孤独な剣士と人見知りのウィザード   作:かぴばらの子(活動停止中)

34 / 123
風花「いよいよだね。」

燐子「……はい。」

風花「燐子ちゃん?真冬、勝つと思う?」

燐子「勝ちます……真冬君なら……きっとお父さんに……勝てます……。」

風花「そっか……それじゃあ早速本編行こうか!」

燐子「はい!それでは本編、お願いします。」


第34話 真冬VS父

「それでは……よーい……始め!」

 

審判が開始の合図をするといきなり真冬のお父さんが迫ってきた。

 

「っ!」

「(さすがに防いだか……。)」

 

お父さんの先制攻撃を防いだ真冬であったが、その後の攻撃にすぐに入った。

 

「はぁぁぁ!!!」

「ふっ!」

 

2人の猛攻はつづき、攻めてきては防ぎ攻められたら攻め返す。そんな戦いを見ていたRoseliaや周りの人達はというと……。

 

「す、すごい……。」

「この動き……もはや人間じゃねぇ……。」

「俺達があの中に入れば……一瞬でやられるのが想像つく……。」

「真冬君……。」

 

2人の動きは格闘家のプロでも腰を抜かすようなぐらい動きが以上であった。

 

「やるじゃないか……真冬。」

「父さんこそ……俺がいない間に、体がなまってないか心配だったよ。」

「さぁ……もっとこい真冬!」

 

父さんの言葉で真冬は再び攻撃を始めた。

 

「はぁぁぁ!!!」

 

真冬は父さんに向かって竹刀を振った、しかし気がつくと真冬の攻撃は避けられ、一瞬で後ろに回られていた。

 

「っ!やばっ……。」

「ふんっ油断したな?」

 

スパーン!!!

 

「うっ!」

「っ!真冬君!」

 

真冬はふっとばされるとすぐに受け身をとったが、あまりの衝撃で真冬は怯んでしまった。

 

「くそっ……防具をつけてないと、こんなにいてぇのな笑」

「どうした?もう終わりか?」

「そんなこと一言も言ってないでしょ?」

「どんどん行くぞ!」

 

すると父さんはギアを入れ始める、すると真冬は父さんの本気の動きに段々とついていけなくなり、次第に真冬の体はボロボロになっていった。

 

「くそっ!」

「どうした真冬、それでも燐子を守れるのか?」

「うるさい!」

 

体を痛めている状態でありながら、真冬は反撃に出る……しかし真冬の攻撃は軽々と避けられてしまい今度は避けられては攻撃を喰らい、避けられては喰らう……そんな状態が続いた……。

 

「はぁ……はぁ……。」

「どうした……まだ始まってそんなたってないじゃないか。」

「はぁ……はぁ……まだまだぁ!!!」

 

Roseliaside

 

「真冬さん……りんりんのために……。」

「近江屋さん……。」

 

すると紗夜は真冬の姉風花に聞いた。

 

「風花さん、あんなにボロボロになっていて、もう倒れそうなのに……本当に勝てる策があるんですか?」

「大丈夫……見てればわかるよ。」

「風花さん……。」

 

そんな感じで話していたが、燐子はというと……。

 

「……。」

「燐子ちゃん……もうこの勝負に釘付けだね。」

「え?あの……何か言いました?」

「何も言ってないよ。」

 

すると……。

 

スパーン!!!

 

「っ!真冬君!」

 

真冬は父さんの攻撃で大ダメージを受け、さっきよりボロボロになっていた。

 

「このままじゃ!」

「真冬さん!!!」

「風花さん!本当に近江屋さんは大丈夫なんですか!」

「……。」

「風花さん……?」

「真冬君……。」

 

すると見ていた燐子は、泣きそうになっていた。

 

真冬side

 

スパーン!!!

 

「ぐぁ!!!」

 

父さんの猛攻止まることはなく、真冬はもはや倒れる寸前だった。

 

「くっそ……。」

「……そろそろ終わりにしよう……真冬。」

「まだ……だ……。」

 

すると真冬はまだ立ち上がり、父さんに攻撃を仕掛けたが、もはや振る力も残っておらず……動きも鈍くなっていた。

 

「……行くぞ……真冬……。」

「何を……。」

 

すると真冬の父さんは竹刀を持ち直し……攻撃の構えを作った……そして……。

 

「奥義!剣の舞!!!」

「っ!あれは!」

 

すると父さんは真冬に近づくと、体を回しながら素早く剣を振り回した……するとその攻撃は真冬に連続でヒットした。

 

「くっそぉ……。」バタンッ

 

父さんの攻撃が終わると真冬はまるで燃え尽きたように動かなくなった……そして……真冬はフィールドに倒れ込んでしまった……。

 

「そんな……。」

「真冬君……真冬君!!!」

 

燐子は大声で真冬を呼んだ、しかしその声は届かなかった……。

 

「……ここまでか……審判……あとはよろしく……。」

 

すると審判は真冬の戦闘不能かどうかを確認しようとした……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その時だった。

 

「っ……。」

「っ!?」

「っ!何……。」

 

すると真冬はゆっくりと立ち上がった。

 

「真冬君!」

「ほう……まだ立てたか……。」

「……けない……。」

「なんだ?」

「まけ……ない……まだ……終わって……ない……。」

 

真冬はまだ戦闘不能になっていなかったのだ。

 

「ここで……負ければ……燐子と……一緒にいられないんでしょ……?」

「……。」

「それに……俺は……今の生活が……すごく……楽しいんだ……だから……そんな楽しい時間を……失いたくない……。」

「真冬……。」

「それに……。」

 

すると真冬は再び喋り続ける。

 

「俺は……燐子との関係を……こんなところで……終わらせたく……ない……。」

「……。」

「燐子は……人見知りだけど……女の子なのに……ゲームが上手くて……本もたっくさん持ってきてくれて……ピアノも上手くて……ライブに出ている時の燐子はすごく輝いていて……だから……だから……!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺は……そんな燐子が……大好きだから……。

 

「真冬君……/////」

「……そうか。」

「……だから!」

 

すると真冬は竹刀を握った、そして体制を立て直し、攻撃の構えに入る……。

 

「だから俺は!こんなところで!!!負ける訳にはいかない!!!!!だから俺は!!!父さんに勝つ!!!!!」

 

すると真冬はさっきのダメージが嘘だったかのようにえげつない速さで父さんに迫っていった。

 

「きたっ!」

「な、何だこの速さは!?」

「はぁぁぁ!!!」

 

真冬はどんどん竹刀を振り続けた、そして父さんは真冬の反撃を受けきれなくなり。

 

スパーン!!!

 

「し、しまった!!!」

「いっけぇ!!!!!!」

 

スパーン!!!

 

「必殺!!起死回生!!!」

「な、なに……がぁ……。」

 

そして真冬の一撃は父さんの頭に直撃した。

そして父さんは吹っ飛び、真冬も攻撃の反動で吹っ飛んだが、受け身をとり体制を保った。

 

「よしっ!」

 

すると父さんは……あの一撃なら誰もがやられると……そう思った……しかし……。

 

「くっ……。」

「え……。」

「嘘でしょ……。」

 

父さんは……立ち上がった。

 

「っ!くそっ!」

 

しかし……。

 

「うっ……。」

 

バタンッ!

 

耐えたと思ったが……父さんは再び倒れてしまった。

 

「……。」

「……お、近江屋和也様!戦闘不能!よってこの勝負……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

近江屋真冬様の勝利!!!

 

「やった……かっ……た……。」

 

それと同時に……真冬も倒れてしまった。

 

つづく




今回もありがとうございます。
新作書いてたら日があいてしまいました。
次回ももしかしたら1週間後とかになるかもしれませんが、それまで楽しみにしていただけるとありがたいです。
それでは次回もよろしくお願いします。
感想などもお待ちしておりますm(_ _)m

どれか1つ選んでください

  • 音とポケモンを操る者を連載再開
  • 青薔薇と天才と呼ばれた少年を連載開始
  • 全く新しい新作を連載開始
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。