孤独な剣士と人見知りのウィザード   作:かぴばらの子(活動停止中)

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?「……やっと帰ってきた……日本に……みんな元気にしてるかな?」




第46話 真冬、楽器を始めるそして……

「うーん。」

 

 

 

ある日、俺は燐子と2人で過ごしていた。

今日はバンドの練習はオフでありゆっくりしていた。

 

 

 

「真冬君、どうしました?」

 

「……なぁ燐子?」

 

「は、はい?」

 

「……俺って……楽器って出来ると思う?」

 

「……え?」

 

 

 

真冬の唐突な発言だった。

 

 

 

「あの……つまりやってみたいって事ですか?」

 

「うん、なんかRoseliaの演奏を聞いてるだけじゃつまらなくなってきてさ……なんなら自分でもやってみたいなって……。」

 

「そ、そうですか……。」

 

 

 

すると燐子はこんな提案をする。

 

 

 

「あの……もし弾いてみたいのであれば……ピアノ……教えましょうか?」

 

「ほんと!?」

 

 

 

すると寝っ転がっていた真冬は飛び起き、燐子の顔に急接近状態だった。

 

 

 

「ま、真冬君……///ち、近いですよ……///」

 

「あ……ご、ごめん……。」

 

 

 

そう言われ真冬は少し下がった。

 

 

 

「で、でも最初から難しいことは出来ないのでまずは基礎から教えていきますね?」

 

「わかった。」

 

 

 

そうして真冬は燐子に基礎からピアノを教わり始めた……。

 

 

 

そして数日後……

 

 

 

「え!?真冬がピアノ始めたの!?」

 

「う、うん……。」

 

 

数日後、練習の後に他のみんなに真冬がピアノの始めたという事を自分の口から伝えた。

 

 

 

「そうだったのですね……少し意外です。」

 

「その意外っていうのやめて笑」

 

「一応今少しずつ基礎から教えて、慣れてきたらレベルをあげていこうかと。」

 

 

 

燐子がそういう。

 

 

 

「まぁ確かにそれの方がいいかもね。」

 

「でもどうして楽器なんて弾きたいだなんて思ったの?」

 

「いや、俺いつもRoseliaとか他のバンドの演奏を聞いているような立場だったじゃん?だから弾くことにも興味が湧いてきて……それだけ。」

 

「なんともシンプルな理由だね笑」

 

「そ、そう?」プルルルル

 

 

 

すると突然真冬のスマホがなった。

 

 

 

「あ、ちょっと失礼。」

 

 

 

すると真冬は電話に出た、すると電話の主は夏紀だった。

 

 

 

「あ、もしもし?真冬様。」

 

「うん、どうした?」

 

「この前お伝えすれば良かったのですが……。」

 

「うんうん……え?そうなの?……うん……今日だったの?」

 

「申し訳ありません……今俺もそちらに向かってるのでもしいたらよろしくお願いします。」

 

「わかった、いたら捕まえとくよ。」

 

「「「「「捕まえる?」」」」」

 

「はい、それでは失礼します。」ピッ

 

 

 

そして電話は終わった。

 

 

 

「あの真冬君?どうしたんですか?」

 

「いや、ちょっとね?」

 

「?……そ、そうですか。」

 

 

 

すると……

 

 

 

「は、離してください!」

 

「いいじゃんか俺らと遊ぼうぜ?」

 

「ん?」

 

 

 

すると少し奥の方で1人の女性が男に絡まれているのに気がついた。

 

 

 

「ま、真冬君……あそこの人……。」

 

「うん、わかってる。」

 

 

 

すると真冬は立ち上がり、あの女性を助けに行こうとした。

 

 

 

「待ってください近江屋さん。」

 

「ん?紗夜?」

 

 

 

すると何故か紗夜も立ち上がった。

 

 

 

「あなたが無理をするとわかった以上、あなた一人に任せられません、私も行きます。」

 

「……わかった……そうだ、みんな?」

 

「?……真冬君?」

 

 

 

すると真冬は紗夜以外のみんなを集め、何かを伝え始めた。

 

 

 

「俺と紗夜であいつらの気を引く……その間にあの人を助けてあげて?」

 

「わ、わかりました。」

 

「おっけー!」

 

「任せて。」

 

「うん!わかった!」

 

「よしっ……そんじゃあ行くぞ。」

 

「はい。」

 

 

 

そして真冬と紗夜は女性の方に向かった。

 

 

 

「すいませんそこの方?」

 

「あぁ?なんだお前ら?」

 

「その子を離してあげて?嫌がってるじゃん。」

 

「なんだぁ?俺がそんなんで離すと思うか?」

 

「じゃあ無理やり離させるのみ。」

 

 

 

すると真冬は男の腕を掴み、女性を解放した。

 

 

 

「いったぁ!何しやがる!」

 

「よしっ、燐子たち!今!」

 

 

 

すると近くでスタンバっていた燐子達が女性を救出した。

 

 

 

「大丈夫?」

 

「は、はい……ありがとうございます。」

 

「真冬君!氷川さん!後はお願いしま

す!」

 

「真冬……?」

 

「了解……っ!?」

 

 

 

真冬は何かを感じ、後ろを向く……すると紗夜がさっきの男に捕まっていた……しかも運の悪いことにその男は包丁を持っていた。

 

 

 

「おい!何してんだ!」

 

「俺の邪魔をしたんだ、これくらい同然だろ?」

 

「な、何を……。」

 

「まずはお前からだ。」

 

「っ!?紗夜!」

 

 

 

すると男は紗夜にナイフを振りかざした。

 

 

 

「(これじゃあ間に合わないっ!)」

 

「っ!」

 

「死ねぇ!!!!」

 

 

 

すると……

 

 

 

「もぉー!!!」

 

「え?モアちゃん?」

 

 

突然モアの体が光だした……

すると何故か紗夜と真冬の居場所が入れ替わっていた。

 

 

 

「何っ!?」

 

「え?」

 

「……なんで?……っ!」グサッ

 

 

 

すると真冬は男の包丁を素手で受け止めた。

 

 

 

「うっ!」

 

「っ!真冬君!!!」

 

「……大丈夫。」

 

 

 

すると受け止めた包丁は刃の先からじわじわと凍り始めた。

 

 

 

「っ!?な、なんだこれは!?」

 

「早く離さないと、お前の体も凍っちまうぞ?」

 

「っ!」

 

 

 

すると男は即座に包丁から手を離した。

 

 

 

「どうする?まだやる?」

 

「……ちっ!」

 

 

 

そして男は逃げていった。

 

 

 

「ふぅ……。」

 

 

 

すると真冬は燐子達のところに戻って行った。

 

 

 

「真冬君……手が……。」

 

 

 

さっき包丁を素手で受け止めたせいで、真冬の手は血だらけになっており今でも出血が止まっていなかった。

 

 

 

「わりぃ……うっかり手で受け止めちまったよ。」

 

「……ちょっと待ってください!」

 

「燐子?」

 

 

 

すると燐子は自分のスカートを少し引きちぎった。

 

 

 

「真冬君……失礼します。」

 

「お、おう。」

 

 

 

燐子はそういうとさっきひきちぎったスカートの布を真冬の手に巻き付け、応急処置のようなものをした。

 

 

 

「そのままではダメです……。」

 

「あ、ありがとう……でもお前のスカートが……。」

 

「大丈夫です……このくらい安いものですよ。」

 

 

 

燐子はそういう。

 

 

 

「そ、そういえば、さっきの女の子は?」

 

「ここにいるよ?」

 

 

 

するとリサがここにいると指さした。

そして真冬はその女性に近づいた。

 

 

 

「君、大丈夫?」

 

「……は、はい……大丈夫……え?」

 

「ん?どうした?」

 

 

 

するとその女性は真冬の顔を見るなり驚いた顔をしていた。

 

 

 

「……ま……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

真冬お兄様……?

 

 

 

「……え?」

 

「「「「お兄様!?」」」」

 

「……え?」

 

 

 

それを聞いたみんなは驚いていた。

 

 

 

「……まさか……。」

 

 

 

数十分前……

 

 

 

「この前言えばよかったのですが……今日妹の千花様が海外の留学から帰ってくるとのことらしいです。」

 

「え?そうなの?……うん……今日だったの?」

 

「申し訳ありません……今俺もそちらに向かってるのでもしいたらよろしくお願いします。」

 

「わかった、いたら捕まえとくよ。」

 

 

 

現在……

 

 

 

「……千花?」

 

「はい……私です……お兄様……///」

 

「も、もしかして……。」

 

「真冬君?その方……もしかして……。」

 

「え?あぁ、ごめんごめん……紹介するね?」

 

 

 

すると真冬は立ち上がった……そして……。

 

 

 

「こいつは俺の妹……近江屋千花だ。」

 

「はい!よろしくお願いします!」

 

「「「「「………………」」」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いもうとぉーーーーーーー!!!???

 

 

 

そしてこの瞬間……Roseliaの叫び声が

そこら中に響き渡った。

 

 

 

つづく




はい、また予告もなしに登場させました……真冬君の妹です……
仲良くしてやってください(?)
ということで今回もありがとうございます。
感想などもお待ちしておりますm(_ _)m

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  • 音とポケモンを操る者を連載再開
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