孤独な剣士と人見知りのウィザード 作:かぴばらの子(活動停止中)
それでは本編お願いします。
なんとCチームにモアとAチームから自ら外れたナオトが助っ人に加わり、試合もいよいよ終盤に差し掛かっていた。
「真冬!」
「っ!」
「行かせん。」
真冬の目の前に、相手チームが守りに入る。
「くっ!」
「真冬!みんな!」
「?」
「もうルールとか関係ない!これはもうただのサッカーじゃないんだ!!!」
「っ!」
「だから能力だってなんだって使っちまえ!!!」
と史也が大声で言った。
「……じゃあ。」
「「「「っ!?」」」」
「暴れていいってこと?」
すると健人は自身の能力で猫のような姿になった。
「えぇ!?」
「彼も能力者だったのか……。」
「いいえ、健人さんだけではありません。」
「燐子ちゃん?」
「史也さんも……同じ能力者です。」
「ふ、史也も!?」
リサも含め、ベンチにいるみんなが
驚いていた。
「す、凄い……。」
「でも、なんで燐子ちゃんが知っているのかしら?」
「この前、真冬君と出かけた時にお店で会って、その時も能力を使っていました。」
「そうだったんだ。」
「だから2人も、能力を使えば……怖いものなんてないんです。」
と燐子は言う。
「おいまじかよ。」
「ん?」
「ひっ!」
すると……
バァーン!!!
「っ!」
「へっ!能力者がいるからなんだって言うんだ!こっちだって能力者がいるんだ!」
と言いながらボールを奪い1人で攻めて行った。
「燐子ちゃんは!俺のものだ!!!」
「史也様!!!」
「任せろ。」
次の瞬間……。
ドドドバーン!!!
「っ!何っ!?」
「俺の能力をなめてもらっちゃこまるなぁ……悪人がよ。」
「い、岩……あれが史也君の能力?」
「そうです。」
「ワイルドロック……あらゆるところから石や岩を出現させる……これが俺の能力。」
「くそっ!」
「夏紀!!」
「はい!」
すると史也は夏紀にボールを渡す。
「千花様を……。」
「っ!」
すると夏紀の体から炎が出ていた……。
「千花様を……よくも!!!」
「こ、こいつも!?」
「俺の怒りを……受けとれぇ!!!!!」
バーン!!!
そして夏紀は体に炎をまといながら、
相手に突っ込んで行った。
「ぐわぁ!!!!」
「工藤様!お願いします!!!」
今度は夏紀はナオトにからボールを渡す。
「工藤君!こっちだ!」
「そうはさせないよ?」
「っ。」
するとナオトは相手チーム3人に囲まれてしまった。
「工藤君!」
「大丈夫。」
「何が大丈夫なんだよ笑」
「お前らなんて……。」
すると……
ピカーン!
「え?」
するとナオトの体は光だし、段々大きくなっていった。
「トランスフォーム……。」
「っ!」
「ドラゴン!!!」
うぉぉぉぉ!!!!
なんとナオトはドラゴンに変身したのだ。
「な、なんと工藤ナオト君!ドラゴンの姿になった!!!」
「かっこいい!!!」
「な、なんだよこいつ!」
「う、嘘だろ……。」
そしてドラゴンに変身したナオトは3人をなぎ払った。
「「「うぁぁぁぁぁ!!!」」」
「凄い……。」
そしてナオトは変身を解除し、
人の姿に戻った。
「本気の俺に勝てると思うな。」
「こいつ……。」
「モア!!!」
「任せて!!!」
モアはナオトからボールを受け取り、
相手ゴールに攻めていく。
「させないよ?」
「っ!」
するとまた相手チームは3人で1人を囲った……すると。
「こっちにも技があるのを忘れるな。」
「っ!やばい!」
「遅い笑」
すると3人はあの時千花をボロボロにしたあの技がモアに襲いかかる……。
「おっと!Aチームのあの技が!モア君にも襲いかかる!!!」
「モア様!!!」
「大丈夫!」
「え?」
すると。
バーン!!!
「っ!?」
「何やってんだ笑例えボールを逃がしても、自分は逃げられねぇよ。」
「それはどうかな?」
その時だった。
シュン!
「「「っ!?」」」
シュン!
なんとモアはボールのところにワープした。
「あれ、モアの能力だったんだ。」
「すげぇ、ワープした。」
「このくらい、楽勝だよ!」
「何をしているんだ!っ!」
すると明はあることに気がつく
「……あいつらの様子がおかしい……。」
「やっと気づいたか。」
するとそこにはボールを持った健人が立っていた。
「どうやらお前は、能力の事は知っていても、仕組みまでは理解していないみたいだな。」
「仕組み……だと?」
「そんなお前に教えておくよ俺らが使う能力はただでさえ強いけど、必ず使い方に正解がある。」
「使い方……?」
どうやら明はわかっていないようだ。
「あぁやって何も考えずに使っていると、その分体や脳に支障が出るだ。」
すると健人は猛スピードで明のところに
近づき言った。
「……誤算だったな。」
「っ!」
「モア!」
「うん!」
そしてモアはゴール前に辿り着き、シュートを撃つ体制になった。
「いっけぇ!!!」
ドッカーン!!!!!
「す、凄い威力!」
「……っ笑」
バシン!
「「「っ!?」」」
「おっと!Aチームのキーパー軽々と止めたぁー!!!」
「俺達を甘く見るな。」
するとキーパーは思いっきりボールを蹴り飛ばす、そしてオフサイドラインギリギリのところで相手チームはボールを受け取る。
「まずい!」
「全員攻めろ!!!」
「史也!!」
油断をしてしまったCチームはあっさりDF人を抜いてしまい、史也と1体1になってしまった。
「来る……。」
「史也様!お願いします!」
「くらいやがれ!」
ドカーン!!!
「ワイルドロッ「おせぇーよ笑」」
するとボールは既に史也の真横を通っていた……。
「まだ動けるやつがいたか……クソっ!」
「この勝負!もらったぁー!!!!!」
この瞬間……
もう全員がダメだと思った……
シュン!
「「「「っ!?」」」」
「な、なんとボールはゴールに入っていない!!!シュートを防いだのは花咲川2年、小川秋人だぁー!!!」
なんとゴールを防いだのは秋人だった……しかしみんなが驚いたのはそこではなかった。
「あーあ。」
「……秋人?」
秋人の体全体に、電気が流れているのがわかった。
「この球技祭に優勝したら真冬っち達に能力をお披露目するっていう約束だったのに……うっかり使っちまった……笑」
「あれが……秋人の能力。」
「俺の能力は自由自在に電気を操る……まぁ……電気人間ってやつかな。」
どうやら秋人の能力は電気を使う能力のようだ。
「1点取られる準備……出来てるか?」
「「「っ!?」」」
そして秋人は力強いロングパスを放つ。
「いけぇ!裕太!!!」
「おう!」
裕太は秋人からボールを受け取った。
「行かせるかよ!」
「よっ。」
裕太は空高く飛び上がる……
すると……。
ビュュュー!
「っ!?」
「俺は能力者じゃないとおもいで?」
地面から竜巻のような風が発生し
相手を巻き込む。
「ぐわぁぁぁぁ!!!」
「裕太も能力者だったの!?」
「悪いな真冬…秋人が能力を明かした以上、俺も隠さずにいられない!真冬!」
「っ!」
そして真冬は裕太からボールをしっかり受け取った。
「真冬!お前の力も見せてやれ!!」
「させるかぁー!!!」
「君も同類だね。」
「っ!」
すると真冬は自身の能力で氷の鳥、アイスバードを作り出した。
「ほぉぉぉぉぉー!!!!!」
「な、なんだこのデカい鳥は……。」
「いけぇ!」
すると真冬はアイスバードに乗った状態で突っ込んで行った。
「くっ?!」
「凄い、真冬君の能力、前と違う!」
「真冬君……。」
「モア!」
「うん!」
そしてモアは真冬からボールを受け取った。
「くそっ!」
「モア様!次はお願いします!!!」
「おっけー!!!」
そしてモアは強力なシュートを放った。
「いっけぇー!!!」
「っ!甘いんだよ笑」
モアのシュートは右に逸れる、しかし……。
「ふっ笑俺はさっきもやったが、こうやって腕を伸ばせるんだぜだから「残念。」」
その時だった。
シュン!
「「「っ!?」」」
右に逸れたはずのボールは左にワープした。
「何っ!?」
「正解は左でした♪」
そしてそのボールはそのまま、ゴールに突き刺さった。
ピピィー!!!
「ゴール!!!Cチーム追加点!!!追いついたー!!!」
「「「「うぉー!!!」」」」
Cチームが点を入れると、大きな歓声が上がる。
「モア!」
「マフユ!」
「モアすごいよ!」
真冬はモアの事を褒めていた。
「凄い……これが能力……。」
「凄いよな颯人。」
「え?」
すると春輝は言う。
「やっぱり真冬達はすげぇよ。」
「春輝先輩は能力者じゃないんですか?」
「俺はただの運動バカだよ笑」
「そうなんすね。」
「お前もか?」
「はい、というか話は聞いていたんですけど、ここまで凄いものだとは知らなかったっす。」
と颯人は言う。
「……俺らも負けてられないな。」
「っ!うっす!」
「大丈夫だ。」
「「え?」」
すると秋人と健人が話しかけてきた。
「きっとお前らでも扱えるさ、能力。」
「そ、そうか?」
「あぁ。」
「そんな簡単に?」
「みんなー!」
するとモアと真冬が戻ってくる。
「モア、ナイスシュート。」
「はい!さっきの凄かったっす!」
「2人ともありがとー!」
「これで4点目……あと1点だぞ!」
「はい、そして相手も俺達の反撃でかなり疲労が出てきていると思います。」
「……。」
「ん?工藤君、どうしたの?」
「あ、いや……すまん、なんでもない。」
「え?そ、そう……。」
真冬達はそんな会話をしている中……明はというと。
「クソっ!」
「追いつかれちまったな……しかし……まさか他に能力者がいるとはな……どうする?」
「……このままでいく。」
「……わかった。」
「どの道あと一点取れば勝ち……そうすれば……燐子ちゃんは俺のものになる……そしてあいつは一生暗闇に迷い込む事になるだろう……。」
「……了解。」
「行くぞ……。」
そして明達は自分の配置に戻った……しかしそんな様子を見ていた秋人は……。
「……やっぱりか……。」
「ん?秋人?」
「あいつ……焦り始めてる……。」
「そうなのか?」
「おそらくだが……真冬っちを潰すというのがあいつの計画だったってさっきあいつがいってただろ?でも……モアや工藤が俺らのチームに入ったり、俺達が自分の能力を明かしたことで……あいつの中の計算が狂ったんだろう……あいつから見えてる色も……そんな色をしている。」
と秋人がいう。
「……真冬っち。」
「え?」
「俺達……勝てるぞ。」
「っ!」
「あぁ。」
「はい、このまま行けば、俺達勝てます!」
と他のみんなも言ったあと、ナオトが言う。
「近江屋君。」
「え?」
真冬はナオトに呼ばれる、そして呼ばれた真冬もナオトの方を向く。
「……最後は……お前がトドメを刺せ。」
「え?と、トドメ?」
「ゴールを決めろって事だ。」
ナオトがそういう。
「今まで1点も決めてない君が最後に決めないのはおかしいだろ?」
「っ……。」
「だな。」
「真冬様、お願いします。」
「真冬さん!」
とみんなもいう。
「俺達に任せろ……そして、芝山君がさっき言ったように……俺達を信じて動け。」
「……わかった……他のみんなもお願いね。」
「任せろ。」
「了解。」
「うっす!」
真冬の言葉に全員が答える。
「よしっみんな……行こう!」
「「「「おう!」」」」
そしてみんなは自分のポジションに戻って行った……そして……。
「「(……勝つのは……)」」
俺達だ……。
真冬と明は……心の中でそう思っていた。
「それでは!試合再開です!!!」
そして真冬と燐子の運命をかけた戦いに
いよいよ……決着が着こうとしていた。
つづく……。
次回……決着。
どれか1つ選んでください
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