半分以上は約二ヶ月前からできていたんですけどそこからなかなか進みませんでした、
その上今回は少し短めです、恐らくこれならも短めになってしまうと思います。
ではどうぞ
[オラリオ 壁上]
まだ夜が明けたばかりの時間帯。
壁上から黄昏の館に目を向けている神がいた
「まったく、居場所がばれたから予定を4年早めるなんて。ほんと、困った
呆れつつも慕う1柱の神を思いつつ言葉を漏らした。
「 残念なことに彼女たちの言う通りオラリアに来てしまった。それに英雄の器としてもその才を発揮するだろう。こうなったら俺も加担せざるを得なくる。 彼女たちとの約束を果たすためにも。」
人柱の神が薄暗い空を見上げ少し悲しげに、でも嬉しそうに呟く
(時が来たら全てを教えよう。これも約束の一つだから。それが吉と出るか凶と出るか、神をも見通せない未知。)
「どちらにしても彼を最後の英雄にして見せるさ。見ててくれ
1人の神は高々と笑った。今も【剣姫】と訓練しているだろう
「って言ってもベル君ロキのとこなんだよなぁ。 はぁ、頑張るかー」
( おそらく俺以外の神もちょっかいをかけるだろう。それもロキのとことなるとそれは限られる)
「はぁ、流石は英雄の器。神に苦労させるなぁ」
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[ホーム リヴァリアの部屋]
「いいか、ベル。もし魔法が発現しても無闇に使ってはいけない。」
「
今、魔法に憧れる少年がオラリア最高峰の魔導士に魔法について教わっていた。
剣も槍もほとんど使いこなしているベルにとって次の目標は剣の師であるアイズのような戦法。
魔法と剣術を合わせた戦闘スタイルを身につけないと考えていた。
元々〔魔法〕と言うものに興味と関心があったため、いつかは魔法を使いたいと常にみんなに言っていた、
「ねぇ、リヴァリアさん。」
「なんだ?」
「最強の魔導士ってやっぱりリヴァリアさんなの?」
「さぁな、魔法のどこに視点を置くかにもよるだろうな。範囲、威力、詠唱時間、持っている数、用途の数。最強と一言で言っても色々あるんだよ。」
「そっかー、じゃあ今まで出会った中で一番だと思った魔導士っている?」
疑問に思ったことを次々にぶつけていく。それは興味から来たもの
「 あぁ、いた。あの女には一勝たりとも出来なかった。フィンやガガレスも私もな。」
「そ、そんなに強かったの?」
「そうだ。何しろ神時代以降最も才能に愛された眷属と言われていたほどだからな。魔法は音を使ったものだったから見ることができない、それに加えて超短文詠唱。 それだけではない、防御の魔法も使ってくる。攻防共に完璧だった。 さらには魔法使いなのに剣も槍も使える。と言うより他人の動きがコピーできた、それほどまでに才能があったんだ。その才能であいつは10代前半には第一級冒険者となり活躍していた。」
少し懐かしく、でも悔しそうに遠くを見ながら話してくれた
「は、反則じゃん、最強じゃん」
ベルは軽く語彙力を失った
「そうだな、でも唯一の弱点があった」
「それは?」
そんな最強の人物の弱点、ベルは食い気味に聞いた。
「病だよ、あいつは生まれつき病弱だったんだ。その病気のせいでLvは7止まりだった。もし病気さえなかったらオラリオ史上最高レベルにも行き、最強の冒険者になれただろう。」
「… そっか、今はどうしてるの?」
「死んだよ、3年前に」
「
少し残念そうにテンションが落ちた声で質問した
「ヘラ・ファミリア所属、アルフィア。灰色の髪に黒のドレス、両眼で色の違うオッドアイが特徴だった。」
「アル、フィア。よし覚えた。この人を目標にするよ!」
「よせ、あんな化け物二度と会いたくない。」
「えー」
「「ハハハ」」
少年は冗談のように、王族は勘弁してくれと言った様子で
この光景はなんの変哲のない日常、しかし祖父しか家族を知らない少年にはなんとも輝かしいものだった。
(目指すは最強の魔導士、早く魔法を使いたいなー)
少年は最強の人物のことを聞き、早く魔法が使いたいとより思った1日だった。
その日ベル・クラネルは灰色の女性にボコボコにされる夢を見たという
他の人の作品を読んで少しやる気を失っていました。
ランクアップ、二つ名ともに全然思いつきません。
にしてもダンメモのイベントって神ですね!
それでは、さいなら