再び転生した元神は魔法科高校へ   作:さすらいの旅人

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ダブルセブン編 弟子のデビュー戦

 西暦2096年4月28日

 

 

 

 土曜日の午後3時。予定された試合当日。

 

 場所は第三演習室で、修哉と琢磨は会頭の服部に先導されて時間通りに現れた。

 

 今回行う試合の審判は裁定を任された隆誠が務めることになっている。今回は立会人として、生徒会側は達也も関わる事になった。隆誠の指名に深雪やほのかも同行するも、敢えて不参加にさせている。

 

 二人の代理ではないのだが、今回は紫苑が同席している。彼女は執行部や風紀委員会、益してや生徒会に所属してない一般生徒だが、隆誠から副会長権限として許可を出した。明らかに身贔屓とも言える職権乱用だが、試合の責任者が隆誠である為に誰一人文句を言う事が出来ない。

 

 他にも風紀委員会から沢木と幹比古、部活連から十三束や桐原と錚々たるメンバーが顔を出している。桐原に至っては木刀持参でCADの使用許可付きであり、更に十三束はマーシャル・マジック・アーツのユニフォームを身に纏っている。

 

 彼等は万が一に起きた場合の仲裁役として集められていた。 

 

 今回行われる試合のルールに隆誠がある内容を付け加えられている。『ミリオン・エッジの使用制限なし』と言うリスクが大きすぎる特殊なルールが。これを最初に聞いた服部と千代田は当然抗議するも――

 

『俺は服部会頭や千代田委員長に今回の件を任されたので、責任も取るつもりでいます』

 

 隆誠が暗に余計な口出しするなと言われた為に、二人は一切反論出来ず黙認するしかなかった。だがそれでも、修哉が過度の傷を負った際に試合を中止させる為の仲裁役を何人か配置したいと言う妥協案を提示してきたので、隆誠は内心嘆息しながらも了承となった。

 

 片方が一方的に有利なルールであり、一緒に聞いていた琢磨は不快な気持ちになっていた。七宝家の切り札ミリオン・エッジを完封する秘策があると遠回しに口にしたのだ。これを理解できないほど琢磨は愚鈍でなく、不快にならない訳がない。そもそもこの試合は、隆誠に対する抗議がきっかけで出来たものなのだ。だから琢磨にとって歓迎こそすれ、不満を述べられる立場ではない。

 

 修哉と琢磨が距離を取って向かい合う。

 

 前回と違って今日の琢磨は野外演習用のツナギ姿だった。

 

 対して修哉は剣道着姿で、桐原と同じ木刀を手にし、腕輪型CADも身に着けている。剣道部なら防具も付けるべきだが、今回は敢えて道着のみとなっている。それを見た桐原が防具について言及するも、隆誠の方で問題無いと言われた為に押し黙るしかなかった。

 

(ん? 今日はいつものバンドが無いな)

 

 腕輪型CADを装着してる為か、いつも道着の袖から若干見える修哉の両腕に着けてる筈のバンドが無い事に桐原が気付く。以前にソレを見て訊いた際、トレーニング用に着けていると教えてくれた。今回の試合は実戦同然の試合で外すのは当然かと桐原はすぐに疑問を解消する。

 

「試合開始前にルールを一応説明しておく」

 

 審判の隆誠が両者の間に立ちルールを説明する。尤も、それは一昨日に既に聞いたから単なる確認に過ぎない。それでもやるのは形式(セレモニー)的なモノだ。

 

 説明を終えた隆誠が二人から離れ手を上げる。

 

 演習室全体に緊張感が一気に高まっていく。琢磨から想子(サイオン)波とは別の非物質的な波動を発しているのに対し、修哉は構えを見せないどころかジッと試合相手を見ているだけだった。

 

 修哉が逆手にしてる木刀を順手に持ち替えながら僅かに身体を沈める。それを見た琢磨が左手に抱えたままだった発動媒体の本に右手を掛ける。

 

 当事者だけでなく、この場にいる誰一人身動ぎ一つ、物音一つ立てない。静まり返ってることで、隆誠が息を吸い込む音まで聞こえる。

 

「始め、ってストップ!」

 

 隆誠が静寂を破って手を振り下ろそうとするも、何故か急に中断した。

 

 いきなりの事に見守っている達也達は、何事かと思って隆誠の方へ視線を向ける。

 

「おい修哉、今のはフライングだからやり直しだ」

 

「悪い、チョッと気が早まった……」

 

 呆れながら仕切り直しと言い放つ隆誠の視線の先には、いつの間にか接近した修哉が手にしてる木刀で琢磨の喉元に突き付けていた。

 

『ッ!?』

 

 琢磨だけでなく、隆誠と紫苑を除く全員が信じられないと言わんばかりに目を見開いていた。

 

(バカな! 俺が知る限り、天城にあそこまでの身体能力は無かった筈だ!)

 

 あの一瞬で数メートル先にいる琢磨へ接近するのは簡単に出来ない芸当である。体術に優れてる達也も出来るが、簡単にこなす修哉の身体能力に驚く一方だった。

 

 思わず精霊の眼(エレメンタル・サイト)で調べたい衝動に駆られる達也であるが、そんな事をすれば隆誠に施された制約が発動し強制的に封印されてしまう。調査の必要がある対象が目の前にいながらも視れないもどかしさに、達也は自分があの時仕出かした事を今更ながら後悔してしまう。

 

「す、凄いね。フライングだったとは言え、修哉があんなに速いなんて思わなかったよ」

 

 達也の近くにいる幹比古は眼で捉える事が出来ず、自分のクラスメイトがあそこまで凄いのは予想外だった。隆誠によって鍛えられてるのは知ってても、あれほどのスピードであれば、エリカが負けるのは無理もないかもしれないと考えてしまうほどに。

 

 桐原達も似たように驚いている中、注目の的になってる修哉は仕切り直そうと所定の位置に戻っている。

 

「修哉、次はないぞ」

 

「お、おう!」

 

 隆誠が念を押すように言った事で、もうヘマはしないと固く誓う修哉は身を引き締める。

 

「それでは改めて……始め!」

 

 未だにざわめいているが、隆誠が再び開始の合図をしたことで、今度は途端に静かになった。

 

 

 

(今のはマグレだ! そうに違いない!)

 

 達也達とは別に、いつの間にか懐に入られた琢磨が一番驚いていた。

 

 動き出そうとした瞬間、いきなり自分の喉元に木刀を突き付けられてほんの一瞬死の恐怖を感じたが、七宝家長男の矜持によって抑え込むことに成功する。

 

 どうにか心を落ち着かせた後に改めて開始されるも、今度はさっきと違って修哉は動いていない。

 

 やはりさっきは単なるマグレだったのだと自己完結した琢磨は、即座に動き出そうとする。

 

 琢磨が『本』を開き、前回と違って最初の数十ページを右手の指に挟みこんだ。そのページを纏めて破り取り、力を加えたのと同時に紙吹雪と化した。

 

 隆誠の時は百万の刃を一気に顕現していたが、今回は少数の刃を細かくコントロールする方を選んでいた。少数と言っても、数はおよそ八万で充分に脅威だが。

 

リューセーが使ってる(・・・・・・・・・・)のと違って凄く遅いな)

 

 対する修哉は動じることなく、四本に別れて押し寄せる紙片を見据えるだけ。昨日の修行でやった事を思い出しながら比較しているが、いまいち迫力に欠けてる感じがした。

 

 空中をうねりながら進む白い紙片の帯は、まるで雲上を這う四匹の蛇のようだった。それぞれが修哉の両腕両足に狙いを定めようとする。

 

 紙片の群れが修哉の手足に纏わり付き、剣道着や皮膚を裂かんとするも――

 

「おい七宝、本気でやってるのか? こしょこしょされてむず痒いんだが」

 

「は?」

 

 想子(サイオン)を纏って紙刃と化している筈なのに、全く裂かれている様子が見受けられなかった。確かに当たってはいるのだが、修哉の剣道着や皮膚がまるで鋼鉄のように硬くて一切刃が通っていない。

 

 本来なら切り裂かれて血だらけになってもおかしくない光景が、全く異なる展開になってることで目が点になる琢磨だけでなく、試合を見届けてる達也達も似たような反応を示している。

 

(加減してるとは言え、あの程度の刃じゃ本気になった修哉を斬り裂けないよ)

 

 審判の隆誠は最初から答えが分かってるように、呆れながら見ている。

 

 どうやって琢磨のミリオン・エッジを防いでいるのかと思われるが、その答えは非常にシンプルなものだった。修哉が無意識に放出してる想子(サイオン)によって守られているだけに過ぎない。

 

 修哉は隆誠に鍛えられている他、身体能力と魔法力向上の為にバンドを着けられている。昨日の修行で上級用バンドを外した瞬間、全身から凄まじい想子(サイオン)を放出した経緯がある。その時一緒に見ていた千葉家の長男と次男が、言葉を失うほど唖然とする程に。吹き荒れる想子(サイオン)は隆誠からのアドバイスで抑えているが、まだ完全にコントロール出来てはいない。今も身体から漏れ出て全身に纏わり付いてるから、それによって七宝のミリオン・エッジを防いでいる訳である。

 

 手足に纏わり付いてる紙刃がいい加減鬱陶しくなってきたのか、修哉は段々と煩わしそうな表情になっていく。

 

「かぁっ!!」

 

 すると、修哉は突然大声を発した。その直後に全身から凄まじい想子(サイオン)光が吹き荒れ、それに当てられた紙刃はただの紙片に戻る。八万の紙片は紙吹雪と化して散り散りに舞い落ちていく。

 

 沢木、桐原、十三束、幹比古、服部の五人が思わず顔を守ろうと両腕を交差させていた。達也は見逃さないと目を細めており、隆誠は見届けてる紫苑に被害が及ばないよう彼女の前に立っている。

 

「あれはまさか、僕の接触型術式解体……?」

 

 見覚えがあるモノだったのか、十三束がそう呟く。

 

「いいや、アレはそんな凄い魔法じゃない」

 

 すぐに否定したのは隆誠だった。

 

「ただ単に修哉の身体の中に溜め込んでいた想子(サイオン)を解放しようと、一気に放出しただけだよ」

 

 それによって修哉の周囲を舞っていたミリオン・エッジは新たな想子(サイオン)に塗り替えられてしまった為、術者の手元から離れた途端にただの紙片に戻っただけに過ぎない。

 

 隆誠がそう説明した事で、聞いていた達也は途端に疑問を抱く。

 

「あれほどの想子(サイオン)を溜め込んでいただと? それだと身体に大きな支障を来たす筈だが」

 

「そこはノーコメント」

 

 達也の問いは秘密を暴こうとするものであったから、隆誠は言えないと即答した。マナー違反であると理解したのか、達也もすぐに引き下がる。

 

「まぁとにかく修哉があの状態になったら生半可な魔法は通用しない」

 

「それはつまり、七宝のミリオン・エッジは効かないってことなのか?」

 

 確認の意味も込めて問う沢木に隆誠はこう答えた。

 

「どうでしょうね。先程の攻撃は明らかに手を抜いていましたから、本気を出せば状況は変わるかと」

 

 曖昧な返答でありながらも、周囲に聞こえるように言い放つ隆誠。

 

 これは当然達也達だけでなく、試合中の修哉と七宝の耳に入っている。

 

(ふざけるな! あれが俺の全力なわけがないだろう!)

 

 隆誠の返答で癇に障った琢磨は聞き捨てならないように激昂するも、何とか堪えていた。視認できるほどの想子(サイオン)を全身に纏わっている修哉に意識を向けている。

 

 今の琢磨は完全に隙だらけなのに、修哉は一切動こうとしない。先程のフライングみたく一気に接近出来る筈なのに、それをやればすぐに試合を終わらせられると分かっていた。だが、それでは意味が無いから、敢えて終わらせないでいる。琢磨に全力でミリオン・エッジを使わせなければいけない為に。

 

「七宝、今度は真面目にやれ。それともさっきのアレがお前の全力なのか? だとすれば余りにも拍子抜けなんだが」

 

「!」

 

 明らかに挑発なのだが、自分を奮い立たせていた琢磨は過敏に反応した。七宝家を侮辱するにも等しい発言であった為に。

 

 手加減していたとは言え、ミリオン・エッジを防いだ修哉は完全に自分を軽んじている。そうでなければあんなふざけた発言はしない筈だと、琢磨は段々冷静でいられなくなっていた。

 

「~~~~! 調子に乗るなぁ! たかが一般魔法師風情が、七宝家を侮辱するのは誰であろうと許さん!」

 

 怒り心頭になったことで、琢磨は本性を現した。相手が先輩であっても、二十八家や百家でもない修哉を完全に見下している。琢磨は元々プライドが高い性格である為、自分もしくは七宝家を侮辱する人間は決して許さない。特に格下の一般魔法師であれば猶更に。

 

 前回の試合で隆誠に敗北した事で怒りと不満が溜まっている中、ここで更に修哉からの侮辱によって、琢磨の怒りは殺意へと変わり始めていく。流石に殺しはしないが、ここで七宝家の本気を思い知らせてやる必要があると結論に至った琢磨は『本』を開き、今度は全てのページを破って大量の紙吹雪が出来上がる。

 

 先ほどと違って百万の刃が一気に顕現するだけでなく、憤怒の表情になってる琢磨自身からも殺気を放っている。

 

「不味い! 七宝のヤツ、もう完全に我を忘れてやがる!」

 

「兵藤君、今すぐ中止するんだ!」

 

「十三束君の言う通りだよ、リューセー!」

 

 琢磨の表情を見た桐原が危険だと叫び、十三束も隆誠に止めるよう求めた。同様に幹比古や、沢木と服部も含めて。仲裁役として集まった彼等だが、最終的な決定権は審判の隆誠にある為、すぐに動く事が出来ない。

 

 しかし、肝心の隆誠は七宝の様子を見ても変わらず見守っているままだ。近くにいる紫苑は隆誠に文句を言ってもおかしくないのだが、耐え忍ぶように修哉の方を見ている。 

 

「兵藤、本当に止めなくて良いのか?」

 

 達也は他と違って慌てた様子を見せていないが、それでも進言していた。

 

「不味いと分かれば、一昨日に香澄達の魔法を無効化したアレを使えば良いだけだ」

 

「そうか……」

 

 達也はすぐに納得した。香澄と泉美が使った高等魔法『窒息(ナイトロゲン)乱流(・ストーム)』を簡単に無効化した隆誠なら、ミリオン・エッジも無効化できる筈だと。

 

 そんな中、琢磨が展開させた全力のミリオン・エッジは修哉に襲い掛かろうとしている。

 

「おっと!」

 

「逃がさんぞ!」

 

 流石に動かなければ不味いと判断したのか、修哉は襲い掛かる紙刃の群れから逃れようと後方へ跳躍した。しかも浮いた状態のまま(・・・・・・・・)。琢磨は気付いていないのか、ミリオン・エッジの操作に集中している。

 

(っ! 待て、アレはどう言う事だ!?)

 

 冷静な達也はすぐに気付いた。修哉が魔法式を展開せずに浮いたまま後方へ下がっている事に。

 

 修哉が演習室の壁ギリギリで止まったのを見た琢磨は、全ての紙刃を修哉へ当てようとする。

 

「これで終わりだ! 天城修哉ぁ!」

 

 全ての想子(サイオン)をミリオン・エッジに注ぎ込んだ事で、百万の刃は敵を切り刻もうと包囲する。

 

 その直後、修哉は手にしてる木刀を真っ直ぐ伸ばす。途端に刀身部分が想子(サイオン)と思われる青い刃へと変わっていく。

 

「奥義、『(りゅう)(そう)(げき)』」

 

 修哉がそう呟いた瞬間――

 

「でぇりゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

 木刀が目で見えないほど高速の連続攻撃を繰り出してる事によって、修哉を斬り裂こうとしてるミリオン・エッジの紙刃が一片も残さず全て叩き落されてしまった。

 

「そ、そんな、バカな……!?」

 

 目の前の光景が信じられないのか、琢磨は狼狽を通り越して現実逃避寸前に陥っている。

 

 だが、それは琢磨だけに限った話ではない。

 

「………お、おい、今、何が起きたんだ……?」

 

「……ぼ、僕の目には……天城君が……」

 

「し、し、修哉が……あ、あ、あの…ミリオン・エッジの、刃を……」

 

「ぜ、ぜ……全部、ぼ、ぼ、木刀、一本、だけで……」

 

「す、全て……た、た、叩き落しただと!?」

 

 桐原、十三束、幹比古、沢木、服部の五人は呂律が回らない状態だった。達也の術式解体(グラム・デモリッション)、隆誠の無効化魔法と違い、途轍もなく人間離れした荒技を見せたのだ。彼等の反応は当然であり、そして仕方の無い事だった。

 

「………おい兵藤、お前もあんなことが出来るのか?」

 

「勿論。と言うより、あれが修哉に教えた秘策だ」

 

「……………………」

 

 何とか冷静で話しかける達也だが、簡単に出来るどころか秘策を教えたと聞いた瞬間、思わず隆誠を人外のような目で見てしまった。

 

 誰もが言葉を失っている中、荒技をやってのけた修哉はいつの間にか地面に着地していた。同時に木刀の刀身部分に纏っていた想子(サイオン)の刃も消えている。

 

「ふぅっ。流石にチョッと怖かったな」

 

 危うく大怪我してもおかしくない状況であったのに、何でもなかったかのように言い放つ修哉。それを聞いた途端に琢磨はビクッと震え始めていく。

 

「今のがお前の全力のようだな」

 

「あ、あ……」

 

「どうした? 七宝家の長男ともあろうお方が、一般魔法師風情の俺がそんなに怖いか?」

 

 先ほど琢磨が怒りで我を忘れてた際、思いっきり見下した発言を修哉はバッチリ聞いていた。それで皮肉を込めて問うも、肝心の琢磨は恐怖に怯えてるから非常に滑稽としか言いようがない。

 

 あんな状態になった相手に止めを刺すのは気が引けるが、自分に明確な殺意を込めた攻撃をされた以上、簡単に許す訳にはいかない。修哉はそう結論して、中段の構えをとる。

 

 今からやるのはまだ完全に使いこなせていない技で、まだまだ師匠(リューセー)に遠く及ばない。だがそれでも形にはなっており、相手を倒すには充分だと修哉は判断した。

 

「奥義、九頭(くず)(りゅう)(げき)!」

 

 修哉がそう告げた直後、神速とも呼べる速さで琢磨に向かって突進していった。

 

 九頭(くず)(りゅう)(げき)は去年の九校戦のモノリス・コード決勝戦に、隆誠が一条将輝を倒した時に使った技で、九つの斬撃をほぼ同時に放つ。残念ながら今の修哉では五つほぼ同時だが、それでも琢磨を倒すには充分だった。




予告通りとある漫画を再現しました。

ちょっと無理がある展開かもしれませんが、どうかご容赦ください。

感想お待ちしています。

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