孤独な剣士と人見知りのウィザード 作:かぴばらの子(活動停止中)
千花「そうですね。」
夏紀「2人にとっていい旅行になってほしいですね。」
千花「はい!それじゃあ本編に行きましょうか!」
夏紀「ですね、それでは本編!」
千花「お願いします!」
数十分後……
真冬「ここだね。」
燐子「う、うん……。」
駅からしばらく歩き、父和也に送られた住所の場所に到着した。
真冬「なるべく早く用は済ませる。」
燐子「そ、そんなに急がなくても大丈夫だよ(汗)」
そんな会話をしていると……
ガラガラガラ……
???「あら?どなたかしら……?」
真冬・燐子「あ。」
玄関の扉が開くと、そこには大きいおばさんらしき人が現れた。
???「どちら様?」
真冬「あ、あの俺近江屋真冬って言うんですけど。」
???「近江屋……真冬……あぁ!」
するととてつもなく大きな声でおばさんは驚いた。
???「もしかして和也の息子かい?!」
真冬「は、はい……。」
???「私だよ私!よしえおばさんだよ!」
真冬「……あぁ!!!」
と真冬も大きな声で驚いた。
真冬「よしえおばちゃん!?」
よしえ「そうだよ!久しぶりだねぇ!」
真冬「久しぶり!」
燐子「え、え?」
燐子はこの状況を理解できずにいた。
真冬「あ、そうか、紹介するね。この人は俺の父さんのお母さんだよ。」
燐子「え、ま、真冬君のお、お父さんの母親!?」
そうこの人は和也の母親、近江屋吉江である。
吉江「大きくなったねぇ〜……というかその子は?」
真冬「俺の彼女だよ。」
燐子「あ、こんにちは!/////白金燐子……です////」
吉江「そっか、もう彼女まで出来たのか笑あいつには認めてもらったのかい?」
真冬「う、うん……色々あったけど……最初から認めてたみたいで……(汗)」
吉江「あいつも素直になればいいものを……ま、良かったじゃないか。」
すると吉江は話を戻す。
吉江「そういえば2人でここまで何しに来たんだい?」
真冬「本来は2人で旅行に来たんだけど、父さんにこの写真を見せればわかるって言うから。」
吉江「どれどれ……。」
すると真冬は吉江にその写真を見せる。
吉江「あぁ、了解したよ。」
真冬「これって……覚醒の実が盗まれないようにって言う……対策みたいなやつだよね?」
燐子「そうだったんだ……。」
吉江「よくわかったね。まぁこういう伝達しか許されなくてね、盗聴も考えられなくないだろ?だから……ていうかなんで真冬が覚醒の実を知ってるんだい?!」
真冬「あぁ、俺父さんに実をもらって能力を持ったんだ。」
すると吉江に能力の一部を見せる。
真冬「氷の能力だよ。」
吉江「真冬は氷か……いいじゃないか。」
真冬「ありがとう。」
と真冬は言う。
吉江「ちなみにどういう感じで能力を扱うか決めたのかい?」
真冬「まぁ軸は決まってるよ。」
吉江「じゃあちょっと見せてくれよ。時間は大丈夫かい?上がっていいからさ」
と吉江が言うと……。
真冬「でも、用が済んだら宿のチェックインの時間まで色々見てまわろうと思ったんだけど。」
吉江「あ、そうだったのか(汗)」
すると。
燐子「真冬君……。」
真冬「え?」
燐子「まだ8時だし、私は付き合うよ?」
真冬「……でもせっかくの2人の旅行なのに。」
燐子「まだこの時間だからお店も空いてないだろうし、メインは明日だから大丈夫だよ。」
と燐子は気を使っていた。
吉江「お嬢ちゃん、なんかすまないね(汗)」
燐子「いえ、大丈夫ですよ。」
吉江「1秒でも早く終わらすからね。さぁ上がって!」
そういうと2人は屋敷にお邪魔することになった。
屋敷に上がると真冬と吉江は歩きながら話していた。
吉江「そういえば和也から聞いたよ。」
真冬「え?」
吉江「2人とも、学校の球技祭でえらい目にあったんだってね。」
真冬「……うん。」
燐子「は、はい……。」
吉江「災難だったね……ほんと困ったやつがいたもんだよ。」
真冬「……うん。」
吉江「……ところで燐子ちゃん。」
すると吉江はこんな質問をする。
燐子「は、はい?」
吉江「燐子にとって真冬は……どういう存在なんだい?」
燐子「え?」
朝っぱらからなんて質問をしてるんだと真冬は思ったが、燐子はそれでも答える。
燐子「……私にとって真冬君は……大切な……パートナーです。」
吉江「……そうかい。」
すると吉江は次に真冬に言う。
吉江「真冬は……これから一生を歩む上で燐子ちゃんとどうしたい?」
真冬「え、えっと……。」
そして真冬が言う。
真冬「……守りたい。」
燐子「っ!」
真冬「……親友を守れなかった分……絶対に守る……たとえ命に変えても……。」
吉江「……いい覚悟だ。」
そうしている間に3人は道場に着いた。
その道場はとても広く天井も高めだった。
吉江「それじゃあ……その覚悟を……真冬の力で見せてくれ。」
真冬「……わかった。」
吉江「それじゃあ……。」
すると吉江は道場の真ん中に立った。
吉江「私に向かって……真冬の全身全霊の一撃を打ってみろ。」
燐子「え?!」
真冬「よ、吉江おばさんに?!」
吉江「そうだ。」
どうやら吉江は本気らしい。
真冬「ちょっ!それ本気!?」
吉江「あぁ。」
真冬「そ、そんなことしたら「真冬。」」
すると吉江はこんなことを言う。
吉江「燐子ちゃんのような大切な人を死ぬ気で守りたいなら……見せてみろ……」
真冬が……もう弱虫なんかじゃないってところを……。
真冬「っ!」
燐子「え……?」
吉江「こいっ!真冬!!!」
すると……。
真冬「燐子、危ないから下がってて?」
燐子「う、うん。」
真冬は体制を整え……力を込める。
真冬「俺の……全て……。」
そして真冬は能力を使い、生き物を生み出す……現れたのは……。
燐子「っ!あれは……!」
吉江「……ほう。」
球技祭の時、真冬が決着際に作ったあの白いドラゴンだった。
真冬「俺の……全身全霊の……一撃を……!」
そしてドラゴンはブレスのようなものを溜めはじめ、そして……。
真冬「いっけぇ!!!!!!!!!!」
真冬の魂の叫びと同時にブレスを放った。
吉江「……やるじゃないか。」
ドカァーン!!!!!
燐子「っ!」
真冬「……。」
そして真冬は着地をし吉江の方を見る。
すると……。
吉江「……いいじゃないか……面白い。」
真冬「っ!?」
燐子「え……。」
なんと吉江は真冬の一撃を受けたものの無傷だった。
吉江「なるほど……頭の中で想像したものを氷で作り出す……それが真冬の能力か……。」
真冬「う、うん。」
吉江「……真冬。」
真冬「え?」
すると吉江は言う。
吉江「お前の一撃……とても良かったぞ。」
真冬「あ、ありがとう。」
吉江「お前の燐子ちゃんを守りたいという思い……とても強く伝わってくる……しかし……。」
真冬「え?」
吉江「お前は燐子ちゃんだけでなく……家族や自分の仲間を大切にしたいという思いも伝わってきた……素晴らしい事だ。」
真冬「っ!……吉江おばさん……。」
すると吉江は……。
吉江「真冬。」
真冬「え?」
吉江「おめでとう……。」
真冬「お、おめでとう?」
吉江「……近江屋真冬……」
裏卒業試験……合格!
真冬・燐子「……え?」
吉江はそう言った……。
つづく……。
さぁ、その裏卒業試験とはいったい……。
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