孤独な剣士と人見知りのウィザード   作:かぴばらの子(活動停止中)

15 / 123
第15話目です。
感想でもありましたが、こんなに仲がいいのにまだ付き合ってません。
ですので2人が結ばれるまで暖かい目で見守ってあげてください。
それでは本編をどうぞ!

追記
第14話で真冬が白金さんの事を白金さんではなく燐子と呼んでいたので訂正しましたのでよろしくお願いします。


第15話 Roseliaとお昼ご飯

「どうぞあがって。」

「へぇー結構広いんだね。」

 

前回の話を振り返ると、俺と白金さんが隣同士ということがRoseliaにバレて修羅場はなかったが、真冬の提案で真冬の家でお昼ご飯を食べることになった。

 

「それにしても近江屋さん。こんな普通にお邪魔して大丈夫なのですか?親が迷惑するんじゃ?」

「全然大丈夫だよ。一応これでも一人暮らしだし、むしろ大歓迎だよ。」

「え?真冬さんって一人暮らしだったんですか!?」

 

あこが驚いた反応をする。

 

「うん。でも変だよね……高校生が一人暮らしって。」

「ううん!全然変じゃないよ!」

「そ、そう?」

「あ、あの……ここで立ち話もなんだからとりあえず行きましょうか。」

「そうだね、じゃあこっちだよ。」

 

そして真冬は、Roseliaのみんなを案内した。

 

「わぁー!すごい広い!」

「ここがうちのリビング。この部屋でご飯とか食べてる。」

「凄い広いわね。」

「あんまり1人で暮らすような広さじゃないけどね笑」

 

そんな感じで話していると、真冬の家の猫達が近づいてきた。

 

「「ニャー」」

「あれ?真冬さんって猫飼ってるんですか?」

「あーうんそうだよ。」

「……ニャーちゃん///」

 

すると真冬は友希那の反応に気づいたことを聞いた。

 

「友希那?もしかして……猫好きなの?」

「っ!べ、別に……///」

「隠さなくていいよ笑俺も猫好きだから。」

「え?そうだったの?」

「あーそういえばこの前燐子が言ってたね。」

「もしあれだったらご飯までもう少しやることがあるから、その間猫と遊んでていいよ。」

「い、いいの?」

「うん。ココアとミルクもいいよね?」

「「ニャー」」

 

すると2匹は真冬に言われたことを理解したのか、真冬の言葉に鳴き声で返事をした。

 

「か、可愛い……///」

「じゃあ俺は準備するからゆっくりしてていいよ。あ、ごめん白金さん!ちょっと手伝ってほしいことがあるんだけどいいかな?」

「わ、わかりました!」

 

そして真冬はお昼ご飯を完成させるために準備に取り掛かった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

真冬と燐子は、今お昼ご飯の準備をしている。

 

「あの……近江屋さん……。」

「ん?どうしたの?」

「今日は……なんかすいません……こんなことに……なっちゃって……。」

「大丈夫だよ。別に俺ん家は基本俺しかいないから問題ないよ。」

「で、でも……。」

 

すると真冬は自分の手を燐子の頭の上に置いた。

 

「……え?///」

「またそうやって自分のせいみたいにしないの。大丈夫だって!笑別に白金さんのせいだなんて俺は思ってないからさ。それに、そんな顔してたらご飯美味しく食べられないよ?」

「お、近江屋さん……///」

 

すると真冬は最後の料理を完成させた。

 

「よしできた!みんなー!ご飯できたよー!」

「はーい!」

「じゃあ白金さん、食べよ?」

「は、はい……///」

 

そして真冬達はできた料理をテーブルに並べ始めた。

 

「わぁー!美味しそう!」

「こんなにいっぱい。」

 

テーブルの上には、サラダや肉料理など色んな料理が並んでいた。

 

「じゃあ食べましょうか。」

「「いただきまーす!」」

 

そして真冬達は、お昼ご飯を食べ始めた。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

しばらくしてみんなでお話をしながらご飯を食べていると、真冬は燐子の様子が変なことに気づいた。

 

「ん?白金さん、どうしたの?」

「え?!い、いや……なんでも……ないです……。」

「そのように見えないんだけど……。」

 

真冬は燐子の周りをよーく見た。すると燐子は人数分に小皿に取り分けたサラダがあるのだが、あまり量が減っていないことに気づく。

 

「し、白金さん?もしかして……サラダお口に合わなかった?」

「い、いや!そういう……訳じゃ。」

「じゃあなんで?」

「……実は私……セロリが……苦手なんです……///」

 

そう……燐子は、セロリが苦手なのである。

 

「え?白金さん、セロリ苦手だったの?」

「は、はい……///」

「そうだよ!りんりんはセロリが苦手なんだよ!」

「そ、そうだったのか……。」

「お、近江屋さん……。」

 

燐子が何かを言おうとした時だった。

 

「オヤオヤァー?」ニヤリッ

「ひっ!?い、今井さん!?///な、なんですか……?」

 

すると燐子の横からリサが近づいてきた。

 

「せっかく真冬が作ってくれたサラダだよぉー?それなのにまさかそのセロリを残したいがために「残して……いいですか……?///」なんて言おうとなんてしないよねぇー?」

「そ、そんなぁー。」

 

こんな感じでリサが言っていると真冬はある提案をしてきた。

 

「よしっ!わかったじゃあこうしよう!」

「お、近江屋さん……?」

「もしその残ったセロリを残さずに食えたら、一つだけ白金さんの言う事なんでも聞いてあげるよ。」

 

というものであった。

 

「な、なんでも……///」

「ほらほらぁー笑真冬が一つだけ燐子の言う事なんでもきいてくれるってよぉ?そこまで言われたら頑張らないと……ね?」

 

リサは燐子に食い気味に言っているが、おそらく燐子は真冬の「なんでも」というワードに凄く悩んでいた。

 

「……わ、私……頑張って……セロリ……食べます!」

「そうそう!その意気だよ燐子!」

「頑張れ!りんりん!」

 

すると燐子は苦手であるセロリを頑張って食べ始めた。

 

数分後……

 

そして燐子は残ったセロリを苦戦しながらも何とか食べきった。

 

「ご、ごちそう……さまでした……。」

「すごいじゃん!燐子!」

「は、はい……。」

 

燐子が苦しんでいると真冬は燐子の近くに何かをおいた。

 

「よく頑張りました。白金さん、これ食べて?」

 

すると真冬が出したのは、なんとも美味しそうな、プリンだった。

 

「これは……プリン?」

「そうだよ。お口直しになればいいけど笑」

「それプリン!?ちょー美味しそう!」

「みんなのもあるからちょっと待ってね。」

 

そしてみんなにも同じものを出し、みんなはそのデザートも食べ始めた。

 

「ごちそうさまでした!」

 

真冬が作った料理はRoseliaが食べてくれたおかげであんなにあった料理も全部無くなった。

 

「真冬さん!ご飯とっても美味しかったよ!」

「はい。とても美味しかったです。」

「お粗末さまです。」

「ねぇねぇ真冬?」

 

するとリサが真冬にある事を聞いた。

 

「さっき燐子がセロリ全部食べたら燐子の言う事一つだけなんでも聞くって言ってたけど、あれってほんとだよね?」

「うん、本当だよ。」

「(あれ……本当だったんだ……///)」

 

そんな感じで思っているとリサが燐子に話しかけた。

 

「どうする燐子?本当だってよ?」

「えっ///えっと……///」

 

しかしいざ決めるとなると、燐子は悩んでしまう。すると紗夜が気になる事を聞いてきた。

 

「あの近江屋さん……ひとつよろしいですか?」

「ん?氷川どうしたの?」

「あの、私はともかく……その……白金さんの事は苗字で呼んでますけど、それ以外の3人は名前で読んでますよね?」

「う、うん……それがどうしたの?」

「どうして、近江屋さんは白金さんとこんなに仲がいいのに、白金さんの事名前で呼ばないんですか?」

「え?」

 

紗夜はそう聞いた。

 

「ひ、氷川さん?///」

「言われてみればそうかもね。」

「確かに!真冬さんりんりんとこんなに仲がいいのに、りんりんの事名前で呼んでない気がする!」

「そういえばそうね。」

 

するとそれを聞いていたリサは燐子にある提案をする。

 

「じゃあさ燐子!この際だから真冬へのお願い名前の事でいいんじゃない?というかそうしちゃいなよ!」

「え?///そ、そんな急に!?」

「真冬もそれでいいよね?」

「別にいいけど……なんかそれリサが決めちゃってるような笑」

「いいのいいの!(?)燐子もいいよね?」

「……は、はい……///」

 

ということで真冬は燐子のことを名前で呼ぶことになった。なんか話が違う気がするが。

 

「じゃあ俺はこれから白金さんじゃなくて、燐子って呼べばいいの?」

「っ!///は、はい……///」

「お、いいねぇー。」

「白金さん。」

 

すると紗夜がまた話し始めた。

 

「ひ、氷川さん?」

「せっかく近江屋さんが白金さんの事名前で呼んでくれてるんです、なんなら白金さんも近江屋さんの事名前で呼んだらどうですか?」

「え!?///わ、私もですか!?///」

 

まさかの展開である……。

 

「そうだよりんりん!」

「えぇ……。」

「燐子?」

 

すると真冬が話し始めた。

 

「俺の事名前で呼んで大丈夫だよ?別に減るもんじゃないし。」

「……燐子?」

「ゆ、友希那さん?」

「呼びなさい。」

「……は、はい。で、でも……なんて呼べばいいんですか?」

 

燐子はそう聞く。

 

「まぁ真冬と同い年だし、真冬くんとかでいいんじゃない?」

「じゃあ言ってみよぉー!」

 

すると燐子はいざ名前で呼ぶとなると恥ずかしさのあまり、中々言えなかった。

 

「え、えっと……///」

「……燐子?」

 

そして燐子は大きく深呼吸をした。そして……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ま、真冬……くん?/////」

 

「ん?どうしたの?」

「っ!……よ、呼んでみた……だけです……///」

「そ、そっか笑」

 

こうして真冬と燐子はお互い名前で呼ぶことになった。

 

「あんなに仲がいいのに……まだ付き合ってないなんて。」

「もう今すぐにくっついちゃえばいいのにね笑」

「まったく困ったものよ。」

「あれ?友希那もそう思う?」

「あんなもの見せられたら、黙ってられないわよ。」

「ん?3人とも?どうしたの?」

「なんでもないよ(わ)(です)。」

「そ、そう……。」

 

どうやら2人が結ばれるのは、まだ先になりそうだ。

 

つづく




とうとう真冬と燐子はお互い名前で呼ぶようになりましたね。
いったいいつになったら付き合うのやら……。
それでは次回もよろしくお願いします!
感想などもお待ちしております!

どれか1つ選んでください

  • 音とポケモンを操る者を連載再開
  • 青薔薇と天才と呼ばれた少年を連載開始
  • 全く新しい新作を連載開始
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。