ウマ娘プリティーダービー 読み切りシリーズ! 作:oinktonkatu
やっほー!ナイスネイチャだよ!って、アタシこんなキャラじゃないし!まぁ、気を取り直して。どうもー、ナイスネイチャでーす。わからない?まっ、そうだよねー…。じゃあ、前の有馬記念を見た?私も実は出てたんだよねー。結果?3着だよー。そー、あのモフッとした髪型のウマ娘!あれがアタシだよー。そうそう、有馬記念3年連続3着で有名なウマ娘!まぁー、アタシの紹介はここまでにしとこうかな。
今日は土曜日だから、どこか適当にブラブラ~っと散歩しようと思ってさ、商店街を歩いてたんだけど。そしたら、猫がいきなり目の前に現れたんだよね。アタシ、猫好きだからさ、よくネコカフェとか行って癒されに行ってるんだ、この話はどうでもいっか。その猫の見た目がね、薄い黄色みたいな毛をしてて、ついでにその猫、すっごいぽっちゃりしてたのよ!私、ぽちゃっとした猫って大好きでさ!丸々ってしてて、触り心地も抜群なのよ!心引かれたちゃったんだよね!で、その猫が何故か私に近付いてきたんだよ。でねぇ~、私の足に頬っぺたを擦り付けてきたの!そんな猫初めてだから
「(え?可愛すぎません?)」
って思って!持ち上げても嫌がる気配も全然なくて、むしろゴロゴロ喉を鳴らしてきたの!かぁー!心射貫かれましたわ!そのまま持ち帰りたい気持ちがあったんだけど、流石にこんなに人に馴れしてるのはおかしいって事で、多分、飼い主がいるんだろうなって思ったの。だからその気持ちを押さえて、しばらくその猫を撫でてたら、急に声が聞こえて来て、声のする方向に目線を送ると、なんと居たのがウチのチームのトレーナーさん…うっわー気まずい
「えっ、トレーナーさん!?」
ビックリして、つい声がでちゃいました。
「ネイチャ!?こんな所で会うなんて、偶然だね」
いやぁー、トレーナーさんも驚いた様子でしたよ…。でさぁ、こんな所見られたから、恥ずかしくて口がしばらく開かなかったのよ。トレーナーさんもしばらく何を言い出せばいいか困ったんでしょうね…。お互いにしばらく黙ってましたよ。流石にこのままだと気まずいからアタシが口を開いたんですよ。
「あはは、トレーナーさん、こんな所で会うなんて奇遇ですなー」
あの時はなんだか焦っちゃって、言葉遣いがおかしくなっちゃったんだよね。変な風に思われてないといいんだけど。
「そうだね、奇遇だね。…?あっ!ネイチャ、そこにいる猫…」
トレーナーさんも猫に興味があるんだろうなーって思ったんだけど、
「ウチの猫なんだ…可愛いだろ?」
「えっ!トレーナーさん、猫飼ってたの!?」みたいな事を言いたい気持ちはあったんだけど…。
「えっ…、う…うん、すっごくカワイイですよ。」
もちろん、自分の気持ちを素直に伝えましよ。えっ?その後、どうしたかって?まぁ、その一緒にお出かけに行きましたよ?トレーナーさんに誘われたので。アタシが誘ったんじゃないからね!?
「ネイチャ!暇なら、出掛けないか?無理なら大丈夫だが…」
そんな風に誘われ。私はもちろん、基本毎日暇なんで
「え!…。大丈夫ですよ?」
アタシはしばらく考えて、オッケーしましたよ。この後、どこに行ったか?そんなに気になる?分かった、分かった!教えますよ!
~商店街~
トレーナーとナイスネイチャは商店街を歩き周りながら、話していた。
トレーナー「ここが、ネイチャの育った場所か…」
ネイチャ「まー、そうですね。ここがアタシの育った場所なんだ。商店街のおっちゃん、おばちゃん達は皆、いい人ばかりなんだよ、わざわざお店休んでレースの応援に来てくれたり、よく相談なんかに乗ったりしてくれたり、本当にいい人ばかり…。」
トレーナー「つまり、商店街のアイドルって所か?」
ネイチャ「まぁ、そんな所かなー」
と、話していると…
商店街のおっちゃん「お!ネイちゃん!なんだぁ、今日はデートかい!ネイちゃんに彼氏がいたなんて、おっちゃん聞いてねぇぞー!」
商店街のおばちゃん「あら!とうとう、ネイちゃんに彼氏ができたのかい?おばちゃんは嬉しいよ!」
ネイチャ「デ、デート!?ちがう!おっちゃん、おばちゃん、ちがうから!この人、アタシのトレーナーさんだから!彼氏とかじゃないから!」
商店街のおっちゃん「ちげぇのか!なんだぁ、お似合いだと思ったのによぉ!」
ネイチャ「茶化さなくていいから!全然そういうのじゃないから!!」
商店街のおばちゃん「なんだい!ネイちゃんみたいなカワイイ子をほっとくなんて、トレーナーさんも勿体ないねぇ!」
ネイチャ「もー!急いでるから!バイバイ、おっちゃん!おばちゃん!」
ナイスネイチャはそう言って、トレーナーを引っ張って、急いで商店街から出るのであった。
~公園~
商店街を出た後、公園に着いた。
ネイチャ「なんか、すいませんね…トレーナーさん、恥ずかしかったでしょ」
トレーナー「ああ…、でも悪い気はしなかったぞ!」
ネイチャ「えっ?どうして?」
トレーナー「そ、それは…」
トレーナーはそれ以上の言葉を言う勇気が出なかった。
ネイチャ「…?まぁ、いいや。ねー、トレーナーさん…」
トレーナー「ん?」
ネイチャ「近くの海にちょっと散歩しに行かない?」
トレーナー「別に大丈夫だが…。いきなりどうして?」
ネイチャ「まあまあ、細かい事は気にしない!」
そう言って、近くにある海へと足を運ぶのだった。
~海辺~
ネイチャ「うひゃ~、冷った!」
ナイスネイチャは靴を脱いで、流れる海に足を入れていた。
トレーナー「何だか、落ち着くな…」
ネイチャ「あ!トレーナーさんも分かる?アタシさ、いつも悩むと良くここにくるんだ…」
トレーナー「何か悩んでるのか?」
ネイチャ「うん…。アタシ、前の有馬記念、テイオーが奇跡を見せてくれた。あのレース、アタシは3着だったじゃん?アタシはもちろん、テイオーが勝ったのはすごい嬉しかった…、今までよく一緒に走りあってきた仲だし、三度も骨折したのに折れないで走り続けた姿テイオーの姿は本当にキラキラしてた。あんなすごいレース、多分、これから先も見られないレースだと思うんだ。正直、テイオーが勝った事にアタシは心の底から祝福したよ?でも、悔しい気持ちも微かにあったんだ。アタシはどうせ3着とかそこら辺の着順だと諦めてたけど、やっぱり勝ちたい、こんなアタシでもキラキラできる所をもっと、商店街のおっちゃん、おばちゃん達に見せたい!トレーナーさんに見せたい!って。だから!次は勝つよ、トレーナー!」
トレーナー「ああ!俺も全力でサポートするさ!」
ネイチャ「次のG1、「天皇賞(春)」にテイオーが出る。私はテイオーにも勝って!レースにも勝つ!絶対に!」
トレーナー「その勢いだ!ネイチャ!これから出るG1は全部勝つぞ!」
ネイチャ「ちょ!それは流石に調子にのり過ぎでは!?」
トレーナー「確かにそうだな…。ごめん」
ネイチャ「あはは…。でもアタシ、諦めないから!」
ナイスネイチャは、これからのレースに彼女なりの決意を固めたのだった。
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自分の推しでもある、アグネスデジタルが中心のシリーズがあります!その他にもシリーズがあるんですが、そちらも見たいですか?
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見たい!
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別に見たくない!