孤独な剣士と人見知りのウィザード 作:かぴばらの子(活動停止中)
小説を書いていて思ったんですが、現在5つの作品をランダムで1話1話書いていたのですが、そっちの方が大変だと思ったのでしばらく1つの作品に絞りきりのいいところで次に違う方に移る……というやり方にしようと思います。
この話が投稿されてからは「孤独な剣士と人見知りなウィザード」をしばらく投稿していきます。
それでは本編をどうぞぉー。
第42話
「……修也が……生きてる?」
「……あぁ。」
裕太から言われたものは驚くようなものだった。
「ちょっと待ってくれよ!修也が生きてる?いくら冗談だったとしても笑えないよ!!!」
「落ち着け真冬!俺の話を聞いてくれ!!!」
「……やっぱり……君には聞こえていたんですね……。」
「っ!」
すると後ろには教室の中にいた先生がいた。
「先生……。」
「先生!どういうことですか!修也が生きてるって……。」
「……話すしかないようですね……確かに……裕太君の言うことは間違っていません……ですが……本当に生きているか……はっきりとしていないのです。」
「え……はっきりとしていない?」
裕太は聞き返す。
「1つ確認ですが……裕太君はあの時の私と警察との話を聞いていたんですね?」
「……聞いていました。」
「やはりそうだったのですね……私からも言わせてもらいます……」
修也君は……生きています。
「……やはりそうなんですね。」
「ちょっと待ってください!!!」
すると真冬は慌てて聞き返す。
「修也は!修也が生きているはずがない!俺はちゃんとこの目で見たんですよ!!!???なのに!修也が生きてる?……いい加減にしてください!!!」
「真冬君!落ち着いて!」
「もし!」
すると裕太は大声でそういう。
「もし……修也が……何らかの形で……生き返ったとしたら?」
「何らかの……形で……?」
「あくまで噂なんだけど……数年前にとある一般男性が、修也と同じような事故に巻き込まれて死亡したという出来事があったんだけど……。」
「……それで?」
「その男性は……ある日病院で目を覚ましたらしい……。」
「っ!……嘘……。」
真冬はその話に衝撃を受けた。
「嘘みたいな話だよな……でもその出来事はニュースになったぐらいだしな。」
「……じゃあ……まさか……。」
「修也も……その可能性があるかもしれない。」
「……その事なんだけど……。」
すると今度は先生が話し始めた。
「その時……警察の話だと……修也君が死亡した日の数日後……警察から電話があってね……「滝沢修也君が先程目を覚ましたんです」ってそのような内容で電話が来たの。」
「……じゃあ修也はその病院にいるんですか?」
「それが……もう病院にはいないらしいのよ。」
「……どうしてですか?」
「警察が言うには修也君は「他のみんなには俺がどこにいるか言わないでください」って言われたらしいのよ。」
先生がそういう。
「じゃあ……修也の居場所は分からないんですか?」
「……ごめんなさい……頑張って見たんだけど……わからなかったわ。」
「……そうですか……。」
「……とにかく……真冬?信じられないかもしれないが、修也はきっと生きてる。」
「……わかった……そこまでいうなら……2人を信じてみます。」
「真冬……。」
「ありがとう……ごめんなさいね……すぐにその事が伝えられなくて……。」
先生は軽く謝罪をする。
「大丈夫です。」
「一応君の友達や彼女さんには言わないで……わかった?」
「わかった。」
「それじゃあそろそろみんなのところに戻りましょうか。」
「はい。」
そして3人はみんながいる教室に戻って行った。
数時間後……。
「じゃあ……一旦お別れだね。」
「おう。久しぶりにみんなに会えて嬉しかったよ。」
「夏紀もありがとうな?」
「はい!こちらこそ真冬様のために集まっていただいてありがとうございます!」
夏紀は一礼する。
「真冬?」
「ん?」
「もし何かあったら……俺達を呼んでくれ……そうすれば……いつでもお前を手助けする……俺達は……お前の味方だからよ。」
「……わかった、ありがとう。」
真冬はそう返す……。
「秋人も真冬を頼むぞ?」
「わかってるよ。」
「それと……白金さん?」
「は、はい!」
「……真冬は……たまに1人で無理をすることがあるから……白金さんも真冬が無理しそうだったら頼むよ。」
「わ、わかりました。」
裕太は2人にそういった。
「それじゃあ……またな!」
「また!」
すると真冬達は歩いていった。
「またなぁ!!!」
「元気でね!!!」
「また遊びに来いよ!!!」
「彼女さんを大切にな!!!」
「おう!!!ありがと!!!」
こうしてみんなに見送られ、真冬達は家に戻っていった。
真冬side……帰り道……
「……。」
みんなで帰っていると……真冬はさっき2人に言われた事を思い返していた。
修也君は……生きています。
「……修也……。」
「真冬君?」
すると少し心配しながら燐子は真冬に声をかけた。
「え?ど、どうした?」
「いや、どうかしたんですか?」
「ううん、なんでもないよ?」
「?……そ、そうですか。」
「……近江屋さん?」
すると今度は紗夜が真冬に声をかけた。
「……わかってると思いますが……私達も……Roseliaもあなたの味方なんですよ?」
「お、おう……。」
「ですから、何かあれば私達にも相談してくださいね?」
「紗夜の言う通りよ?」
「そうですよ!」
「うん!」
するとみんなが真冬にそう返した。
「……ありがとう……みんな。」
「さて……真冬の家に戻ろ?」
「そうですね、では行きましょうか。」
そういって真冬達は真冬の家に帰って行った。
数時間後……真冬の家……
「ただいま!!!」
「あ、おかえりぃー!」
「ただいま戻りました!」
帰ってくると玄関には姉の風花の姿があった。
「みんなもお疲れ様!楽しかった?街探検。」
「はい!すっごく楽しかったです!」
「それと……真冬?」
「ん?姉ちゃん?」
すると風花は真冬に近づいてこう言った。
「久々に同級生と会えて……嬉しかった?」
「っ!……うん!」
「ふふっ笑そっか……じゃあみんな早く上がって上がって!あれ?秋人君もいたんだ!」
「久しぶりお姉さん。」
「せっかくだし秋人君も一緒にご飯食べていきなよ?」
「じゃあお言葉に甘えて……。」
ということで秋人も一緒に夕ご飯を食べることになった。
「(……ん?)」
すると真冬は玄関に置いてある靴がみんなのを合わせても少し多いことに気づいた。
「姉ちゃん?誰が来てんの?」
「え?あぁ、来てるよ!」
「誰が?」
「それはね……。」
すると奥の方から誰かが走って来る足音がした……そして次の瞬間……。
「まーふゆぅー!!!」
ドカーーーン!!!
「「「「っ!?」」」」
「ま、真冬君!?」
真冬は何者かによって突き飛ばされてしまった。
「いったぁ……誰だよ……あれ……?」
「真冬!久しぶりね!」
「こ……。」
「「「「「「こころー!?(弦巻さん!?)」」」」」」
そう……その人物の正体は弦巻こころだった。
つづく
※弦巻こころの急な登場をお許しください。
ということで今回もありがとうございました!
感想などもお待ちしておりますm(_ _)m
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