孤独な剣士と人見知りのウィザード 作:かぴばらの子(活動停止中)
燐子「ど、どうしました?」
真冬「俺達……なんかつけられてる気がしない?」
燐子「そ、そうですか?」
真冬「……まぁいいやとりあえず本編に言ってもらおうか。」
燐子「わ、わかりました……それでは本編をどうぞ。」
ご飯を食べ終え、真冬と燐子は次の場所へ向かっていた。
「真冬君、次はどこに行くんですか?」
「次……なんだけどさ……。」
「ど、どうかしたんですか?」
すると真冬は少し困った顔をしていた。
「実はさ……次行く場所……水族館なんだ……。」
「す、水族館……ですか……。」
すると燐子の表情は青ざめていた。
「ご、ごめん……燐子が人混み苦手なのに……。」
「ひ、人……。」
燐子はどんどん気分が悪くなっていた。
すると真冬は……。
「燐子?」
「え?」
「今回の事はもうしわけないとおもってる……でも、どうしても燐子に喜んでもらいたくて……。」
「真冬君……。」
真冬は申し訳なさに、頭を下げた……。
すると燐子は真冬に声をかけた。
「真冬君?」
「燐子……?」
「今回は仕方ないです。せっかく真冬君のお姉さんに相談のってもらいながら、考えたプランですし、ここで嫌と言ったら、真冬君と真冬君のお姉さんに申し訳ないですよ。」
「燐子……。」
「それに……今日は真冬君がいますし……安心してるんです……///それに……私が困ってたり、ピンチな時は……守ってくれるんですよね……?」
「(そうか……。)」
そう……真冬は燐子を守ると決めていた……どんなことがあっても……必ず守ると……。
「……わかった、じゃあ燐子はできるだけ俺から離れないでね。」
「はい……わかりました。」
そして真冬と燐子は水族館に向かった。
Roseliaside
「本当にあの二人って付き合ってないんだよね?」
「おっしゃる通りです……。」
「もう私達でくっつけてしまおうかしら?」
「湊さん……それじゃあ意味がないのでは……?」
「あ、皆さん!2人動き出しましたよ!」
「じゃあ尾行を続けるわよ。」
「おっけー♪」
こっちもこっちも楽しそうである。
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真冬・燐子side
しばらく移動し、2人は目的地である水族館に到着した。
「じゃあ行こうか。」
「は、はい……。」
2人は入口付近のチケット売り場でチケットを買い、中に入っていった。
すると思った通り水族館の中は人で溢れかえっていた。すると燐子はそれを見て、気分が悪くなっていた。すると真冬は燐子の手を握った。
「ま、真冬君?///」
「こうしてれば離れないでしょ?出来る限り燐子がはぐれないように頑張るから。」
「は、はい……///」
そして2人は歩き始めた。
Roseliaside……はもういいでしょ。
2人はなるべくはぐれないように手を繋いだ状態で、順路に従いながら水族館をまわっていた。するとこの水族館で1番大きい水槽に着いた。
「うわぁー凄い大きいね。」
「は、はい……それにしてもすごい数の魚ですね。」
この大きな水槽だけでなくその前にも多くの種類の魚がいた。
「ま、真冬君!あそこ見てください!大きな魚がいっぱいいます!」
「ほんとだ!すげぇ!」
燐子がそういい、真冬が反応すると真冬は燐子を見た。するとその時の燐子はとても楽しそうで笑っていた。そして真冬も笑ってしまった。
「ふふっ笑はははっ笑」
「ま、真冬君?どうしたんですか?///」
「いやごめん笑燐子さっきまで怯えてたのに、凄い楽しそうだから。」
「そ、そんなに……ですか?///も、もう笑わないでくださいよ!///」
そんな感じで2人は楽しそうにしていた。
しばらく見て、2人は少し休むため近くの椅子に腰をかけた。
「燐子?疲れてない?」
「今は少し……疲れてますけど、少し休めば……大丈夫です。」
「わかった。俺トイレに行ってくるから、そのついでに何か飲み物買ってくるけど、何か飲む?」
「な、なんでも……いいです。」
「わかった、じゃあ行ってくるね。」
そういうと真冬は行ってしまった。
「(……それにしても凄く広い水族館だな……。今度Roseliaのみんなも誘って行ってみようかな……。)」
真冬の帰りを待ちながらそんなことを思っていると……。
「ねぇそこの女の子?」
「……え?わ、私……ですか?」
「そうそう!君に話しかけてるんだよー!」
運悪く、燐子は変な感じの男の人に絡まれた。
「ところでお姉さん、今暇?どうせなら俺と一緒に水族館回ろうよぉー!」
「え……わ、私今日……友達と来てるので……。」
「えー、でも……そんな人どこにもいないよ?」
なんだか男の人は少しずつだが、しつこくなっているように感じた。
「いえ……今トイレに行くついでに飲み物を買いに行ってるので……待ってるんです。」
「でもさー、そいつ帰ってくるの遅いし、もしかしたら君をおいて帰っちゃったんじゃないの?」
「そ、そんなことは……。」
燐子は真冬がそんなことをするはずがない事はわかっていた……でももしかしたら……真冬に何かあったんじゃないかと思うようになっていった。
「君の友達……男でしょ?」
「っ!……な、なんで……知ってるんですか……?」
「……あぁ知ってるさ……だってお前の事を狙うために水族館に入る時から目をつけてたんだ。そしたら運良くあいつがトイレに行ってくれたおかげで、お前を狙いやすくなったし。」
「っ!……真冬君を……探しに行かなきゃ……。」
そういって燐子は真冬を探しに動こうとした、しかし燐子は男に腕を掴まれてしまった。
「は、離して……ください!」
「へぇー真冬って言うんだ……でも残念だね……そいつは探しても無駄だ。」
「……ど、どうして……ですか……?」
「あいつは今頃……俺の連れが相手をしてるはず……だから今頃どっかでぶっ倒れてるよ……。」ニヤリ
男は衝撃な事を口走った。
「ま、真冬君が……?」
「あぁ笑だからもうあいつは帰ってこないよ?だからここからは俺が相手になってやるよ笑」
「ま、真冬君が……そんな簡単に……やられるはずない……。」
「あいつも運が悪かったね……ふふふっ笑さぁ……行こうか」ニヤリ
すると燐子は恐怖のあまり、これ以上抵抗することが出来なかった……。
「(……助けて……助けて……)」
真冬君……!
その時だった……。
ガシッ!
「あ?……っ!」
「え……っ!」
燐子が顔をあげると、そこには飲み物を持った真冬の姿だった。
「おい……燐子に何してんの?」
「真冬君……///」
「お、お前……なんで平気なんだ……。」
「平気?どういうこと?」
「だって!お前には俺の連れがついていたはず!」
「連れ……あぁー、そういう事か……。あいつらなら多分もう帰ったんじゃね?」
「はぁ?ど、どういうことだ……。」
その男は恐る恐る聞いた。
「あいつら俺に襲いかかってきたんだけどさ、自分で自分の仲間を攻撃するもんだから、俺にビビってどっか行っちゃったけど。」
「な、なんだと……。」
「追いかけた方がいいんじゃない?それとも何?……まだ燐子の事……奪うつもり?」
「……クソッ!」
そういうと男は、逃げるように走り去って行った。
「全く……うおっ!?」
すると燐子は真冬に抱きついた。
「よかった……真冬君が……無事で……(泣)」
「俺はあの程度で簡単にやられないよ。それに……ごめん……また怖い思いさせて……。」
「ううん……私……絶対に真冬君が来るって……信じてましたから……。」
「燐子……。」
そんな会話をしている時だった。
「すいませーん!」
すると2人の前に警備員だろうか?それらしき人がこちらにやってきた。
「あの、どうしました?」
「いやいや、ここら辺で騒ぎがあったと報告を受けていたので来てみたんですが……大丈夫でしたか?」
「は、はい……不審者らしき人がいましたが、もうどっか行っちゃいましたよ?」
「そ、そうですか……。申し訳ないのですが、詳しい話をきかせてもらえないでしょうか?」
「わ、わかりました……。」
そういうと、2人はその警備員に先程の事を全て話した。
「わかりました……ご協力感謝いたします!」
「どういたしまして。」
「2人にも一応話しておくのですがなんか最近、この水族館だけでなくこの東京都内でこういった行為で女性を誘拐するといったものが多くなっていて。」
「そうだったんですか……ん?燐子?」
すると燐子は何故か顔色が悪くなっていた。
「あ、ごめんなさい……誘拐って言葉を聞いたら、この前の事を思い出してしまって……。」
「あの……何かあったんですか?」
「はい、実は燐子はだいぶ前に、その時は3人だったんですけど……さっきと同じ感じのやつに誘拐されて酷い目にあってるんです。」
「そうだったんですね……。」
燐子は以前に真冬と燐子が初めて出会った頃、ゲームセンターで真冬とあこがトイレに行っている瞬間を狙って燐子を誘拐し襲われそうになったことがあった。
「まぁとにかく、最近ではそのような事件が増えています。なのでまたお2人で出かけるような機会があるようでしたら、なるべく気をつけていただくようにお願いします。」
「わかりました。」
「じゃあ私はこれで失礼しますね。あ、そうでした。」
すると警備員は席を立ち上がると姿勢を整え自己紹介をした。
「私はこの東京都内で警備員をしている北澤隆一(きたざわ りゅういち)と申します!よろしくお願いします(`・ω・´)ゞ」
「近江屋真冬です。」
「白金……燐子です。」
「近江屋さんと白金さんですね、それでは私はこれで失礼します!それでは!」
そういうと警備員の北澤さんは行ってしまった。
「さてと……燐子?」
「え?ど、どうしました?」
「……さっきは……本当にごめん……俺がもう少し考えて行動していれば……。」
真冬は改めて燐子に謝罪をした。
また怖い目に合わせてしまったという罪悪感からだろうか……。
「真冬君……もう大丈夫……ですから……。」
「で、でも……。」
「それより、どうやら……この後イルカのショーがあるみたいですよ?」
「そ、そう……なの?」
「だから早く……見に行きましょ?」
「わ、わかった。」
真冬は燐子に引っ張られながら、イルカのショーを見に行くためにその場所へ向かった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
それからイルカのショーも見終わり気づけば閉館時間が迫っていたため、俺達はお土産を買うためお土産売り場に来ていた。
「燐子?何買うか決まった?」
「は、はい……Roseliaのメンバーにはお菓子を買おうと思ってます。」
「おっけー。」
「あの……真冬君は……何を買うんですか?」
「燐子と同じくお菓子もそうだけど、もう1つは個人的に買いたいものがあってね。」
「個人的に……ですか?」
「うん。とりあえず会計しに行こうぜ。」
そして2人は選んだものを会計しに行った。
そして2人はお土産を買い終わり、2人は家に向かって帰っていた。そして2人は家の前に到着した。
「あの……今日は……ありがとうございました……。その……楽しかったです……///」
「こちらこそ……喜んで貰えてよかったよ……それとさっきはごめんね。」
「いえいえ!もう大丈夫ですから……。」
「まぁ……そのお詫びみたいなものなんだけど……。」
「え?」
すると真冬が小さい袋を出すと中から取り出したのは、ネックレスだった。
「これ……私に……ですか?」
「お土産売り場に売っててさ、燐子にどうかなぁーって思ったんだけど……。」
「……あの……つけてみて……いいですか?」
「うん、じゃあ俺がつけてあげるよ。」
「え?///は、はい……///」
そういうと真冬は燐子の首にネックレスをつけた。
「……ど、どうですか?///」
「うん、すごい似合ってるよ。」
「あ、ありがとう……ございます///あの……実は、私も真冬君に……ネックレス買ったんです……。」
「え!?本当に!?」
すると燐子も小さい袋からネックレスを取り出した……するとよく見ると、色は少し違うが燐子がつけているネックレスと同じものだった。
「まさか同じものだったなんて……。」
「じゃあ今度は……私が真冬君に……つけて……あげますね?」
そういうと今度は燐子が真冬に買ったネックレスを真冬につけた。
「ど、どう?」
「す、凄く……似合ってます……///」
「ありがとう、大切にするよ。」
「は、はい!」
「えっと……ん?」
すると何かの気配を感じた真冬。
「ま、真冬君?」
「……やっぱり。」
真冬は燐子の後ろの方の曲がり角に近づくと、そこには燐子以外のRoseliaのメンバーがいた、しかも変な格好をして……。
「や、やっほ……。」
「や、やっほ……じゃないでしょ……。」
「もしかして気づいてた?」
「うん、最初から。」
「さ、最初から!?」
リサ達は驚く
「なんか……公園辺りで、草の茂みら辺に紫色の髪がひょこひょこ出てるから……。」
「あこ!!(宇田川さん!)」
「ご、ごめんなさーい!」
「はぁーもういいよ……でもさ……結局リサ達は俺と燐子の事をつけてたってことだよね?」
「え?あ、そう……なるかな……?」
リサはそう答える。
「真冬、別に悪気があってやってたわけじゃないわよ。」
「でも悪気があったかもしれないってことでしょ?」
「そ、それは……。」
「ま、真冬君……。」
すると燐子はその会話に入ってきた。
「今回は許してあげませんか?私今日は楽しかったですし、つけてても悪いことはしてないですから……。」
「りんこぉー。」
「……燐子がそこまで言うなら……わかったよ……。とにかく今日はもう遅いから解散しようよ!」
「は、はい。」
そうしてみんなは解散した。
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真冬side
「あぁ〜疲れた……。」
真冬は家に入るとリビングのソファでくつろいでいた。すると真冬は燐子に貰ったネックレスを1度取り外し、そのネックレスを眺めていた。
「……それにしても、綺麗だな……このネックレス。」
真冬はネックレスを眺めると今日燐子と出かけた時の事を思い出す……すると真冬は燐子が水族館で楽しそうにしていた燐子の表情が頭に浮かぶ……。
「……あれ……なんだろう……。」
心臓がおかしいと思ったのか、真冬は自分の胸に手を当てた。すると自分の心臓はこれでもかというぐらいドキドキしていた。
「なんで……俺こんなにドキドキしてんだろう……。」
そんな疑問を抱えながらも、真冬は疲れていたので今日は眠りについた。
つづく
今回もありがとうございます。
次回もよろしくお願いします。
感想などもお待ちしておりますm(_ _)m
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