花は散れども舞う風は 作:PP
随時編集・追加していきます。
●わすゆ編(年齢は神世紀298年時点)
・京極 風馬(11)
神樹館小学校6年生。わすゆ組の3人とは違うクラス。
京極家の跡継ぎは代々薙刀の鍛錬を積んでおり、彼もまた父・宗徳の手ほどきを受けている。
元は物静かな性格で、積極的に話すタイプではなかった。そのため初めての戦闘では須美以上に気後れしていたが、連携を取る事への使命感と友人と話す事の楽しさから徐々に口数が増えた。
人と話す事が少なかった事で読書が好きになり、週に1冊のペースで本なりネット小説なりを読んでいる。実は園子が書いた小説も読んでいるが、作者名がペンネームのため本人はその事に気がついていない。
また文字を読む事に関しては総じて苦にならないので、銀の勉強嫌いはよく理解できない。
・京極 宗徳(43)
風馬の父で、初代勇者の子孫とされる新丸亀京極家の12代当主。
温厚だが厳格で、物事の筋を重んじる性格である。
とある理由から大赦に対して敵対感情を抱いているが、組織全体をことごとく嫌っている訳ではなく、過去に恩義のある乃木家・上里家・鷲尾家などとは親交がある。
なお、京極家はかつて初代勇者を輩出しているにも関わらず、大赦の中での格式は中程度に止まっている。
・鏡 光安(10)
風馬の幼馴染であり、遠い親戚。
彼とは対照的に明るく活発で、初対面の人ともすぐに打ち解けてしまう。ただし人を信用し過ぎる面があり、そのうち誘拐でもされるのではないかと家族に心配されている。
身体を動かす事が好きで、地域の野球クラブチームに所属している。肩が強いが守備中に座り続けるキャッチャーは好かないため、サードや外野を担当する。
・■ ■■(37)
自前の研究所を持つ研究者。大赦に属さないが独自かつ極秘に勇者システムの開発を行っており、西暦時代に使用された “切り札” を代償無しに使用する方法を模索している。
表向きは歴史家として活動しており、研究のために初代勇者に関する記録を調べている事を利用して時たま論文や著作を発表する。
が、「精霊の副作用と初代勇者様の戦闘記録に関する諸考察」や「信仰心による戦力増強——巫女様の役割と平和維持機能を鑑みて——」といった際どいテーマを扱ったものを発表する事が多いため、大赦の検閲に遭い削除・発禁。そんなオチが付くケースが大半である。
宗徳とは知り合いで彼同様に大赦を良く思っていないが、上記の事情から研究所のスタッフの間では「ただの私怨なのではないか」と噂されている。
●ゆゆゆ編(年齢は神世紀300年時点)
・緑野 麗(13)
詫間中学校2年生。幼少期に両親が失踪したため、小学校卒業までの間は児童養護施設で生活していた。現在は1人暮らし中。
周囲の人(特に同年代)の目を気にする臆病な性格だが、当人はそれを隠すべく様々なキャラを演じており、クラスメイトや教員のほとんどは彼女の本当の性格を知らない。
運動が苦手で体育を嫌っているが、地頭は良いため常に最低限の体力消費で済む方法を考えている。では勉強はできるのか……と言うとそうでもなく、中学校へ進学して以降の成績は芳しくない。これは、小学校のテストが勉強しなくても満点を取れるレベルだったために勉強をしないクセが付いてしまったせいである。
好きな食べ物はそうめん。
細麺好きで、コシと細麺との両立を考えた結果辿り着いた答えがコレであった。
うどんは施設で毎日食べさせらているうちに飽きてしまっただけであり、決して嫌いという訳ではない。
歳上の人と話す事が大半だったボランティアの経験ゆえ、ボランティアの事を考えるだけで同年代相手でも敬語で話してしまう事がある。