つ名は持っていない。
母親そっくりの顔で、まだ10代ではあるが美しさを感じさせる。何事にも真面目な性格で、目上の人に対して言葉遣いが丁寧。
弟であるマークと同じ力を使いこなし、戦闘に活用する。
シノンに師事しており、弓が得意である。
父の過去を聞いた際、海軍に対してはあまり出さなかったが、世界政府は少なからず憎んでいる。
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「……という訳だ。これでこの一味の幹部について大体はお前に伝えたつもりだ」
再会を一頻り喜んだ俺は、この一味についての説明を受けていた。この部屋には先程の説明いた、ゲツガさんとツキカゲさんはいないが、一味のメンバーはある人物――ヒロトさんによって集められたということは分かった。ただし何を目的としているかは教えてもらえていない。無理に訊く必要は無いだろう。
「分かった。俺はここではどうすればいいかな?」
尋ねるとヒロトさんがセレナさんに目配せしていた。どうやら彼女から聞けるみたいだ。
しかし、話を聞いて何度か見たが、正面に立たれると変に緊張して背筋を伸ばしてしまう。会った中で一番綺麗な人かもと思ってしまった。
「君にはここの幹部と同じようにしてもらいたい」
「俺が……幹部、ですか? それだと、ここにいない人たちは納得しないのでは……」
「心配しなくても大丈夫だよ! この一味の皆が納得しているからね」
「おい、ラゼル。勝手に割り込むなよ。姐さんが話してるんだからさ」
「だって、シオンって変に緊張してたからさ、その緊張を解いてあげたいと思ったんだよ」
注意したシノンさんには悪いが、片目をつむって俺の事を気に掛けてくれたラゼルに対して内心ありがたいと思った。おかげで緊張が少し和らいだからだ。だが他の面々は一斉にため息をついていた。
彼らは普段のラゼルの行いを知っているがために、また変なことを言うのでは無いかと警戒していたようだ。結果としては大丈夫だったが、余計な心配をさせやがってというのがここにいた全員の総意だった。
その様子を見た俺は、よっぽど信頼されていないのか、相変わらず過ぎてがっかりしたのか、ついラゼルのことを気の毒に感じた。
「心配しなくてもいい。君の実力は船長からも聞いている。それに、君の実力ならば億越えの海賊にも届く筈だ」
「そうなんですか?」
「ええ、あなたなら俺も文句はありませんよ。その代わり、戦闘においてはしっかり働いてもらいますからね」
セレナさんからの言葉を聞いて疑問符を浮かべたが、リオさんも納得していると言った。その分、軍師と呼ばれている彼から扱き使うと言われたような気がして苦笑してしまった。
「リオさん? 無茶な要求はしないで下さいよ。まだシオンは加わったばかりなんだから」
「分かってますよ。そろそろ指示を出さないといけないので、俺は席を外します」
マークに頼み込まれ、それに答えたリオさんは部屋から出た。
「そんじゃ。オレもやる事があるからお先に失礼するわ。ラゼル、ちょっと付き合え」
「え~、何でボクが君に付き合わないといけないんだよ。それなら、セレナの相手に「何か言ったか……?」……いえ、何でもありませんです」
語尾が若干おかしくなったラゼルに、その様子を見たシノンは腹を押さえながら笑いを堪えていた。他の面々も呆れている。
もしや、一味の中に叩き潰されてもナンパし続ける強者ってこの人なのか。でも、そういう事なら今のやり取りはいつものことなんじゃ……。
そんな風に思っていた俺に耳打ちするようにマークが教えてくれた。
「多分、副船長の目が本気だったからだよ」
「本気って……」
「いつもなら適当にあしらっていたんだけど、シオンがいたからかな。『シオンの前でそれ以上そんな態度を見せてみろ。私が半殺しにしてやる』って言いたかったんだと思うよ」
変なポーズをしながら声マネをするマークだったが、その内容を聞いて思わずため息をこぼしてしまった。その様子を見たのかラゼルが、「し、シオンにまで呆れられた……」と口に出し、ガックリと肩を落としていた。ハッキリと言おう、自業自得だろう。
「ほら、行くぞ」
「………………」
「ったくいつまで落ち込んでんだよ。いい歳した大人がそう落ち込んでんじゃねぇよ…」
「やれやれ、オレ様が手を貸してやるよ。船の様子をもう一回見ときたいしな」
「悪ぃな、シロー」
みっともない男が野郎2人に引っ張られていくという何とも言えない光景を目にしながら、しばらく呆気にとられていた。
その後、俺と同じように感じていたのか、この部屋にいる全員が黙っていたが、セレナさんが俺やヒロトさんたちを見ながら話した。
「私も指示を出してくる。どうせだ。身内同士で話すと良いさ」
「すまないな、セレナ」
「なに、初めて会った家族なんだ。そこに割り込むほどの無粋なことは出来ないさ」
気を遣ってくれたセレナさんにマークやルティナが頭を下げていた。俺もそれを見て、慌てて頭を下げた。彼女は微笑ましそうなものを見るような顔を浮かべ、部屋を出た。
「さて! 改めて初めましてだね、シオン」
「あぁ、よろしくな、マーク。それにルティナも」
「こちらこそ、よろしくお願いします。お父様に鍛えられたその力、是非とも見せていただきたいものですね」
「うん。機会があればね」
従姉弟との挨拶を済ませ、そのまま4人での話になった。俺がどんなところに住んでいたのか。何をしていたのか。3人の兄弟がいたことなど、彼や彼女に色々と話した。
その最中に、2人について訊いていたところ、既に母親が亡くなっていることを聞いた。
以前、ヒロトさんが長く来れなかった時――丁度、グレイ・ターミナルの火災があった頃らしい。俺は悪いことを聞いてしまったと謝ったが、2人は大丈夫だと言ってくれた。言葉には出してはいなかったが内心では辛いのだろう。俺だってサボと突然別れてしまったときは辛かったのだから。家族を失う辛さは俺も知っているとは言えはしないが、それでも前を見なければならないのだろう。俺たちは生きているのだから。
2人は母が亡くなった後、セレナさんたちに引き取られ、彼女たちに同行するようになったらしい。年齢もあっただろうが、2人があの力を持っていたことも理由だろう。
そんな折に、俺から旅に同行したいという話が出たために、今までは少数で活動していたが、40人を集めた旅という話になったそうだ。彼らとしても、そろそろ普通に旅をしたかったらしい。俺が言った願いは丁度良かったのだ。
「3人とも、そろそろ時間だ」
「分かったよヒロトさん」
「りょーかい、それじゃあ行こうか、父さん」
「分かりました、お父様」
俺、マーク、ルティナの順に言い、部屋の外に出た。甲板には既に全員が集まり、こちら側に注目していた。多くの視線を向けられながらじっとしていると、ヒロトさんが出てきた。彼は俺たち3人の前に立ち、一呼吸置いて語り出した。
「大海賊時代が始まって20年近く、長いような気もするし、あっという間のような気もする。俺がまだ賞金稼ぎとして活動し始めた時は、俺は1人だった。その頃の俺はただ毎日をがむしゃらに生きていたのかもしれない。……だが、今は違う! 今の俺には多くの仲間が居る! 頼れる仲間が! 尊敬できる仲間が! 大切な家族が! その皆と共に今日、この日……再び俺たちの一味が復活を遂げる! さぁ、行くぞ。《魔剣士の一味》の再始動、俺たちの旅を再び始めるんだ!!」
《おおぉぉぉぉぉ!!》
船長の言葉と同時に一味の全員が大声を上げた。〝海賊王〟ゴールド・ロジャーが処刑されてから数年後、各地でバラバラになっていた者たちがこの地に再集結したのだ。
それと同時に、俺の本当の旅が幕を開けたのだった。
それから数日後、
やがてその情報は、海軍だけでなく、ある4人の元にも知らされることになる。
オリキャラ紹介
・シオン
年齢:16歳
外見:リオ(作品:精霊幻想記)変更点:赤髪
キャラボイス:松岡禎丞
・ヒロト
年齢:40歳
外見:カーセル(作品:キングスレイド)変更点:黒髪緑目
キャラボイス:石川界人
・テレシア
年齢:39歳
外見:赤髪に緑目。普段は髪をポニーテールにしている
キャラボイス:加隈亜衣
・スバル
年齢:享年17歳
外見:?
キャラボイス:?
・ラグナ
年齢:?
外見:銀髪に黒目
キャラボイス:?
・セレナ
年齢:38歳
外見:黒色の長髪に赤い瞳
キャラボイス:甲斐田裕子
・リオ
年齢:33歳
外見:セネリオ(作品:ファイアーエムブレム蒼炎の軌跡)
キャラボイス:村瀬歩
・シノン
年齢:36歳
外見:タルタリヤ(作品:原神)
キャラボイス:古川慎
・ラゼル
年齢:27歳
外見:アズール(作品:ファイアーエムブレム覚醒)
キャラボイス:木島隆一
・ゲツガ
年齢:43歳
外見:黒目黒髪
キャラボイス:置鮎龍太郎
・ツキカゲ
年齢40歳
外見:スズカゼ(作品:ファイアーエムブレムif)変更点:黒目黒髪
キャラボイス:小野大輔
・シロー
年齢:43歳
外見:灰色に近い白色の肌、黒色のモヒカン
キャラボイス:安本洋貴
・マーク
年齢:15歳
外見:マーク(ファイアーエムブレム覚醒)変更点:緑目
キャラボイス:石橋陽彩
・ルティナ
年齢:18歳
外見:女神ルティアナ(ドラゴンクエストX)
キャラボイス:茅野愛衣