再び転生した元神は魔法科高校へ   作:さすらいの旅人

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ダブルセブン編 圧倒的な実力差

「二人とも凄いな! 十三束の腕は知っていたが、兵藤君がここまでやるとは」

 

「俺にはあそこまで兵藤に食い付く十三束の腕に驚きだぜ」

 

 上級生二人は二人の戦いを見て驚嘆するばかりだった。特に桐原は防戦一方となってる隆誠を見るのは初めてだった。相当な実力者である筈の千葉エリカを簡単に勝利する実力を持っている筈の隆誠が、戦闘スタイルが異なるとは言え、あそこまで回避に専念する姿を見た事がないから仕方ないと言えよう。

 

「二人はどう思う? 今のところリューセーが不利みたいだけど」

 

「不利、ねぇ」

 

「まぁ確かに今のところは、だけど」

 

 桐原の意見に内心頷きながらも幹比古は修哉と紫苑に声を掛けた。普段から隆誠と一緒にいる二人は、自分達とは違う視点で見てるのではないかと思って訊いたら、案の定と言うべきか上級生達とは違う反応を示す。

 

 今も隆誠は、十三束の攻撃をただ躱し続ける一方。反撃しようと思えば出来る筈なのに、それをしないのがおかしいと修哉は気付いている。全く焦った表情をしていないところを見て、実は何か狙っているんじゃないかと紫苑も推測する。

 

 二人の返答を聞いた幹比古は、別の方へ目を向けた。

 

 そこでは審判の達也がジッと試合を、と言うより隆誠の動きを一切見逃さず普段以上に目を鋭くして観察していた。

 

 すると、回避に専念している隆誠の行動に変化が生じた。十三束の拳が身体に直撃する寸前、再びすり抜けてしまう。

 

(後ろか!)

 

 十三束は知っている。この躱し方は試合開始して早々にやっていたから、またしても自分の背後を取って反撃に移ろうとしているのだと。そう考えながら後ろを振り向くと、そこには予想通りいつの間にか背後を取ってる隆誠が魔法を放とうとしている。先ほど光の破片を放った魔法とは違い、握りこぶしとなってる右手を自分に向けてる動作をしていた。

 

 恐らくまた魔法で反撃するのだと思った十三束は、再び全身から想子(サイオン)光を迸らせようとする。自分に魔法は通じないと分からせようとする為に。

 

 隆誠が右手の親指が物を飛ばすように弾いた瞬間――

 

「がっ!」

 

『!?』

 

 全身に想子(サイオン)を迸らせていた十三束の額に何かが当たっただけでなく、そのまま身体ごと吹っ飛んでしまった。

 

 これには当たった十三束本人だけでなく、観戦している修哉達も驚愕していた。間違いなく魔法を無効化する筈の接触型術式解体が発動していた筈なのに、何故それが全く通用せず彼の身体に当てる事が出来たのだと混乱状態に陥っている。審判の達也も思わず精霊の眼(エレメンタル・サイト)で視たい衝動に駆られるも、制約の関係上使う事が出来ない。

 

 因みに隆誠が使ったのは、指を弾いて空気を弾丸のように撃ちだす『指弾』。以前に九島烈や深雪に当てた時に使った技だが、今回は中指で弾くデコピンでなく、丸めた人差し指の上に置いてるモノを親指で弾くような動作をしていた。

 

 もし相手をしているのが琢磨であれば、試合中にも拘わらず『一体何をした!?』と叫んでいただろう。そんなマナー違反を犯したら審判の達也が即座に注意しているが、十三束はそんな愚行をしない。勿論どうやって自分の想子(サイオン)光を貫いたのかは気になるが、それでも今は試合に集中している。

 

(な、何故、追撃してこない……?)

 

 吹っ飛んで倒れていた十三束は、片手で患部を当てながらヨロヨロと立ち上がろうとする。当たったのが額だからか、軽い脳震盪が起きて即座に起き上がる事が出来なかったのだ。それでも戦意喪失しておらず、向こうが接近したら即座に反撃をするつもりでいる。

 

 だが隆誠は動く気配を見せていない。今は完全に隙だらけだから、このまま追撃すれば更にダメージを与える事が出来る筈。まるで自分が起き上がるのを待っているような感じだった。

 

 立ち上がった十三束が再び構えるのを目にした事で、隆誠は笑みを浮かべた。その直後、途端に構えただけでなく、全身から十三束以上の想子(サイオン)光を迸らせる。放出した光は霧散する事無く、隆誠の全身を無駄なく覆っていく。

 

(アレはまさか、呂剛虎との戦いで使っていた時の!?)

 

 十三束には見覚えがあった。隆誠が呂剛虎と交戦する前、自分と同じく全身から爆発的な想子(サイオン)光を迸らせただけでなく、放出した光を無駄なく全身に覆うのを映像で見ていた。それを使った事で呂剛虎と凄まじい戦闘を繰り広げ、そして勝利したのは今も鮮明に憶えている。

 

 それを思い出した事によって、十三束は額の痛みなど既に如何でもよくなった。『人食い虎』を倒した時に使った魔法を自分に使ったことで一気に緊張感が走っている。自分が展開してる接触型術式解体が何処まで通用するか分からないが、必ず無効化してみせると決意しながら、自己加速魔法で肉体の動作速度を最大にして急接近する。

 

 想子(サイオン)光を纏っている状態で術式解体(グラム・デモリッション)は既に発動しているも同然であり、渾身の力を込めた十三束の正拳突きを直撃すれば決してタダではすまない。琢磨は勿論の事、体術に秀でてる達也も回避に専念するしかない。だと言うのに、隆誠は回避しないどころか突然構えを解いていた。まるで受けても問題無いかのように棒立ち状態になっている。

 

 正拳突きが腹部に直撃した瞬間、隆誠の全身を覆っている想子(サイオン)は……砕かれずに維持されたままだった。攻撃を受けた隆誠本人も一切表情を変えず、全く効いてないように十三束の拳を見ている。

 

「そんな……!」

 

 十三束の表情が一気に崩れた。あらゆる魔法を無効化する筈の接触式術式解体が、隆誠の全身を覆っている想子(サイオン)が砕けない事が不可解だったから。既に十三束の魔法や実力を知っている沢木や、接触式術式解体の存在を知った桐原達でさえ何故通用しないのかと大きな疑問を抱いている。

 

 最大の一撃が決まらなかったのであれば、もう一度やろうと十三束は再度仕掛けた。パンチやキックなどで一切反撃をさせない為の連続攻撃をするも、直撃してる筈の隆誠は今も涼しい顔をしたままだ。それどころか堪えてる様子を全く見せていない。

 

 両腕、両肩、両足、胸部、腹部、あらゆる箇所に攻撃を当てても、まるで根を張ってる大木の如く微動だにしない隆誠。と思いきや、瞬時に左手を動かしてそのまま十三束の右手首を掴む。

 

「くっ……!」 

 

「どうした? そんな攻撃じゃ俺は倒せないぞ」

 

 離れようと藻掻く十三束に、隆誠は少々呆れた感じで言い放った。

 

 その光景を目にしてる沢木達が言葉を失っている中、隆誠が十三束の額にデコピンをかます。

 

「がっ!」

 

 隆誠が掴んでいた手首を放した瞬間、十三束はまたしても吹っ飛んでしまう。

 

「おいおい嘘だろ!? 今度はデコピンしただけで十三束がすっ飛んだぞ!」

 

 先程まで見せた十三束の猛攻とは違い、隆誠がやったのは単なるデコピン一発。あんなので吹っ飛ぶのはあり得ないと桐原は叫んでいた。他の上級生達や幹比古も口には出さずとも、目の前の光景が信じられずに唖然としていた。

 

 吹っ飛んだ十三束の身体がゴロゴロと床を転がるも、再びフラフラしながら身体を起こそうとする。

 

「十三束、まだやれるか?」

 

「も、勿論だ……!」

 

 達也が審判として問うも、試合続行の意思を見せる十三束。

 

 今度は動こうとはせず構えたまま、隆誠がどう動くかを観察している。そうする理由は他にもあった。攻撃を受けてビクともしないどころか、更には自分の右手首を掴みながらデコピンをやった隆誠の身体は、未だに想子(サイオン)が消えずに維持されたままだ。一体どんなカラクリで接触式術式解体が通じないのかと、十三束は頭の中で必死に考えている。

 

「知りたいか? どうして接触式術式解体(グラム・デモリッション)が通用しないのかを」

 

「!」

 

 自分の考えを読んでいたように言い放つ隆誠に、十三束は動揺してしまう。

 

 何も言い返さないのは肯定と見なしたのか、向こうは再度口を開く。

 

「答えは簡単。十三束の魔法は俺の想子(サイオン)を砕くほどの攻撃力が圧倒的に足りない。ただそれだけだ」

 

「……は?」

 

 あっさり教える隆誠の回答に呆然としてしまう。それは勿論この場にいる達也達も含めて。

 

 術式解体(グラム・デモリッション)想子(サイオン)の圧力で魔法式を対象から剥離させる対抗魔法で、現在実用化されている対抗魔法の中では最強と称されている。十三束が使ってる接触型術式解体とは似て非なる技術とは言え、魔法に対して圧倒的な攻撃力を有する筈。それを足りないと隆誠が言うのだから、この場にいる者達が呆然とするのは当然であった。

 

「その攻撃力が足りない一番の原因になってるのが、君が今も身体に纏っているその想子(サイオン)だ」

 

 未だに理解が呑み込めてない十三束達を余所に、隆誠は更に続ける。

 

 隆誠は言わなかったが、展開した障壁やシャイニングシャワーレインは相当加減していた。想子(サイオン)の他にオーラも加えれば話は変わるが、十三束の実力を測る為に最低限の力まで抑えていただけに過ぎない。

 

 今回行う試合は隆誠がその気になれば簡単に勝利出来る。それをやらなかったのは久々に自分が一番得意な格闘戦が出来る他、十三束がどんな戦い方をして自分に挑むのかを見てみたかったのだ。格闘戦は去年に相手をした呂剛虎以来だった事もあって、今回は少々長めに観察していただけ。十三束の戦法や身体に纏っている想子(サイオン)をある程度分析し終えて、そろそろ攻撃に移ろうと『指弾』を放ち、接触型術式解体を含めた攻撃を防ぐためのオーラを展開したと言う訳である。

 

「十三束の想子(サイオン)は何の工夫もせず無秩序に纏わせているだけだから、全身を何層も施して固めた俺の想子(サイオン)を砕く事が出来ない。君の魔法は謂わば、大亜連合の『人食い虎』呂剛虎の劣化版みたいなものだ」

 

「れ、劣化版……!」

 

 一番自信のある魔法が劣化と言われてしまった事に、十三束は見えない何かに頭を殴られたかのようにショックを受けた。因みに術式解体(グラム・デモリッション)を扱える達也としては、『そんな訳あるか!』と否定するように叫びたい衝動に駆られるのを堪えながら、今は黙って隆誠の話を聞いている。

 

「分かり易く例えるなら、君が纏ってる想子(サイオン)はとても柔らかい絹ごし豆腐ってところだ。そんなモノで鋼鉄以上の硬度を持つ俺の想子(サイオン)を殴っても砕けないのは当然だ」

 

「と、豆腐……!」

 

 またしてもショックを受けてしまう十三束。

 

(リューセー、お前なぁ!)

 

(何て酷い例え方してるのよ!)

 

 連続でショックを受ける十三束を見た事に、弟子の修哉と紫苑は内心思いっきり突っ込んでいた。二人は隆誠の話を聞いて勿論理解してるが、決して頷く事は出来ない。そんな事をすれば余計に十三束の心の傷を広げてしまうから。

 

 この場にいる他の観戦者達も二人と似たような事を考えている為、心の底から十三束に同情している。先ほど修哉に敗北した琢磨も含めて。

 

「だがその豆腐を徹底的に鍛えれば鍛えるほど、恐らくダイヤモンド以上の硬度になるだろう。呂剛虎よりも優れた想子(サイオン)の鎧を纏うと同時に、どんな硬いモノも簡単に砕ける攻撃力も持って、な」

 

「え?」

 

 フォローのつもりなのか、隆誠は十三束に鍛えれば今まで以上に強くなれると言った。それを耳にした十三束は先程までとは打って変わり、ポカンとしながら彼を見ている。

 

 どうやって鍛えればそうなるのかは分からないが、少なくともその方法は隆誠しか知らないだろう。

 

「っと、無駄話が過ぎたな。そろそろ試合に集中するか」

 

「ま、待ってくれ、兵藤君! その話をもっと詳しく!」

 

 話を中断しても十三束はもっと訊きたいと言わんばかりに乞おうとするも、いつの間にか隆誠が自分の懐に入っていた。

 

「っ!?」

 

「お断りだ、よ!」

 

 魔法を使わず一瞬で接近した隆誠は、そう言いながら十三束の首筋を右手刀でドンッと当てた。

 

「あ………」

 

 隆誠の攻撃を受けた十三束は意識が朦朧となってフラフラになっていき、数秒後には両脚の力が抜けてしまい、そのまま仰向けに倒れてしまう。

 

 先程まで凄まじい猛攻を見せていた筈の十三束が、(魔法を除いた)隆誠の攻撃を数発受けただけで敗北した事に、周囲は完全に言葉を失っていた。隆誠の勝利を疑ってない修哉と紫苑ですら、ここまで呆気無い結果になるとは思わなかったようだ。

 

「勝者、兵藤」

 

 審判の達也だけは違って、隆誠の勝利を宣告した。

 

 直後に修哉と紫苑だけでなく、幹比古や上級生達も一斉に隆誠へ詰め寄ってくる。特に沢木は隆誠が使った『指弾』について物凄く知りたい他、凄まじい格闘術を見たことで是非ともマーシャル・マジック・アーツ部に顔を出して欲しいと考えている。

 

 そんな中、第三演習室を出て行こうとする者がいた。

 

「おっと、何処へ行くんだ七宝?」

 

「うわっ!」

 

 明らかに逃げ出そうとしていた琢磨を、隆誠が先ほど十三束にやったように一瞬で接近して琢磨の襟首を掴んでいた。『またいつの間に!?』と叫ぶ桐原達を無視して。

 

「お前には保健室で治療した後、香澄と一緒に反省文を書いてもらうんだ。逃げるのは許さん」

 

「……………はい」

 

 簡単に十三束を倒したのを見た所為か、今の琢磨は隆誠に逆らう気力が失ってる事で素直に従っていた。

 

 

 

 

 

 

「よし、今日はもう帰って良いぞ。月曜の放課後には予定通りランニングをする。言っておくが逃げようなんて考えるなよ」

 

 三十分後に俺――兵藤隆誠は保健室で治療を終えた七宝の他、学校内に残るよう命じていた香澄も連れて、空き教室を利用して二人に反省文を書かせていた。

 

 四苦八苦してる香澄と違って、七宝はスラスラと作成していた。どちらも終えて反省文を提出し、内容を一通り確認した俺は二人に帰宅を命じている。

 

「どうした、七宝。帰らないのか?」

 

 やる事を終えて早々に退散する香澄とは別に、未だに帰ろうとする気配を見せない七宝は座ったままだった。

 

「兵藤先輩、何故貴方はそんなに強いんですか?」

 

「?」

 

 帰るよう促した筈が、予想外の質問をしてきた七宝に思わず首を傾げてしまう。

 

「それほどの実力(ちから)を持っていながら、何故今の状況に甘んじているのですか? 俺や七草達を簡単に倒せる実力を持つ貴方であれば、十師族を目指す事だって可能な筈です」

 

「興味が無い。俺は今の生活が気に入ってるからな」

 

 十文字から十師族になるべきと何度も言われたが、今も変わらず権力者になる気は微塵も無い。パラサイトの件で権力(それ)が必要な時はあったけど、それでも考えは去年と全く同じだ。

 

「失礼ながら、それは些か無責任ではありませんか?」

 

「逆に訊くけど、七宝はどうしてそこまで十師族にこだわるんだ?」

 

 質問を質問で返すのはマナー違反である事は勿論分かってるが、七宝の心情が未だに理解してないこともあり、敢えて真意を問う事にした。

 

 俺の問いが意外だったのか、七宝は途端に言葉を詰まらせてしまう。

 

「十師族にならなければ達成出来ない大きな野望でもあるのか?」

 

「…………………」

 

「おいおい、ダンマリは勘弁してくれ。此処には俺とお前だけしかいないし、誰にも口外する気なんて無いから安心しろ」

 

「…………無いんです」

 

「は?」

 

「七宝家が今も師補十八家の立場に甘んじてる父さんの考えに納得出来なく、俺は自力で十師族になろうと必死に頑張っていただけで……」

 

 ボソボソと語るのを聞いた俺は内心呆れながらも察した。七宝は『十師族になりたい』とは別に、『父親や皆に認められたい』と言う承認欲求に振り回されているだけの小さな人間(こども)だったと言う事に。

 

 その気持ちは聖書の神(わたし)も理解している。けれど誰彼構わず喧嘩を売る行為をしたり、今回のように問題行動を起こして周囲に迷惑を掛けるのは許容出来ない。

 

「あのなぁ七宝、この際だからはっきり言わせてもらうけど、今のお前が十師族になるのは到底無理だ。考え方だけでなく実力も含めて、な」

 

「うぐっ!」

 

 一昨日の時と違って、噛み付かないどころか言い返せないように顔を俯かせている七宝。弟子の修哉に敗北しただけでなく、十三束に圧勝した俺を見た事で、自分がどれだけ思い上がっていたのかと理解しているのだろう。

 

「七宝に大事なのは学んで理解し、そして目の前の壁を一つずつ乗り越えることだ。此処は学校なんだから、そう言う機会はいくらでもある。十師族になりたい目標を捨てろとは言わないが、まだ高校生になったばかりなんだ。そう言う事は高校や大学を卒業してから考えろ。今のお前に必要なのは自分を鍛える事であって、それこそ十師族を目指す為の必須条件だと俺は思うが」

 

「!」

 

 的確なアドバイスではないが、少なくとも俺は今の七宝に必要なのは修行する事だ。魔法科高校は勉学だけでなく、魔法を研鑽する場でもあるから。

 

 七宝は俺の話を真面目に聞いてくれたのかは分からないけど、それでも何か考えてるような表情になっていく。

 

 思わず時計が目に入った瞬間、表示されてる時間を見た俺は途端に焦り始める。

 

「おい、話は以上だ。土曜は平日と違って閉門時間がいつもより早いから、さっさと帰るぞ」

 

「は、はい!」

 

 いつまでも此処にいたら不味いと思った俺は、話を切り上げて七宝と一緒に空き教室を出る事にした。




原作と違って内容は短いですが、一先ずこんな終わり方になりました。

感想お待ちしています。


それと最新の活動報告に短いプロローグ的なIF話を掲載しています。
此方を参照下さい


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