孤独な剣士と人見知りのウィザード   作:かぴばらの子(活動停止中)

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第13話目です。
長話もあれなんでさっさと本編言っちゃいましょう笑
それでは本編をどうぞ!


第13話 真冬のもう1つの好きな物

燐子はリサにある宿題を出されている……それは……。

 

次の練習までに、真冬にゲーム以外の趣味とか好きな物を聞いてくる……わかった?

 

という内容だった……。

そして今朝から真冬といつも登校しているため、すぐ横に真冬がいる。

 

「(ど、どうしよう……聞きたいけど、勇気が出ない……///それに……次の練習までに聞けなかったら、今井さんにまた何されるかわからないし……。)」

 

何回も言うようだが、白金燐子は人見知りであり人と話したり自分から話しかけるのが苦手なのである。聞くか聞かないか悩んでいると……。

 

「(えっと……えっと……。)」

「白金さん?」

「ふえっ!?あ、きゃあ!!」ドカンッ!

 

すると急に真冬が話しかけたせいで、燐子は大きな音をたて椅子ごと倒れてしまった。

 

「いたたたっ……。」

「し、白金さん!?だ、大丈夫!?」

「は、はい……っ!?///」

 

すると心配した真冬はすぐさま燐子の近づいた。

 

「痛いところは?」

「い、いえ……///大丈夫……です……///」

「ちょっと手見せて?」

「え?は、はい……///」

 

燐子は真冬にそう言われると、真冬は燐子の手を触りだした。

 

「痛いとかない?」

「痛く……ないです……///」

「よかった……。」

 

すると燐子の無事を確認した真冬は、燐子を立ち上がらせた。

 

「あの白金さん、ごめん急に話しかけて。まさかこんなに驚くとは思わなかったから……。」

「こ、こちらこそ……///すいません……全然話聞いてなくて……。」

 

お互い謝ると真冬は燐子に話しかけた。

 

「そういえば白金さん、さっき何考えてたの?何か考え事?」

「え?いや……たいした……ことじゃ……ないんですけど……。」

「え?なになに?すごく気になるんだけど笑」

「えっと……///その……///」

「ん?」

 

そして燐子は勇気を振り絞り、真冬に聞いた。

 

「あの!お、近江屋さんって……ゲームとか……本を読む以外で何か趣味とか……好きな物とか……あるんですか?」

 

すると真冬は少し黙り込んでしまった。

すると……。

 

「……ぶっ笑ははははっ笑」

「え?///な、何がおかしいんですか?///」

「いやいや笑ごめんごめん笑何を言うのかと思ったら、なんだそんなことか笑」

 

すると自分で笑いを止め再び真冬は話し始めた。

 

「そーだなぁ……料理は……言ったか。うーん……って思ったんだけどさ。」

「は、はい……。」

「なんで白金さんが突然こんな事を聞くんだ?」

「え?な、なんで……ですか?」

「いや、俺と白金さんって最近一緒にいること多いからさ、あんまりわからないことないんじゃないのかなって思って。」

 

確かに真冬の言う通りこの2人は一緒にいることが多い、だから真冬は白金さんが真冬の事をよく知ってるはずなのにと思ったのか真冬はそのことを不思議と思ったのだろう。

 

「もしかして白金さん……何か企んでる?」

「え!?///な、何も……ない……です……よ?///」

「ふーん……ねぇ白金さん?」

「は、はい……?」

「もし本当の事を言ってくれたらさ……俺の弁当の中身、何か1つあげるよ。」

「……へっ?///ど、どうゆう……ことですか?」

 

燐子は恐る恐る聞いた。

 

「白金さん、やっぱり嘘ついてるでしょ?」

「え?///な、なんで嘘ついてるって……わかるんですか?」

「本とかに書いてあったんだけど、人が嘘をつく時って目が泳いでたり、頬が赤くなったりするんだけどさ燐子全部当てはまるから笑」

 

真冬は勉強も出来るという事もあるが、

色んな本も読むため、頭もよかったりするのか嘘を見抜かれた燐子は何も言い返せなくなってしまった。

 

「ご、ごめんなさい……。本当の事……言いますから……(泣)」

「そ、そんな泣くことないじゃん笑ごめんごめん!俺が悪かったよ!それで何があったの?」

「じ、実は……。」

 

燐子はこの前の練習で起こった事を真冬に全て話した。

 

「そ、そうだったのか……。」

「はい……それにもしその約束を……破ったらまた……今井さんに……何されるかわからないので……。」

「(なるほど……じゃああん時みたいになるかもって話か…)」

 

皆さんもわかるように、Roseliaのベース今井リサは恐らく彼女の前で嘘をつくとこの前の白金さんがされていたような拷問でおしおきをするのだろう。

※第10話を参考。

 

「だから……さっき……聞いたんです。」

「そうだったのね。でも……知らない事はあまりないんじゃ?」

「そう……ですかね?」

 

そんな感じで話していると真冬はある事を思い出した。

 

「あ、でもあるわ……もう1つ好きな物。」

「ほ、本当ですか?」

「うん。教えて欲しい?」

「は、はい……教えて……ほしい……です。」

「じゃあさ……。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日俺ん家来ない?

 

「……え?///お、近江屋さんの……家……ですか?///」

「え?なんかまずかった?」

「い、いえ……///そういう訳ではないんですけど……でもなんで近江屋さんの……家に?」

 

燐子は顔を赤くしながらも真冬に聞いた。

 

「あぁ笑その好きな物が俺の家にいるからだよ。だから直接見てもらった方が早いかなって思ってさ。」

「そ、そういう事ですか……。」

「じゃあ今日大丈夫?」

「は、はい……今日は何もないので大丈夫……です……。」

「わかった。じゃあ学校終わったら、俺ん家行こうぜ。」

 

そして燐子は今日の放課後、その真冬が好きなもう1つの物を見に行くために真冬の家にお邪魔することになった。それと燐子が正直に本当の事を行ったご褒美に真冬は燐子に弁当の中身を1つあげた。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

放課後……

 

学校も終わり、真冬と燐子は2人で下校していた。そして2人は真冬の家に到着した。(ていうかお隣同士)

 

「ちょっと待ってね今鍵開けるから。」

「は、はい……。」

 

真冬が鍵を探している時に燐子は真冬の家の周りを見渡した。すると真冬の家は一人暮らしとは思えないぐらいの大きさだった。すると真冬は玄関の鍵を開け、ドアを開けた。

 

「どうぞ?」

「お、お邪魔します……。」

 

中はとても綺麗で一軒家だからか、玄関からとても広く感じた。

 

「じゃあさ俺のもう1つの好きな物はこっちだから、着いてきて?」

「は、はい……。(なんなんだろう……近江屋さんのもう1つの好きな物……。)」

 

真冬に案内され着いたのはリビングだった。真冬はリビングのドアを開け、中に入ると燐子は入ってすぐにわかった。

 

「ミルクー!ココアー!ただいま!」

「「ニャー」」

「もしかして……近江屋さんのもう1つの好きな物って……。」

「そう、猫だよ。」

 

真冬のもう1つの好きな物とは……猫だったのだ。

 

「これがミルクでこっちがココアだよ。」

「か、かわいい……///」

「でしょ?ちなみにね、うちで飼ってるのこの2匹だけじゃないんだよ?」

「え?そう……なんですか?」

「うん。このゲージの中にいるよ。」

 

真冬が指さしたゲージの中を燐子が覗くと、その中には3匹の子猫がいた。

 

「この3匹も……近江屋さんが?」

「うん。だから合計5匹かな?」

「そ、そうなんですね……。ちなみに……この3匹は……名前あるんですか?」

「えっとね、この子が抹茶で真ん中がチョコ、でこっちがクリームだよ。」

「ふふっ笑」

 

すると何故か燐子は笑っていた。

 

「え?どうした白金さん。なんかおかしかった?」

「すいません……笑みんな……名前が、食べ物とか飲み物なんですね笑」

「うん、特にこだわりはないけどほぼ適当かな?」

 

名前のセンスを疑うレベルである。

 

「もうわかったから、リサからお仕置を受ける心配も無くなっただろ。」

「はい、大丈夫……だと思います。」

 

そんなこんなで話していると、気づけば時刻は18時を過ぎていた。

 

「(もうこんな時間……そろそろ帰る時間……でも……もっと……近江屋さんといたいのに……。)」

「白金さん?」

「は!は、はい。」

「大丈夫?なんかあった?」

「い、いえ……なんでも……ないです……。じゃあ私これで……失礼しますね……。」

 

燐子はそのまま帰ろうとしたその時だった。

 

「白金さんちょっと待って!」

「は、はい……なんでしょう?」

「そのせっかくだからさ、うちでご飯食べてかない?」

 

なんと燐子は真冬からご飯のお誘いを受けたのだった。

 

「え?///い、いいんですか?///」

「うん笑本当は1人で食うのはなんか心細かったし、この前白金さんのお母さんにご馳走してもらったし……だから俺がなんか作るから……ど、どう?」

 

すると燐子の表情はとても明るくなった。

 

「は、はい!た、食べたいです!」

「了解。てかそんなに嬉しい?笑」

「あ……///す、すいません……///つい……///」

「?まぁ今日カレーとかなんだけど大丈夫かな?」

「は、はい……大丈夫……です。」

「おっけーじゃあ作っちゃうから、適当にくつろいでていいよ。」

 

そして真冬は、晩御飯を作り始めた。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

数十分後……

 

「ご、ご馳走様……でした。」

「お粗末さまです。」

 

真冬と燐子はご飯を食べ終わり、食器などの片付けなどを始めていた。

 

「そういえば今日大丈夫とか言ってたけど、お母さんとかに許可とかもらったの?」

「いえ……今日、お父さんもお母さんも仕事でいないので……。」

「そうなの?」

「はい……というか……本当は、普段両親は仕事であまり帰る日がないんです。」

「じゃああの時お母さんがいたのは?」

「あの時は……たまたま……帰ってきてただけです……」

「ふーんなるほどね。」

 

燐子の両親は普段仕事が忙しく、よく1人でいることが多かったらしい。最初は寂しいことがあったものの、そうしていくうちに慣れていったのだという。

 

「じゃあ、俺と仲良くなるまではずっと1人だったってこと?」

「そう……なりますね……。」

 

すると真冬は燐子にこんな提案をする。

 

「……じゃあさ、また晩飯食べに来てもいいよ。」

「……え?い、いいんですか?それじゃあ迷惑になるんじゃ……。」

「迷惑なんかならないよ笑俺どの道ここの家には一人しかいないし笑むしろ遊びに来てくれるんだったら大歓迎だよ。」

「……じゃあ……またご飯……食べに来ても……いいですか?///」

「うん!いつでもって訳じゃないけど、俺が大丈夫な日はいつでもいいよ。」

「……は、はい!」

「うん!ていうかもうこんな時間か。どうせだし、玄関まで送ってくよ。」

「じゃあ……お願いします。」

 

燐子の家はすぐ隣だか真冬は燐子を玄関の前まで送っていくことにした。

 

数分後……

 

「じゃあまた明日ね。」

「は、はい……お、おやすみ……なさい……///」

「うん、おやすみ。」

 

そして燐子は家の中に入っていった。

 

「さて俺も戻るか。」

 

そうして真冬は自分の家に戻ろうとしたその時、燐子の家の玄関が開いた。

 

「お、近江屋さん!」

「ん?白金さん?どうしたの?忘れ物かなんか?」

「その……これからも……友達として……よろしく……お願いします!」

 

燐子は大声でそういった。

 

「……うん!よろしく!じゃあおやすみ。」

「はい!おやすみなさい。」

 

そうして2人はやっと自分の家に戻っていった。

 

そして数日後、燐子は次の練習の日

リサに真冬の好きな物を報告したおかげで、燐子が何かされることはなかった。

その時、燐子はちょっとほっとしていた。

 

つづく




猫多くね?って思うと思いますが、猫が好きな人はあんまり関係ないと思います笑
それでは今回もありがとうございます!
次回もよろしくお願いします!
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