孤独な剣士と人見知りのウィザード   作:かぴばらの子(活動停止中)

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燐子「な、夏紀さん。」

夏紀「どうされました?」

燐子 「あの……あ、ありがとうございます……私のために。」

夏紀「こちらこそ……サポートありがとうございます、どうですか?今の気持ちは。」

燐子「はい、とても……安心してます……これからもずっと真冬君や他のみんなといられるんだなって……。」

夏紀「そうですか……それじゃあ皆さんを待たせてると思うので本編言ってしまいましょうか。」

燐子「はい!それでは本編お願いします。」


第29話 打ち上げ

「……っ。」

 

「っ!真冬君!」

 

「あれ……俺。」

 

 

 

しばらく気絶していた真冬は……目を覚ますと、ベッドの上にいた。

 

 

 

「あ、真冬様、おはようございます。」

 

「おはよう……ここは?」

 

「弦巻邸ですよ、こころ様に部屋を貸してもらって真冬様が目が覚めるのを俺と白金様で待っていたんですよ。」

 

「そ、そうか……あれ?閉会式は?」

 

「今日は色々とあって疲れているだろうから閉会式は日を改めてやると花咲川と羽丘の校長が言っていました。」

 

「そうなんだ。」

 

「俺……気絶しちゃったのか?」

 

「うん、急にバッタリと……健斗さんは安心したからだって……。」

 

「安心した……そうか……俺達、勝ったのか……。」

 

 

 

と真冬が言うと。

 

 

 

「今気づいたんですか?笑」

 

「ごめん……なんか気絶して半分忘れかけてた……。」

 

「真冬君……お疲れ様……/////」

 

 

 

と燐子は真冬を抱きしめた。

 

 

 

「うん、ありがとう燐子。」

 

「真冬様、そういえば体の方は?」

 

「え?あぁ……少しところどころ痛いぐらい……かな。」

 

「立てそうですか?」

 

「大丈夫……あれ?他のみんなは?」

 

 

 

と真冬が聞く。

 

 

 

「皆さんなら宴会場でお待ちです。」

 

「え、宴会場?」

 

「今日の球技祭の打ち上げです。」

 

「なるほど……じゃあ行こう。」

 

「かしこまりました。」

 

「真冬君……立てる?」

 

「うん、ありがとう燐子。」

 

 

 

そして真冬は燐子に支えられながらみんなが待つ宴会場に向かった。

 

 

 

数分後……

 

 

 

「あ、真冬先輩だ!」

 

「お、来たか。」

 

「み、みんないる……(汗)」

 

 

 

宴会場に入ると、チームメンバーや他のガールズバンドのメンバー……そして。

 

 

 

「よう、近江屋君。」

 

「工藤君まで?!」

 

「なんか……呼ばれた……弦巻ってやつに。」

 

「そ、そうなんだ……すまんな……うちの弦巻が(?)」

 

「まぁ……こういうのもいいかなって思って。」

 

 

 

とナオトが言う。

 

 

 

「さぁ!主役も来たことだし!」

 

「打ち上げ!始めましょ!」

 

「それじゃあ!」

 

 

 

そしてみんなは飲み物が入ったコップを持ち……。

 

 

 

「真冬先輩方!!」

 

「「「「優勝おめでとうございます!」」」」

 

「そして!」

 

「「「「「カンパーイ!!!」」」」」

 

 

 

打ち上げが始まった。

 

 

 

数分後……

 

 

 

「ま、真冬君?」

 

「ん?」モグモグ·····

 

 

 

少しの間真冬は1人で食べていると燐子が

たくさんのおかずを持って真冬のところに来た。

 

 

 

「もっと食べる?」

 

「うんありがとう、じゃあいただくよ。」

 

「じゃあ、あーん///」

 

「あーん。」

 

「ど、どう?」

 

「うん、おいしいよ。」

 

「もっと食べる?」

 

「食べたいけど、燐子もいっぱい食べてね?」

 

「う、うん。」

 

 

 

そんな久々のイチャイチャをしていると。

 

 

 

「ラブラブだねぇ〜♪」

 

 

 

2人の元に風花がやってきた。

 

 

 

「あ、姉ちゃん。」

 

「ど、どうも……///」

 

「2人ともいっぱい食べてる?」

 

「は、はい。」

 

「食べてるよ。」

 

「それはよかった♪」

 

「あ、そういえば姉ちゃん。」

 

 

 

すると真冬はある事を聞く。

 

 

 

「どうしたの?」

 

「千花の具合は?」

 

「千花は私の体力の限界でまだ完全に治ってないけど、明日またお母さんと一緒に回復治療することになってるから大丈夫だよ。」

 

「そ、そっか……。」

 

 

 

と千花の状態を聞いて少し安心した真冬。

 

 

 

「今は寝てるの?」

 

「うん、ぐっすり。」

 

「……そっか。」

 

 

 

すると真冬は言った。

 

 

 

「……明日……千花に謝らないと。」

 

「え?」

 

「あの時、俺がもっとしっかりしていれば千花が犠牲になることはなかった……千花の兄として……やっては行けない事をしたんだから。」

 

「真冬君……。」

 

「……うん、真冬がそうしたいなら……そうしな?」

 

「うん……わかった。」

 

「それに真冬もまだ体の調子は万全ではないから、今日は少し安静にね?」

 

「わかった。」

 

「じゃあまた後でね。」

 

 

 

と言って風花は行ってしまった。

 

 

 

「……。」

 

「真冬君?」

 

「ん?」

 

「もっとあるから……いっぱい食べて?」

 

「……じゃあそうする。」

 

 

 

数分後……紗夜side

 

 

 

「……このフライドポテト、美味しい……。」

 

「隣いいか?」

 

「っ!こ、小髙さん!?/////」

 

 

 

一方その頃、紗夜が1人でフライドポテトを食べているところに春輝がやってきた。

 

 

 

「そんなに驚くなよ笑」

 

「す、すいません……。」

 

「……お前ってさ。」

 

「は、はい?」

 

「本当に好きだよな。」

 

「え?」

 

「それ。」

 

 

 

と言って、春輝は紗夜が食べていたフライドポテトを指さす。

 

 

 

「っ!そ、そんな事はないです!/////残るのはもったいないと思って仕方ないから食べてるだけです!」

 

「の割には凄い量だけどな笑そんなものばっかり食べてて太らないのか?」

 

「なっ!だ、大丈夫です!」

 

「ほんとかよ笑」

 

 

 

ともはや「カップルですか?」と聞かれるような会話をしていた2人。

 

 

 

「そういえば氷川、お前は怪我とかはしなかったのか?」

 

「え?」

 

「お前を助けた時だよ。」

 

 

 

春輝は紗夜が爆発をもろ喰らいそうになった時の事を聞いていた。

 

 

 

「まぁ……なんともないですけど。」

 

「そっか……。」

 

「こ、小高さん?」

 

「まぁそれを聞けて少し安心した。」

 

「え?どういう意味ですか?」

 

「そのままの意味だよ。」

 

 

 

と春輝は言う……すると。

 

 

 

「氷川、1つ思った事言っていい?」

 

「え?な、なんでしょうか?」

 

 

 

すると春輝はとんでもない事をいう。

 

 

 

「お前ってさ……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結構可愛いとこあるよな……。

 

 

 

 

 

「っ!/////え、か、可愛い……?!///」

 

「……あぁ。」

 

 

 

と冷静に春輝はいう。

 

 

 

「え、あ、あの……そ、それは/////」

 

「ん?」

 

「す、すいません!少し御手洗に!!///」

 

「え?お、おう……行ってらっしゃい。」

 

 

 

と紗夜は顔を赤くして行ってしまった。

 

 

 

「春輝。」

 

「ん?あ、秋人。」

 

「お前も少し真冬に似てるところあるよな。」

 

「え?」

 

 

 

と自覚がない春輝であった。

 

 

 

数十分後……。

 

 

 

「真冬。」

 

「ん?」

 

 

 

さらに数十分後、真冬と燐子のところに

健斗がやってくる。

 

 

 

「隣いいか?」

 

「あ、うんいいよ、燐子もいい?」

 

「うん、大丈夫だよ。」

 

「すまないな燐子、2人の時間を邪魔しちゃって。」

 

「い、いいえ!大丈夫です……明日から2日間お休みなので、その時に2人でいられますから。」

 

「そうか……それに真冬。」

 

「ん?」

 

「俺……無理はするなって真冬に言ったよな?」

 

「っ!あ……。」

 

「特訓の時に言っただろうが……真冬。」

 

 

 

健斗の表情を見ると、少し怒っていた。

 

 

 

「す、すいませんでした。」

 

「け、健人さん?今回は許してあげてください。」

 

「なんでだ?」

 

「っ……ま、真冬君は私のために全力で戦ってくれました……だから今回は私のためだと思って許してあげてくれませんか?」

 

 

 

と燐子が無理した真冬を許してあげるよう自分でお願いした。

 

 

 

「……だが。」

 

「何もそんなに怒んなくてもいいだろ。」

 

「っ!ふ、史也。」

 

「よう、2人とも。」

 

「史也。」

 

「ど、どうも。」

 

「はいどうも、まぁ確かにあれは無理し過ぎだけど笑」

 

「っ!」

 

「ま、白金さんも無事だった事だし……な?」

 

 

 

と史也もそういう。

 

 

 

「……わかったよ。」

 

「悪いな、うちの健人が。」

 

「いや、俺も正直自分でも無理しすぎてたのはわかってたから……俺も心配かけてごめん。」

 

「いいんだよ。」

 

「ていうか……最後のあれはなんだ。」

 

「え?ど、ドラゴンだけど……。」

 

 

 

すると……

 

 

 

「ドラゴンかっこよかった!!!」

 

「っ!あ、あこ!?」

 

「あこちゃん!?」

 

 

 

突然目をキラキラさせたあこが

やってきた。

 

 

 

「本当にかっこよかった!工藤さんのも!真冬さんのもどっちもかっこよかった!!」

 

「お、おう。」

 

「呼んだか?」

 

「あ、工藤君。」

 

 

 

すると自分の名前に反応し、ナオトもやってくる。

 

 

 

「俺がどうかした?」

 

「いや、俺と工藤君の能力のドラゴンがかっこよかったってあこが。」

 

「あぁ、あれね。」

 

「というかよ。」

 

「ん?」

 

「工藤ナオト……まさかお前も能力者だったのか……。」

 

「言わなかったか?」

 

「言ってねぇよ。」

 

「そ、そうか……。」

 

「というか……どうやって能力を得たんだ?」

 

 

 

と健斗が聞くと。

 

 

 

「……実はさ……覚えてなくて。」

 

「「え?」」

 

「能力が使えるって気づいたのは中学の時でさ……気がついたら自分で極めてたって感じ。」

 

「なんだそれ。」

 

「でもでも!あのドラゴン!超超ちょーかっこよかったです!」

 

「で、でもあれは誰かを楽しませるためではないけど、そう言ってもらえて嬉しいよ。」

 

「はい!」

 

「そういえばさ。」

 

 

 

すると史也はある事をナオトに聞く。

 

 

 

「どうした?」

 

「なんで工藤は水上に手を貸すようなことをしたんだ?」

 

「っ!」

 

「あ、そういえば。」

 

「あんだけ俺達に警告してきたのによ。」

 

「……。」

 

 

 

するとナオトは黙ってしまった。

 

 

 

「……工藤君?」

 

「……俺があいつに手を貸したのは……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

母さんのためだったんだ。

 

 

 

 

 

「え?」

 

「お、お母さんのため?」

 

「……あぁ。」

 

「ど、どうして……なんかあったの?」

 

「……母さんは今……家で寝たきりなんだ。」

 

 

 

とナオトはいう。

 

 

 

「ね、寝たきり?!」

 

「あぁ。」

 

「ど、どうして?」

 

 

 

と真冬が聞くと。

 

 

 

「……母さんは……病気なんだ。」

 

「病気……。」

 

 

 

そしてナオトは自分の母の事を、

真冬達に話し始めたのだった。

 

 

 

つづく……。




感想お待ちしております。
※なんか忘れてるような気がする。

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  • 音とポケモンを操る者を連載再開
  • 青薔薇と天才と呼ばれた少年を連載開始
  • 全く新しい新作を連載開始
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