ウマ娘プリティーダービー 読み切りシリーズ!   作:oinktonkatu

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アグネスタキオンの独占欲

「やあ、トレーナー君」

 

「どうしたんだ?タキオン」

 

彼女はアグネスタキオン、自分の担当ウマ娘だ。

 

「トレーナー君、今日もお疲れ様」

 

アグネスタキオンが紅茶を差し出す。

 

「ああ、ありがとう!タキオン」

 

「なぁに、いつもお世話になってるお礼だよ。」

 

正直、びっくりした。彼女が紅茶を差し出した事は今までなかった。嬉しいけど、今日の彼女はどこかおかしく見えた。

 

「…。」

 

タキオンが俺を見つめる。紅茶を飲むのを待っているのだろか。

 

(ゴクッ)

 

「美味しいかい?実はちょっとだけあるものを加えたんだ。」

 

紅茶が美味しいのは当たり前だが、確かに少し違和感を覚える味だった。

 

「ふぁ~。(眠い…最近、疲れてるかな?)」

 

なんだか眠気がした。最近はタキオンをレースに出す為の手続きや大切な書類の整理をして、忙しかったな。

 

「(ちょっと、眠気覚ましに走ってこようかな)」

 

(ガチ…ガン!ガン)

 

「…?(ドアが開かない)」

 

ドアが開かなかった。なぜ閉まっているか、自分でもわからなかった。なぜ?

 

「(まずい…だんだん眠気が…)」

 

(ドタッ…)

 

「トレーナー君…ーー」

 

うっすらタキオンの声が聞こえた様な気がした。しかし、言っている内容は聞き取れなかった。

 

 

 

 

(パチッ)

 

目を覚ました時、自分はある状況にいる事に気がついた。

 

「(動けない…どうしてだ?)」

 

「おや?起きたか、トレーナー君」

 

「どうして…?」

 

自分は今出せる声でタキオンに問いかける。

 

「君は最近、他の子に目が行っている様だね」

 

「何の話…?」

 

「トレーニング中の事さ。私には魅力がそんなにないかい…?トレーナー君?」

 

「何を言って…?」

 

「それに桐生院葵と言ったかい?彼女とも親しい様だね。しかも、温泉に行く程の…」

 

「あの娘はただの友達だよ」

 

「そうかい?私にはそうは見えなかったがね…」

 

タキオンはなぜそんな事を聞いてくるのか自分にはよくわからない。

 

「だだの女友達と2人だけで温泉に行くと思うのかい?」

 

(ゴトッ)

 

見るにタキオンは何か入ったコップを用意したようだ。

 

「何をする気なんだ…?」

 

「なぁに、すぐ終わるよ。これを飲みたまえ」

 

「…。(絶対、何か入ってる)」

 

「別に飲みたくなければ飲まなくていいさ。私には作戦がある…」

 

タキオンが微笑む。

 

「でっ、飲むのかい?トレーナー君?」

 

自分はこんな怪しい物を飲めるはずもなかった。

 

「すまない。こんな怪しい物、飲めない」

 

「そうか…残念だ。ならば、強行手段だ」

 

タキオンはそう言うとコップの中身を口に含み、俺に近づく。

 

(チュ)

 

タキオンは自分に接吻をし、口に含んだ物を俺に流しこむ…。

 

(ゴクッ)

 

「!」

 

「どうだい?トレーナー君」

 

「はぁ…はぁ…。何を…」

 

「トレーナー君、私を見てくれ…」

 

自分はタキオンを見つめる。自分は彼女を見つめて行くうちに目が離せなくなった。

 

「いったい…」

 

「惚れ薬を盛らせて貰った。もう、他の奴らを考えさせない為にね…」

 

「タキオン…俺は…」

 

「すまない、トレーナー君。どうか…私だけを見ていてくれないか…」

 

頭がボッーっとする…。もう何も考えられない。でも、君だけいてくれれば良い…タキオン。




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自分の推しでもある、アグネスデジタルが中心のシリーズがあります!その他にもシリーズがあるんですが、そちらも見たいですか?

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