ゆずソフトの小説   作:かんぼー

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注:元作品のネタバレを含んでいる場合があります!!

かんぼーです。こちら、以前にTwitterに投稿したものになります。
※前半はサブ垢(@sub__kan__bo__)、後半は本垢(@vice__kan__bo__)で投稿したものです。

二つともリノちゃんの作品です。

前半:手料理
リノちゃんがツバサさんに負けたくない!ってのを書きたかった作品です。

後半:呼び方の練習
妹の日にぱっと考えてぱっと書いた15分クオリティの作品です。なので地の文なしでめちゃくちゃ短くなってます。

結論から言うと、リノちゃんは可愛いってことです(?)

※キャラ崩壊や元作品の設定崩壊が起こっている可能性もあります。この点を理解できる方のみ。お読みになることを推奨します。
※誤字脱字等の指摘も受け付けています。


[短編集]PARQUET
手料理/呼び方の練習(茨木リノ)


手料理

 

「お待たせしました、オムライスとペペロンチーノです」

「ありがとう、ツバサ」

「ツバサさん、ありがとう」

 ツバサが俺とリノの注文品を運んできてくれた。俺たちは昼食がてらツバサのバイト先にお邪魔しているのだ。

「来てくれてありがとう、二人とも。今日も特に用事はなくぶらぶらしてる感じかな?」

「そのとおりだな…リノは?」

「私も同じだね」

「なるほど、ところで料理のお味はどうかな?」

 ツバサが俺の顔を覗き込んでくる。いつもなら笑顔でカウンターの方に戻っていくのに、どうしたのだろうか?

「オムライス、いつも通りおいしいぞ」

「このペペロンチーノもおいしいよ」

「そっかー、良かったー」

 ツバサがいつも通りの笑顔を見せる。なんだろう、めずらしくマスターが失敗でもしたのだろうか?

「実は…その料理を作ったの、ボクなんだ。マスターに教えてもらってね」

「え、マジ!?めちゃくちゃおいしいよこれ!!マスターのと変わらないぐらい!!」

「あはは、そんな冗談はやめたまえよ」

 ツバサは照れくさそうに頭を掻いている。そんな彼女の肩越しにマスターの「俺と同じくらいおいしいわけねえだろ、俺の方がおいしいわ」という視線が飛んでくるが、あえて無視する。

「リノもそう思うよ…な?リノ?」

「…ツバサさんの、手作り…」

「リノ?」

「リノ君?おーい、リノくーん」

「…はっ、ごめんツバサさん、カナト。ちょっと考え事してた」

「だいぶ考え込んでたけど大丈夫か?」

「大丈夫。それよりカナト、私、用事ができた」

「おお、そうか。じゃあこの後は別行動だな」

「違う。カナトも私についてくる」

「…わかった。ちなみにどこ行くんだ」

「スーパーマーケット、あとカナトは今夜何食べたいか考えておいて」

 それだけ言うとリノは黙々とペペロンチーノを食べ始めた。その眼には闘争心が垣間見えていた。

 


 

呼び方の練習

 

「お、お、お…おにっ、おにっ、おにぃぃぃぃぃぃぃ…っっっ!!」

「……リノ君、さっきから何してるんだい?」

「うわぁ!?ツバサさんいたの!?」

「うん、いたとも。リノ君がずーっと『おにおに』言ってるから気になってね」

「いるなら声かけてよ…」

「ごめんごめん。で、なんで『おにおに』言ってたんだい?」

「えっ、そ、それは…」

「おや?顔が赤くなったね。もしやカナトに関係することなのかい?」

「!!!」

「図星のようだね。カナトと『おにおに』……あ、もしかして、カナトのこと『お兄ちゃん』って呼んでみたいのかな?」

「…あわわわわわわわわわわわっっっ!!」

「そんなに照れなくてもいいじゃないか~、リノ君は可愛いなぁ~」

「…やめて!髪の毛くしゃくしゃしないで…!」

「ああ、ごめん!こういうスキンシップはボクより『カナトお兄ちゃん』にしてもらいたいんだよね、リノ君?」

「そ、そういうのじゃないからぁ!!」

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