孤独な剣士と人見知りのウィザード 作:かぴばらの子(活動停止中)
今回は少し変わった展開をお届けします。
それでは本編をどうぞ!
実家に帰って来たから数日の日のことである。
俺は今1人で食材やらお風呂の洗剤やらなんやらで1人で買い物に来ていた。
ちなみに燐子は親との用事のため今日までいないらしい。
少し寂しいけど、明日になれば帰ってくるから安心である。
そんな買い物の帰り道のこと……。
「課題も片付いたし……何しようかな……ん?」
すると真冬は近くの公園で、謎の生物が倒れていた。
よく見ると、色んなところを歩いていたのかかなり汚れていた。
「なんだろう……この生き物……猫……いや犬……というよりどちらでもない気がする。」
形的には全身真っ白で頭と体の大きさのバランスはよく全身毛でおおわれていた。
試しにその生き物を触ってみる。
「……おーい?」
「っ……もぉ……?」
「お、気づいたか?」
どうやら真冬に気づいたらしい。
しかしよく見るとその生き物は完全に弱っていた。
「まずいな……とりあえず家に連れていくか。」
とりあえず真冬はその生き物を家に連れて帰ることにした。
真冬の家……
真冬はその謎の生き物をとりあえず風呂で洗ってあげ、その後真冬はリビングでその生き物を眺めていた。
「……見たことないな……この生き物。」
「もぉー♪」
回復しているのか、元気な姿を見せていた。
「そうだ……ねぇ君、お腹空かない?もしかしたら何も食べてないんじゃないの?」
「もぉー!」
「……と、とりあえず何か適当にあげてみるか。」
真冬はその生き物に適当に食べ物をあげてみることにした。
真冬が持ってきたものは肉・魚・野菜などとりあえずわからないということもあり調理されていないものをあげてみることにした。
「もぉー?」
「とりあえず、ここにあるもの好きなだけ食べていいよ?」
「っ!もぉー!」
するとその生き物は勢いよく真冬が持ってきたものを食べ始めた。
「めちゃくちゃ食うな笑」
数分後……
「もぉ……。」
どうやらいっぱい食べて満足のようだ。
「そういえばお前名前はなんて言うの?」
「もぉー!もうもうもぉーもぉー!(?)」
「「もぉー!」だけじゃ分からないよ笑」
当たり前のように人間の言葉は喋らないようだ。
「……しかし……こんな生き物いたかな……ちょっと調べてみるか。」
そして真冬はスマホでワードを考えながらグーグル先生で調べたり、書斎にある本を1冊1冊見ていったりしていた。
そしてそれをしているうちに次の日になっていた。
次の日……
ピンポーン……
「出ませんね……。」
「真冬さん、どっか行っちゃったのかな?」
次の日……真冬の家の前にはRoseliaのみんなが立っていた。
どうやら今日は真冬の家で次の日ライブの会議などをやる予定を立てていたらしい。
「真冬に限ってドタキャンするかな?笑」
「いや……以外に有り得ますよ?彼なら……。」
「それは言い過ぎじゃ……。」
「あ、そうだ……。」
すると燐子はあるものを取り出した。
「ん?燐子何してんの?」
「あの……実は……真冬君に合鍵を貰ってて……。」
「い、いつの間に……(汗)」
「いや……真冬君が「もし何かあった時のために持っておいて」って言われて貰ったんです……。」
「(もはや結婚してるレベル……。)」
そして燐子はその鍵でドアを開けた。
「おじゃましまーす!」
「真冬さーん!いますかー!」
リサとあこが大声でいう。
しかし真冬の返事は聞こえなかった。
「……寝てるのかな?」
「リビング行ってみます?」
「そうね。」
とりあえずRoseliaはリビングに行ってみる。
「真冬君?」
「……いないね。」
リビングにも真冬の姿はなかった。
「じゃあ2階とかにいるのかな?」
「行ってみようよ!」
「う、うん……。」
そう言って今度は2階を探すことにした。
しばらく探していると、あこは1つの扉が開いていることに気がついた。
「りんりん?あそこの部屋開いてるよ?」
「え?ほ、本当だ……。」
「あそこにいるんですかね。」
「見てみよう。」
Roseliaは恐る恐るその部屋に入る……
「真冬君?……っ!?」
「燐子?……えっ!?」
入るとそこには仰向けになり倒れている真冬の姿だった。
「真冬君!!!」
すると燐子はすぐさま真冬の元に駆け寄る。すると燐子は真冬の体熱くなっておりそして顔が真っ赤な事に気づく。
「真冬君!しっかりしてください!!!」
「あぁ……り、燐子……か?」
「ちょっと!大丈夫!?」
「……頭痛ってぇ……。」
「とりあえず、燐子は下のリビング冷房かけてきて!」
「わ、わかりました!」
「みんな!真冬を下に運ぶよ!」
Roseliaは顔を真っ赤にした真冬を下のリビングまで運んだ。
数十分後……
「っ……あれ?」
「あ、真冬様大丈夫ですか?」
「リサ姉!真冬さん起きたよ!」
真冬が目を覚ますとそこには夏紀とRoseliaのみんながいた。
「……なんでみんなが?」
「真冬君!」
「おっと……燐子?」
目が覚めた事に気づいた燐子は真冬に抱きついた。
「……状況が分からないんだけど。」
「それはこっちのセリフですよ、私達が近江屋さんの家に来て、出ないから白金さんの持ってた鍵で入って見つけたら近江屋さんが倒れてたんですよ?」
「そうだったの?」
「何をしてたらこうなるんですか?」
「あの……白金様?真冬様はどこで倒れてたんですか?」
「え?えっと……確か書斎で……です。」
燐子がそういう。
「ということは真冬様は何かされてたのでは?」
「書斎……あ!あいつは!?」
「?……あいつ……とは?」
「もぉー!!!」
するとその生き物はみんなの前に姿を表した。しかも今は空を飛んでいる。
「え!?何これ!?」
「な、なんでしょうか?」
「……お前消えるのと空も飛べんのか?」
「もぉもぉ♪」
「で、でも……可愛い……。」
そしてその生き物は真冬の元に寄ってきた。
「真冬君?この子は?」
「あぁ、昨日買い物帰りに近くの公園で倒れてるのを見つけたんだ、その時かなり弱ってたから連れて帰って来て風呂入れたり、ご飯あげたりしたんだ。」
「そう……なんですね。」
「それで……あ……そっか……。」
すると真冬はその時の状況を思い出す。
「俺その後……こいつの事を調べるために書斎で本とかで色々調べてたんだ……。」
「もしかして……冷房もつけずに作業してたってことですか?」
「そ、そうかも……。」
それがわかったみんなは安心した表情をしていた。
「近江屋さん。」
「は、はい……。」
「……状況はわかりました、ですがここ最近猛暑が続いているんですからあまりこういうことで心配させないでください。」
「はい……すいません……。」
「燐子笑もう半泣き状態だったけどね笑」
「い、今井さん!///」
「みんな?」
すると友希那が喋りだした。
「ん?どうしたの友希那?」
「言っておくけど、今日の本題は次のライブの会議なのよ?わかってる?」
「「あ……。」」
どうやら真冬の看病で本来の目的を忘れていたようだ。
「真冬?体調の方は?」
「うーん……そんなにだけどまだ頭がフラフラするかも。」
「それじゃあ真冬はもう少し休んでて?会議は私たちだけでやっておくから。」
「お、おう……すまないな。」
「夏紀君、真冬の事頼めるかしら?」
「かしこまりました。」
夏紀は友希那を受けた。
「それじゃあみんな、会議を始めるわよ?」
こうして真冬は夏紀に任せ、Roseliaは次のライブの会議を始めるのだった。
1時間後……
「真冬君?」
「あ、真冬様?起きてください。」
1時間後……Roseliaは会議を終えたようだ。
「ん……終わったの?」
「うん♪バッチリだよ!」
「そ、そう……ならよかった。」
「体は……大丈夫ですか?」
燐子が体の状態を聞く。
「うん、さっきよりはよくなったよ。」
「そうですか……。」
「あの……真冬様?」
「ん?どうした?」
「真冬様が拾ってきた生物について、真冬様が眠っている時に自分も色々調べてみたんです、そしたら100%正しい訳ではないかもですがわかったことがあるんです。」
どうやら夏紀はこの白い生物(今丁度真冬の頭の上に乗ってる)の事について調べていたようだ。
「ほんと?」
「はい、この生物は……「もののけ」ではないでしょうか?」
「「「もののけ?」」」
「もののけって……あのもののけ?」
「はい。」
「夏紀君、もののけって何なのかしら?」
「あぁ、もののけというのは人間に取り憑いて苦しめたり、病気にさせるという……いわゆる妖怪みたいなものです。」
「よ、妖怪……。」
すると何故かリサが青ざめていることに真冬は不思議に思った。
「り、リサ?なんで顔が青くなってるの?」
「え……あの……いやぁ……。」
「リサはこういうのが苦手なのよ真冬。」
「え?リサが?」
「まさか今井様が?」
「う、うん……///」
「「意外(ですね)」」
「ふ、2人で言わないでよ!」
2人で声を揃えて言われたことに少し怒っていた。
「妖怪か…でもどうしてこいつがもののけって言いきれないんだ?」
「それはさっきも言ったようにもののけは妖怪のように人に取り憑くという事がある事があるのですが……それが見られない事……そして俺達全員にこのもののけが見えていることから、完全に妖怪やお化けとは言いきれないんです。」
「なるほど……。」
「もぉー?」
「そういえば真冬?この子に名前とかないの?」
「聞いてみたんだけど、こいつ「もぉー」としか言わないんだよ……。」
「そ、そうなんだ……(汗)」
「あ、そうだ!」
するとあこがこんな提案をする。
「せっかくなので名前つけませんか?」
「名前ですか?」
「はい!」
「いいんじゃね?ないよりかは。」
「じゃあどうする?」
そして突然の名前会議が始まった。
数十分後……
みんなそれぞれ名前を出しあった……
しかしみんな出す名前が長かったりイマイチなものばかりでなかなか決まらずにいた。
「いい名前が浮かばない……。」
「なんか……頭がパンクしそう……。」
「……あ。」
すると燐子が何か閃いたようだった。
「燐子どうした?」
「あの……いいか分からないんですけど……「モア」とか……どうですか?」
「モア?こいつの名前?」
「なんかいい感じじゃない?」
「しかしどのようにその名前が浮かんだんですか?」
「えっと……「もののけ」のもと……真冬君の力でもある……氷……それを英語にすると……アイス……そのアイスのあを組み合わせてみました……///」
「なるほど、もののけと真冬様の能力をかけたんですね。」
「さすがりんりん!」
「あ、ありがとう……///」
「それじゃあこの子はモアということでいい?」
すると真冬達は賛成した。
「それじゃあ決定だね。」
「よろしくなモア。」
「もぉーもぉー♪」
どうやらモアは名前を気に入ったようだ。
「モアって名前、気に入ったみたいだね。」
「ですね笑」
こうして真冬達の間に、モアという仲間が増えた。
つづく
今回もありがとうございます。
しばらくの間この作品を集中して書いていこうと思いますのでよろしくお願いします。
それでは次回もよろしくお願いします。
感想などもお待ちしておりますm(_ _)m
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