ウマ娘プリティーダービー 読み切りシリーズ!   作:oinktonkatu

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楽しんで頂けたら、幸いです!


スペのお腹と告白

今日は、暇だったから、担当ウマ娘のスペシャルウィークと近くのお祭りにへ行った。彼女とはもう長い付き合いだ。

「(パクッパクッ)」

スペシャルウィークとお祭りに行くと、彼女はいつも食べ歩きをするのだ。別に嫌な訳ではない。むしろ、そんな彼女を可愛いと思う。

「本当によく食べるな」

「すいません!迷惑でしたか?」

「いいや、全然。むしろ、見てて飽きない」

「そうですか!なら良かったです!(パクッ)」

スペシャルウィークは、そう言いながら手に持っているたこ焼きを食べ始めた。

「(あ…、お腹出てる)」

彼女はいつも食べ物を沢山食べるとよく服からお腹が飛び出す。トレーナーからとしては、お腹が冷えたりして、体調を崩さないか心配だ。

「んー♪ここの食べ物は美味しいものばかりです!トレーナーさんもどうですか!」

「確かに腹が減ったな…」

「はい!どうぞ!」

スペシャルウィークはそう言って、箸にたこ焼きを挟んで、俺に差し出した。

「(えっ?待て、この箸って、スペが使ったやつだよな…?それで食べたら…。か…間接キスみたいじゃないか!…いや!何考えてるんだ!俺は!)」

俺はそんな事を考えてしまい、忘れようと左右に頭をおもっきり振った。

「トレーナーさん、大丈夫ですか!調子、悪いんですか?」

「(ち、近い!)」

スペシャルウィークが心配そうにこちらに顔を覗かせた。

「いや!大丈夫だよ、心配を掛けたな」

「良かったー!ですけど、体調が悪くなったら無理しないで、言って下さいね!」

「あぁ、分かったよ」

「スペ、さっきのたこ焼き。くれないか?」

「分かりました!はい、あーん!」

「!?」

「どうかしました、トレーナーさん?早く食べないと冷めちゃいますよ!」

「あぁ、すまない。(パクッ)」

予想外の行動に思わず驚いた。

「おいしいですよね、トレーナーさん!」

「そうだな、おいしいよ」

「それは良かったです!」

「はー!もうなくなっちゃったか。…あっ!トレーナーさん!あそこに焼きそば屋さんがありますよ!」

スペシャルウィークが指をさした方向に焼きそばを売っている店があった。

「トレーナーさん!買って貰ってもよろしいですか?」

「大丈夫だよ。買ってくるよ」

俺はそう言って、焼きそばを買いにいった。

「ほら、買ってきたぞ」

「いつもすいません!トレーナーさん!」

「スペとのお出かけの時はよく食べる君の為にいつもより多くお金を持ち歩いてるんだ、もっと甘えてもいいんだぞ?」

「でも、なんだか悪いですね」

「俺は君のトレーナーだぞ?君を支えるのが仕事だ」

「えへへ、なんだか照れますね」

そんな、彼女の仕草につられ、俺も照れてしまった。

 

しばらく歩きお店を見て回り

「(ズゾゾ)んー!おいしい!」

「(スペのお腹、さっきよりも大きくなってる…。触ったら、柔らかそうだな。)」

そんなスペシャルウィークのお腹を見て、触りたい気持ちを抑えたつもりだったが…

(ムニッ)

「ひゃう!ト、トレーナーさん!?」

無意識のうちにスペシャルウィークのお腹に手が触れてしまっていた。

「(やばい、この柔らかさ、癖になりそうだ。ずっと触ってられる…)」

「あう…。ト、トレーナーさん。く…くすぐったいですよ!」

「…!す、すまない!スペ!」

「い…いきなりだったので、びっくりしましたよ!」

俺はスペシャルウィークの声で気がつき、触れてしまった事を後悔した。嫌われたんじゃないかって心配だった。

「(嫌われたかな…。気持ち悪いよな、いきなり触ったりして。)」

「トレーナーさん!気にしないで下さい!そ…それに、トレーナーさんに触れられて。わ…私!嫌じゃ、ありませんでしたし…」

スペシャルウィークはそう言うと、俺の手を取って。お腹に俺の手を当てた。流石にまずいと思った俺は…

「…!駄目だ!」

俺はスペシャルウィークに捕まれた手をほどいた。

「どうしてですか?私、嫌じゃないですよ」

「いや、そういう問題じゃないんだ…。」

俺はそういう雰囲気になってしまうんじゃないかって心配だった。なんせスペシャルウィークはまだ学園を通う学生である。それに俺とスペシャルウィークはただのウマ娘とそれをサポートするトレーナーの関係でしかないのだ。

「すまない、スペ…。今日はなんだか体が重いんだ。俺は先に帰るよ。君も気を付けて帰ってくれよ」

俺は早くこの場から立ち去りたい気分だった。

「トレーナーさん!待って下さい!」

そう言うとスペシャルウィークは、俺の腕を掴んで帰らせないようにしている。俺は振り替えなかった。

「…」

「私、トレーナーさんの事が…。す…好きです!その…。トレーナーとしてじゃなくて、1人の男性として。」

「…!」

「トレーナーさんは私の事…。そ…その、好きですか?」

スペシャルウィークに大胆な告白をされ、俺はどう返事を返したらいいか迷ってしまった。俺は彼女とは、ウマ娘とトレーナー以上の関係は持ちたくはなかった。でもそれはトレーナーとしての立場での考えだった。本心は、レースには真剣に挑み、友達(ライバル)を大切にし、食べたいものを沢山食べる、そんな君が好きだ。そんな君に俺は惹かれていったのは、確かだ。俺は自分の素直な気持ちを伝えようと思った。 

「俺も。スペの事が好きだ!」

そう言って、俺はスペシャルウィークの方へと振り返った。そんな彼女の顔は嬉しかったのか、涙で溢れていた。可愛い顔が台無しになる位、ぐちゃぐちゃだった。それに彼女のお腹がまだ出ていた事に気付いた、そんな彼女も今となっては愛らしい。

「トレーナーさん!」

スペシャルウィークが飛び付いて来た。

「で、でも卒業するまでそういう恋人らしい事は禁止!」

「はい!卒業した後が楽しみです!待ってて下さいね!トレーナー!」

卒業まで俺は彼女を全力でサポートする。卒業した後も、それから先も…




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自分の推しでもある、アグネスデジタルが中心のシリーズがあります!その他にもシリーズがあるんですが、そちらも見たいですか?

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